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いたいと

549 「逢いたい」 オフコース 01/12/19
A「STILL a long way to go」(88/6/1)
 吉田拓郎が作詞した、オフコースの中でも異色中の異色な作品。今までの彼らにはなかった
男くささというか「男」を感じさせるものに仕上がっています。この曲は高校時代、初めて彼らの
楽曲出会って初めて買ったアルバムに収められていたのですが、それが残念ながらラストアル
バムにってしまったというボクにとっても想い出深き作品。今聴いても心に響いてくる名曲です。
3450 「会いたい」 沢田知可子 11/05/31
S(90/6/27)
 あなたとはいつまでも一緒に人生を歩いてゆくはずだった。ところがあなたは・・・愛する彼を突
然失ってしまった女性の悲しみを歌い上げた名曲。愛する人の突然の死によって、気持ちをどこ
に持って行っていいかわからずなかなか現実を受け入れられない彼女の気持ちが、だからこそリア
ルに響いてきます。「こんなにも多くの人がいるのに、なぜあなたはいないの?」そんな気持ちが。
3403 「逢いたい」 ゆず 10/04/14
S(09/4/22)/A「FURUSATO」(09/10/7)
 たとえどんなに願ってもこの世から去っていった人にはもう二度と会えない。だから生命には強さ
以上にはかなさを感じるんだろうけど。でもそんなこと頭でわかってはいても「逢いたい」という気持
ちに歯止めをかけることはできませんよね。その人がいようといまいと、いつもと同じように朝が来て
夜が来る。そこに無情すら感じてしまいます。いずれ誰もが通らなきゃならない道だとしても、ね。
1945 「逢いたい気持ち」 GLAY 06/01/02
S(02/7/31)
 自分のせいで終止符を打った恋があった。今はあの時の自分の愚かさを嘆くことしかできないけ
れど、できることならもう一度あなたに逢いたい・・・そんな男の気持ちを綴ったバラード曲。あの時
もあなたは僕に男らしさを求めていたけれど、あなたを思い出すたびにやはり女々しくなってしまう
自分がここにいる。そう、男というのは基本的には女々しい生きものなのだ!・・・ですよね?(笑)
3887 「逢いたい時に逢えない」 奥華子 12/08/10
A「うたかた」(10/8/18)
 あなたが私から遠く離れた場所にいたのは、あなたの夢を叶えるために仕方のないことだとわか
ってた。でも私の中のもうひとりの自分はそれを許せなかった。今の私ならどんなに離れていても大
丈夫だと思える。でもあの頃の私はすべてにおいて不安だった。もしもう一度逢えたら今度こそあ
なたと。全編にわたり抑え目な歌唱が別れを悔やむ女の子の心をリアルに浮かび上がらせます。
3684 「逢いたがる」 SION 12/01/20
A「好きな時に跳べ!」(01/6/16)
 何をしてる時も思い出してしまう君の笑顔。忙しさを装えば装うほど、ますますその笑顔は俺
の心を締めつける。何をしていいのかさえわからなくなり、逢いたくてどうしようもなくなってしまう。
そんなこちらが赤くなってしまうほど熱烈な想いなのに、彼が歌うと「本当にどうしようもないんだな
」と必要以上に感情移入できてしまうのは、彼がいつも心の裏の裏を歌ってるからだな、きっと。
3366 「会いたくて -Lover Soul-」 リンドバーグ 10/03/08
S(93/6/18)
 「2週間ぶりに彼に会える」そんな恋する女の子のうれしさが120%前面に出たラブソング。もち
ろんその裏側には彼に会えない期間の寂しさや悲しみが隠れているんだろうけど、だからこそ彼女
にとって「彼に会えること=日頃の閉塞感が開放される瞬間」なんだろうな。いつも笑顔や素直じ
ゃいられないけど、その苦しみがあるからこそ優しくしてあげたいって気持ちが生まれるんでしょうね。
1513 「逢いたくなった時に君はここにいない」 サザンオールスターズ 04/08/27
A「SOUTHERN ALL STARS」(90/1/13)
 一番愛する人と自分の好きな時に自由に逢えるっていう環境にある時、実は相手のこと、そし
て自分のことってのはよく見えてないのかもしれない。だけど彼女から別れを告げられた時、初めて
男には相手のこと、そして自分のことが見えてくる。分り合っていたはずの二人なのに、そして彼女
は男のことをすべて分かってくれていたのに。悔やんでも彼女と過ごしたあの夏は二度と戻らない。
3949 「愛だけを残せ」 中島みゆき 12/10/11
S(09/11/4)/A「真夜中の動物園」(10/10/13)
 いらないものすべてを取っ払ったとしたら最後に残るのは「愛」だと信じたい。情に冷たい世の中
だ。綺麗事では生きてはいけないと人々は言う。でも皆が一番欲しがっているのは、その綺麗事
の中心にある「愛」という存在じゃないだろうか。人は欲を身にまとって生きている。何かのきっかけ
で絶望に襲われた時そこで欲するのは金でも名誉でもなく心からの「愛」なんだと、そう思いたい。
3016 「I〜誰か・・・」 小松未歩 09/03/23
S(04/10/20)/A「prime number」(05/1/26)
 夢や希望を持つことが生きてゆく証になるんだよ、と教えてくれたあなたはもういない。そんな中
自分がこの世に存在している意味を飲み込めなくなった女性の悲しみを歌った曲。今の彼女に
