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4510 「遠い空」 尾崎豊 14/04/25
S「太陽の破片」カップリング曲(88/6/21)/A「街路樹」(88/9/1)
 人間を信じていたい。そして約束と愛の重さを信じていたい。自分に何ができるのかと問わ
れれば、真っ先に思いつくのは誰かを信じること。時にその信頼を大きく裏切られることがあっ
ても、だからって何でもかんでも最初から疑ってかかる姿勢ほど悲しいものはないよね。せっか
く生まれたんだもの。とことんまで信じてみたい。誰かに「世間を知らないな」と言われようとも。
3434 「遠い空で」 DEEN 11/05/15
S(98/2/18)
 愛しい人が手の届く位置にいるのならば、これほど簡単なことはない(逆に難しいこともあ
るだろうけど(笑))。ただ手の届かない遠い場所にいるからこそ送れる深い愛もあるはずだ
し、その距離がその深みを助長するような気もする。もちろん、離れているからこその不安だ
ってある。だからこそいつも余計に気を遣ってがんばり過ぎちゃう部分もあるんだろうけどね。
2144 「遠い夏の日」 辛島美登里 06/07/20
A「NIGHT & DAY」(94/3/9)
 今は社会の中で揉まれながらも毎日何とか生きてる女性が、学生時代の、自分が一番
輝いてた時期を思い返すメランコリックな楽曲。結局自分の想いを打ち明けることはできな
かったけど、あの人の笑顔が今でも私の元気の源になってるっていうことは事実。想い出の
中には当然つらく悲しく恥ずかしいものもあるけど、逆に力になるものだってあるんですよね。
1268 「遠い街のどこかで・・・」 中山美穂 03/12/25
S(91/11/1)
 遠く離れた街にいる愛しい人に向けて歌われたラブソング。逢いたい時に目の前にいない
人を想う時、その人にたくさん話したいことがあるのに言えない。そのことがさらにその人への
想いを強くしているんですね。愛しい人に逢えない悲しみを心にそっとしまうより、自分自身
の心に素直でいよう。そんな女性の気持ちが伝わってくる曲。なんかジーンとくるんですよね。
3546 「遠い祭」 さだまさし 11/09/04
S「風に立つライオン」カップリング曲(87/11/10)
 「片想い」と「幼き日に見たお祭り」は似ているのかもしれない。両方ともその向こうには自
分の理想とする情景が広がっていて、さらにはそれを今この手につかむことができずにいるとい
う点においても。やがてお祭りの想い出も片想いへの情熱も、いつしか冷めてこの手から遠く
へ去ってゆくのだろう。うまく言葉にはできないんだけど、その悲しみが伝わってくる気がする。
2328 「遠き日」 アンダーグラフ 07/01/20
S「パラダイム」カップリング曲(05/12/14)
 約束を守った君に、約束を守れなかった僕が何をしてあげられるというのだろう?そんな主
人公のやるせなさが十二分に伝わってくるロック・バラード曲。脳裏に浮かんでくるのは君と
過ごした楽しかった日々。そして最後に流した君の涙。できるならあの日に戻りたい。だけど
そこで何ができるというのだろう。君という海に漂い続けるしかない男の悲しみを歌った傑作。
2036 「遠く遠く」 槇原敬之 06/04/03
A「君は僕の宝物」(92/6/25)
 自分の生まれ育った故郷を離れ、ひとり都会で暮らす若者の精神力っていうのは、生まれ
育った場所にずっといる僕にはきっと想像もつかないことなんだろうな。いくら故郷の家族や友
人の支えがあるにしたって、そこで頼れるのは自分以外の何者でもないんだもの。そんな若
者の表情をすごくよくとらえた楽曲。ホント、がんばってほしいなって心から思えちゃうなあ。
2780 「遠くで 近くで」 馬場俊英 08/05/28
A「人生という名の列車」(06/4/12)
 長い間生きてくると、どうやったら楽しくやれるか、どうやったら苦しまずに済むかっていう「要
領よくやる」ってことをおぼえて来ます。確かにそれはそれで必要なことなんだけど、逆にそんな
「要領」すら気にせず身体ごとぶつかっていろんなことを体験してた頃のことが懐かしくなる時
があります。その時だけ心がフッと当時の自分に戻ると同時に、なぜか悲しくなるんですよね。
270 「遠くへ」 浜田省吾 01/03/12
A「J.BOY」(86/9/4)/A「EDGE OF THE KNIFE」(91/9/1)
 この曲には2バージョンあるんだけど、新録音された「Edge〜」の方が壮大で好きだな。学園
闘争のさなか、彼は彼女と知り合い、恋に落ちる。しかし闘争の中で、徐々に彼と彼女との
距離は離れてゆき・・・彼はできるだけ遠くへ行きたいと願う。そんな彼の20才の頃の思いと青
春の光と影が染み込んでいます。名曲「キャンパスの冬」にも通ずる10分を越える大曲です。
307 「遠くまで」 稲葉浩志 01/04/18
S(98/12/10)
 B'zのボーカル・稲葉浩志さんのソロシングル。作詞はもちろん、作曲も彼の手によるもの
である。壮大なロックバラードに仕上がっているが、問題は後半の怒涛の早口攻撃。完全
に「お前らにこれが歌えるかい?」とリスナーを挑発しているようなこのメロディ(笑)。確かに
自分の車についた小さなすり傷をいつまでも気にしていく。やっぱりそんなのゴメンだよなあ。
