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〜め

85 「MERRY X’MAS」 the yellow monkey 00/07/18
A「jaguar hard pain」(93/3/1)
 タイトルから「クリスマスソングなのか?」と思わせるが決してそうではなく、コンセプトアルバム
「ジャガー・ハード・ペイン」のラストを飾る曲であり、主人公が愛する彼女の魂を見つけて、こ
の世との別れを歌った曲なのだ。この物語は死んだ人間が生き返るというものではなく、死後
も人の魂は滅びることなく旅立つという物語。それはすごく壮大で非常に美しい世界だった。
183 「メリークリスマス」 南野陽子 00/12/10
A「スノーフレイク」(88/12/14)
 アイドルというのは必ずといっていいほど冬になるとクリスマス関連のCDを出すらしい。しかし
彼女のこの曲は他と違ってかなりメッセージ要素が強く、聴いた後に考えさせられるクリスマス
ソングなのである。そこの君、ボクは決してオタクではないので後ずさらないように(笑)!生ま
れたところが違うというだけで差別が生じてしまう世界に憂いを感じ思いをはせる名曲です!
2302 「Merry X'mas I Love You」 黒夢 06/12/25
S「少年」カップリング曲(97/11/19)
 クリスマスって本来は神聖なものであって、バカ騒ぎするような催しではないはずなんだ。世
間はクリスマスに乗じていろんな風に盛り上げようとしてるけど、ボクもこの主人公のように他人
事のように眺めてた。決して嫌いじゃないんだけど。無邪気にクリスマスを喜ぶ君をずっと守って
生きたい。そんな男の決意が生まれたクリスマスの日。これも、この日のひとつのあり方だよね。
3399 「メリーゴーランド」 SION 10/04/10
A「10+1」(94/10/10)
 人が夢にたどり着けることはないんじゃないかなって気がする。「ここだ」と思える到達点に来
たとしても、どこか物足りなさを感じる。それはその夢を掲げた時から自分も成長し続けている
から。現状に満足できなくなり、その先を目指して人はまた歩き出す。メリーゴーランドのように
その場をぐるぐるまわりながら生きることが、実は望んでいたものだったと気づくんじゃないのかな。
2992 「メリーゴーランド」 ザ・ブルーハーツ 09/02/27
A「TRAIN-TRAIN」(88/11/23)
 公式曲では唯一ではないかと思われるヒロト・マーシーの協作曲。この曲を聴くと「毎日」を
過ごすことによって前に進んでいるわけじゃなくて、毎日その場所をグルグルまわってるだけじ
ゃないか?って気がしてくるから不思議。いや、逆にいつも同じ場所にいられるってことは、実
は幸せなことなんじゃないかって気さえしてくる。人生って案外そんなものなのかもしれない。
649 「Merry-Go-Round」 Razz Ma Tazz 02/04/04
S(96/4/15)
 メロディーがすごくいい。歌われてる内容も切なくてね。星屑のように無数に広がるこの人間
界の中で奇跡的にめぐり逢ったふたり。運命なんて、ふたりをのせて廻り続けるメリーゴーラン
ドのようなもの。でも好きになればなるほど、不思議と別の何かが音をたてて崩れてゆくような
気がするって歌ってる。そんな恋の入り口におそるおそる踏み出した主人公の物語なのです。
4427 「メリハリ鳥」 奥田民生 14/02/01
S「月を越えろ」カップリング曲(99/2/20)
 生きてゆくのが大変だとは言っても、すぐ生き死に直結するほどの過酷な状況で生きている
わけじゃない。その日の餌を必死に探しまわり獲物を捕らえる野生の鳥たちからしてみれば人
間界はなんてメリハリのない世界だろう。その中で生きている俺は何を知ることもないまま、あ
の世の門を叩くなんてまっぴらだ。大空を飛ぶ鳥たちにも一目置かせる、そんな俺になりたい。
4321 「melting」 辛島美登里 13/10/18
A「melting」(02/3/6)
 今まで思い出すたびにつらくなっていたあなたとの思い出が、今やっと私の中で宝石になる。
たとえこの先何年経っても、どこで会ったとしてもすぐにあなただとわかる自信があるよ。あなた
を思い出すたび涙流していた私も、あなたという存在をやっと受け止められるようになったよ。
そんな女性の在りし日の彼との回顧録。アルバムレビューとは別の印象になったのが不思議。
3944 「メロディ」 高橋優 12/10/06
A「リアルタイム・シンガーソングライター」(11/4/20)
 自分の想いをどんな歌や言葉にしようと人と分かち合おうとするのは至難の業だ。その人が
いかに自分を奮い立たせる存在になっているのかをその当人が推し量る術もないのと同じよう
に。限られた人生の出会いの中で、いったい何人が自分を忘れずにいてくれるのか。そして自
分はいったい何人を憶えていられるのか。人生の意味ってそんなところにあるのかもしれない。
4515 「メロディー」 ふきのとう 14/04/30
S(81/5/21)
 人生はメロディーのようなもの。時に山あり谷ありと平坦ではないけど、通過してきたその道
のりがすべていい思い出となってゆくのは、その時「未来」だったはずの「今」があるからなのでし
ょう。あなたの温もりや思いやりを感じられたことが私にはうれしかった。この先も続くあなたと私
のメロディー。肝は「若き日のあなたと私」なのであって「今のあなた」とではないとこだね(笑)。
4862 「Melody」 Mr.Children 15/04/12
S「足音 〜Be Strong」カップリング曲(14/11/19)
 特に大した理由もないのに妙に心が弾む夜がある。そういう時って何もかもがすべてうまくい
ってるわけでもないのに、なぜか根拠のない自信がわいてきたりするんですよね(笑)。この世
に起こるすべてのことに意味があると考えると、今ここにある苦しみもいずれ我が身に来るピン
チに役に立つんだと思えれば、きっと乗り越えてゆけそうな気がします。気だけはします(笑)。
1237 「メロメ」 the yellow monkey 03/11/24
A「8」(00/7/26)
 淋しげなピアノソロで幕を開けるこの楽曲は、どこか北欧を連想させるバラード曲。その世
界は2ndアルバムの歌劇を歌っていた彼らを思い起こさせます。誰かを忘れようとして旅立と
うとする女性。忘れたいのに忘れられないその様を「半分溶けた雪だるま」と表現してしまう
吉井氏の表現力はすごい(笑)。周囲の雰囲気を一瞬にして変えてしまう力を持つ一曲。
3238 「Melon Tea」 米米クラブ 09/10/31
A「5 1/2」(89/11/17)
 傍若無人でロカビリーテイストな作品。CDの向こう側にプレスリー、というよりは小林旭の
ような全身白のスーツで決めたギター片手の渡り鳥の姿が目に浮かぶようです。歌唱から
歌詞カードまでふざけすぎ・・・いや、遊び心満載の彼ららしい曲。昭和歌謡から一転高速
ロカビリーへと変貌し、疾風のように曲が終わった後、唖然としてしまう自分がいます(笑)。
2033 「目を開けて最初に君を見たい」 中島みゆき 06/03/31
S「たかが愛」カップリング曲(96/11/21)
 「目を開けて最初に君を見たい」「目を閉じる間際に君を見たい」それは愛情表現の裏
返しなんだろうけど、これ男が歌ったら妙にクサいというかわざとらしいというか、そんな感じが
どうしてもしちゃう。きっと彼女が男性側にたって歌うから成立するんだろうな(笑)。一日の
始まりや終わりに君を見たい。それがこの男にとって自分を保ち続ける特効薬なのかもね。

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