は街のきらびやかな風景もモノクロにしか見えていないのでしょう。前を向いて歩いてゆくことを教
えてくれた人を失い、もう過去にしか目を向けることができなくなった女性の心情が切なすぎます。
932 「愛着」 村下孝蔵 03/01/21
A「新日本紀行」(91/4/25)
 この楽曲が収められているアルバム『新日本紀行』の名の通り、日本の美しい風景を4分33秒の
中に閉じ込めたような曲です。日本っていう国はよその国に比べて四季がはっきりしています。その
移ろいやすい季節と、移ろいやすい恋心をテーマに絡めて、この美しい楽曲は構成されています。
ただ、こういう日本的な風景を織り交ぜた楽曲が少なくなってきたのは、ちょっとさびしい事ですね。
2292 「あいつ」 風 06/12/15
A「ファーストアルバム」(75/6/5)
 ひとり山に出向き帰らなかった男。友人だった主人公は残された彼の恋人と共に山に供養に来
るんだけど、この主人公、きっと彼の恋人を想っているんだろうな。でもこの世から消えてしまったとい
う絶対的な存在に今生きている人間はどうやってもかなわないような気がする。この先彼との想い
出が生まれない以上、彼女の中で彼との想い出がたとえわずかだとしても永遠に輝くのだろうから。
1724 「あいつの残したものは」 オフコース 05/05/26
S「ひとりで生きてゆければ」カップリング曲(76/5/5)
 若くして亡くなった親友の妹から久しぶりに電話があった。昔彼女に少なからず思慕を抱いていた
けど、親友が亡くなったと同時に彼女は自分の前から姿を消した。久しぶりに聴いた彼女の声は昔
の面影をなくし強くなっていた。今でも自分を愛してくれていると言う。でもあの頃の彼女もそして自
分ももういない。彼女の想い出は若き日に置いてきたはずなのに。複雑な男の心境がそこにある。
4451 「IDEA」 KAN 14/02/25
A「IDEAS」(07/11/28)
 考えることをやめた瞬間にそれは微動だにしなくなる。アイデアとは不可能だと思われる中から生
まれてくるものだ。そこにたどり着けない理由を見つけてあきらめるより、どうやったらそこへたどり着け
るかを考え続けよう。もちろん簡単にひらめくほど単純じゃない。どんなうまい方法を考えたって運に
左右されてしまうこともある。でも考え続けることだけが、物事を変えて打開してゆく力になるんだ。
4032 「アイデンティティ」 サカナクション 13/01/02
S(10/8/4)/A「DocumentaLy」(11/9/28)
 世の中はすべてモノサシで計られている。それに乗らずこぼれおちたものが「個性」なのだろう。周
りと何かを共有しようとするにはモノサシに乗っかってる自分でなければ難しい。他人から見て自分
はどう映るのか?それはある程度必要なこと。「じゃあ自分にしかないものは?」と聞かれればとたん
に口をつぐんでしまう。「自分らしさ」それは他人には理解してもらえないもののことを言うのかもね。
365 「愛という名のもとに」 浜田省吾 01/06/16
A「愛の世代の前に」(81/9/21)
 恋人達はそれぞれの夢のために離れて暮らさなければならなかった。夜明け前の静けさと夜が明
けたらまた離れていかなくてはならない恋人達の葛藤と、それでもお互いを愛していこうという強い
決意が感じられる名曲。アルバム『Sand Castle』ではさらに壮大なアレンジにより、その世界観が
さらに深くなっています。「眠れぬ夜は 電話しておくれ♪」歌うとき、ここが一番難しいのです(笑)。
4906 「愛と遠い日の未来へ」 松任谷由実 15/05/26
A「POP CLASSICO」(13/11/20)
 ノスタルジックに聴こえるのはこの曲が「昭和」を舞台にしたアニメの主題歌だからなのかもしれま
せんが、こういうユーミンの作品が妙に好きです。というよりは、こういう作品を待っていたのかもしれ
ません。近年は妙にポップすぎて肌に、いや耳に合わないというか「時代を意識しすぎているんじゃ
ないか」と思ってたので。今より何もかも不便だった時代にこそ人の本質は隠されてる気がします。
2376 「愛と憎しみのハジマリ」 B'z 07/03/09
A「BIG MACHINE」(03/9/17)
 人類は何十回も失敗をくり返してきたにもかかわらず、またもや同じ過ちをくり返す。混迷極める
今の世界情勢はまさにその集大成だ。だけど彼らはその情勢をそのまま単純に歌詞の中には組み
込まず個人的な歌にする。結局この不安定な世界はすべて”個人的な愛”から始まっている。純
粋な”個人的な愛”が捻じ曲がったものが戦争をもたらすのだと。ある意味、これ真理だと思うな。
2635 「I don't know the truth」 小松未歩 07/11/23
A「A thousand feelings」(01/3/7)
 あなたは何のとりえもない私には手の届かないはずの存在だった。でもそんなあなたがこんな私を
選んでくれた。その理由は何だったのだろう?ただこれから先、もしふたりに終わりの日が来たとして
も私は嘆かない。だってあなたが私を選んでくれたっていうただそれだけで私は満たされていたから。
幸せであるはずなのに不安を感じてしまう、そんな女性の心情がメロディとともに響いてくる曲です。

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