曲のイメージを全編「青」に統一したと言われる2枚目のアルバム。「1.午前零時」 |
は聴いてて不思議と80年代前半の浜田省吾をイメージしてしまうロックな一曲。「2. |
小さな屋根の下」は日常の何気ない幸せを感じる曲。ぜいたくなんかしなくったって |
・・・。「3.まだ見ぬ人へ」はアップテンポな楽曲。まだ見ぬ恋する人へのワクワク感 |
が詰まってる。「4.遠ざかる日」は恋に破れるたび、学生時代に恋してたあの人を思 |
い出す・・・というなんとも切なくも甘ずっぱい歌。「5.浜辺にて」は4曲目までのさわや |
かさをふっ飛ばすほどの悲しいバラード曲。彼を忘れるために浜辺に来た彼女は逆 |
にますます彼への想いを強くしてしまうという涙、涙の歌なのだ。「6.春雨」はイントロ |
のメロディーが忘れられないほど切ない「心がわり」をテーマにした曲。「7.19の秋」 |
は都会に出てきてる若者と故郷で息子を想う母との心のやりとりが胸にしみます・・・。 |
サンバ調の楽曲「8.何故か」は初対面の男に心を許せてしまった女性の想いを綴っ |
てる。「9.未成年」は少年であるがゆえの恋への葛藤、与えることを知らず求めるこ |
とだけを愛だと思って挫折した苦悩を描いてる。そしてラストの「10.歌人」。メロディ |
ー、詞といい、まさに村下節の真骨頂!詞に「酒」が入ると強いなあ、この人は(笑)。 |