アルバム紹介では紹介しきれなかった名曲たちを一挙公開!!!!
 
「帰り道」 シングル「巡恋歌」(1978.10.5) カップリング曲
 本当に隠れた名曲で、なぜアルバム『風は南から』に入らなかったのか、疑問が残る曲。
二人の若い男女を男の視点から観たラブソング。ただ浮かれているだけではなくて、「未
来を思うと不安」という部分もしっかり描かれている名曲。最初で最後のセリフ入り ! ! !
 
「冬の海」 シングル「春待気流」(1980.3.20) カップリング曲
 アコースティックギターの音色が心に響くせつない曲。この曲の長渕剛の詞はとても文学
作家的であると思う。A面が「春」を待っているのに対し、この曲の主人公は「幸せ」になるこ
とを待っているようです。また彼の透き通ったボーカルがせつなさを引き出してますね。
 
「夏祭り」 アルバム「LIVE」(1981.3.5)
 夏のせつない情景が恋人同士のふたりを通して想像させられる名曲。この曲はライブ音
源でしか残されていないが、ライブ録音だからこそ曲の表情がこんなに浮き出てくるのでは
なかろうか。帰らなくちゃいけないんだけど帰りたくない・・・って、若き恋だなあ(笑)。
 
「少しだけほほえみが」 シングル「二人歩記」(1981.10.21) カップリング曲
 彼のメッセージが明るく語られている隠れた名曲。ここには彼が歌いつづける理由がちり
ばめられている気がするな。「僕のギターにはいつもHeavy Gauge」とあわせて聴くと非常に
味わいぶかくなること、うけあい。歌いつづけていればきっと笑顔に出会えるだろう!
 
「日めくりの愛」 シングル「花いちもんめ」(1982.4.21) カップリング曲
 とてももの悲しいメロディーと、彼の繊細さがよく表れた超名曲。「君の足音が 聞こえたな
ら 会えない日々が ふと消える」「君の足音が 遠ざかれば会えない日々を また数える」
のくだりはジーンときてしまう。シングルのB面だけではあまりにも惜しい曲。
 
Long Long Time Ago シングル「勇次」(1985.7.22) カップリング曲
 変則のメロディーだが、コーラスワークが美しい。ライブビデオ「JAPAN’92 東京ドーム」で
のこの曲は特に感動的である。状況的には「愛してるのに」に近いかな。もう二度と戻ること
はできないけれど、できたら君と会う前に戻ってもう一度君とめぐり逢いたい・・・せつない。
 

恋というもの

シングル「友よ」カップリング曲 (1995.10.4)

 「わりきれないのが恋というもの」という一節が切なく響くバラード曲。A面の『友よ』とともに
”復活”を感じさせるにはあまりにも切ない曲でしたが、彼の逆に内に秘めたるものを感じた
楽曲です。男と女では大切なものが右と左に別れてる・・・切ないんだけど優しい歌だなあ。
 
「静かなるアフガン」 シングル(2002.5.9)
 静かな喧騒とともに始まる祈りがこもった反戦ソング。しかしただ単に「反戦ソング」という
より聴いたおのおのの人が自分で考えるような歌になっている。一国のトップがスタートボタ
ンを押したことにより何の罪もない少女が死に至らしめられる・・・決して許されないことだ。
 

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