1592 「遠くまで」 Do As Infinity 04/11/14
S(01/4/25)
 疾走感とともに奏でられたロックチューン。何かを求める歌っていうのはその何かに辿り着
くためにどうするべきかっていうことを歌してるんだけど、その何かに辿りついたとたんまた別の
何かが自分の前にたちはだかるようなそんな感じがします。つまり何かを目指すってのは堂
々巡りであってそれは死ぬまで続けるしかないかもしれない。いや、多分きっとそうだ(笑)。
1616 「遠ざかる日」 村下孝蔵 04/12/08
A「何処へ」(81/4/21)
 生きてゆくほど汚れなき純粋な心を持っていた頃から遠ざかってゆく気がします。学生の頃
この主人公と同じように大人になったら大好きな人と幸せで明るいスウィートホームを持ちた
いなって思ってたっけ(笑)。必ず迎えに来るからと約束して彼女と離れた彼。だけど結局は
迎えには行けなかった。今じゃアルバムの中の君の笑顔が逆に泣いてるようにさえ見えるよ。
2156 「ドーシタトースター」 スキマスイッチ 06/08/01
A「夏雲ノイズ」(04/6/23)
 君のいなくなった部屋で僕はひとりトースターでパンを焼く。君と一緒に買ったものはどんど
ん消えてゆき、このトースターだけが残った。もし壊れて焼けなかったら君が「あきらめろ」と言
っていると思ってあきらめよう、でも焼けたらまだ望みを持っててもいいのかな?彼女をあきら
めようと思いながらも進めないそんな優柔不断な男の表情がによく出てるバラード曲です。
146 「ドーナツショップ」 尾崎豊 00/10/27
A「壊れた扉から」(85/11/28)
 都会の夕暮れ時を思い起こさせる曲を作るのが彼は非常にうまい。この曲も彼の思いが
都会の街並に溶けていくようである。サビのフレーズがスキャットというのも珍しいし、とても染
みてくる。誰もが街の中で何かを探し求めている。でもその探し求めていることを忘れた時に
人は皮肉にも大人になるのかもしれない。だとしたら、別に大人にならなくてもいいな(笑)。
4836 「遠野物語」 NSP 15/03/17
S(82/11/21)
 時代に許されなかった恋。幼い頃許嫁だったふたりは成長し再会する。女は今も慕ってい
いると告白する。しかし家が没落した男は「今は身分が違う」と彼女の想いを断る。だが実
は彼も彼女への想いを隠していた。やがて男は戦地へ出征。しかし彼の想いは時空を超え
彼女を迎えにくる。そんな悲恋を描いた映画『遠野物語』の主題歌。愛は人知を超える。
4699 「遠吠えシャッフル」 スピッツ 14/10/31
A「小さな生き物」(13/9/11)
 「正義」を追求することは本当に正しいことなのか?「正しい」とされることは本当に正しい
ことなのか?なぜ「正しい」「間違い」があるのかといえば人間の願望がすべて「間違い」とされ
てる方にあるからなんじゃないのか。少数意見はいつの世も否定される。それが民主主義だ
と言われればそうなのかもしれないが、それが合っているのか?というのはまた別問題だよね。
2788 「通り雨」 小松未歩 08/06/05
A「花野」(03/9/25)
 手段を選ばず欲しいものを手に入れてきた彼女にとって、彼は今までの計算でははじき出
せないような存在だったんでしょうね。そんな彼だから彼女は自分で思いもしなかったような行
動に出てしまう。「ハプニングは運命がくれた 正直になれるチャンス」ってフレーズが印象深い
な。ハプニングが人の心を丸裸にする。そうなればそこにはもう本音しか残ってないんだよね。
3289 「通り雨」 Mr.Children 09/12/21
A「HOME」(07/3/14)
 死に向かって生きていくしかないのなら、そりゃ最後まで笑って生きて死を迎えられるような
生き方が一番いいに決まってる。もちろん人生はそんなに甘くはないんだけど。叶わない夢を
見るぐらいなら自分相応の暮らしを追っかけていった方が笑っていられる気もするけど、妥協
のしっぱなしでホントに生きてるって言えるだろうか?嗚呼人生はいつも「あまのじゃく」(笑)。
2756 「通りに立てば」 斉藤和義 08/05/04
S(95/6/25)/A「FIRE DOG」(96/2/28)
 真っ赤なシャツを着て通りに立てば、確かに誰かに見られてるような気がするのはなぜだろ
う?それはきっと自己顕示欲というか自意識過剰というか単なる気のせいなんだろうけど心
のどこかで自分という存在を世に知らしめたいという、心の奥底の欲望の表れなのかもしれま
せん。ただ結局人間素っ裸になった時に何ボのもんじゃい!これに尽きると思います(笑)。
2933 「DAWN PURPLE」 松任谷由実 08/12/30
A「DAWN PURPLE」(91/11/22)
 この夜が明けたらあなたを長い旅へと送り出さなくてはならない。だからいつもより余計にあ
なたを近く感じたい。そしてまたいつか会える日を信じて待っている。そんな女性の想いを綴
った壮大な曲。「明日に向かい別離してゆく恋人たち」を歌ってるけど、実は誰もが今日とい
う日から明日へ向かう旅立ちを毎日繰り返しているってことにハッと気づかされるんですよね。

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