7thアルバム
 ベスト盤「めずらしい人生」を挟んで第2期のKANのスタートともいえるアルバム。男の欲望を
歌った「1.丸いお尻が許せない」は今までになかったタイプの楽曲。まるで世の中は女性のお尻
で廻ってるかのような歌だ(←どんな歌だ!(笑))。「2.まゆみ」は友達以上恋人未満の女の子に
向けて語りかけるように歌った名曲。このメロディーライン大好きです。「3.香港SAYONARA」は彼
が香港に旅行した時の思いを歌にした曲。「4.MOON」はまるでASKAの曲じゃないかと思ってし
まうほど、愛する人を守る男を歌ってる(め、めずらしい←失礼!)バラード。その歌唱も世界観
も、男のボクが聴いててもうっとりしてしまうほどだ(笑)。そしてこのアルバムで一番ボクの心を
串刺し(しかも「つくね」←意味不明(笑))にした「5.君がいなくなった」は彼の楽曲の中でも屈指の
名曲。そう、あともう少し勇気があったら・・・そんな想いはもううんざりだが、それでも繰り返して
しまうなあ、やっぱり(苦笑)。「6.孔雀」はダンサブル・チューン。彼の音楽の風呂敷に大きさに
驚いてしまう一曲ですなあ。「7.Day By Day」はボーカルを前面に押し出したバラード曲。離れて
暮らす恋人への想いを綴った、とてもジーンとなる楽曲。そしてタイトル曲「8.TOKYO MAN」を聴く
たび、あいつらどうしてるかなあ・・・と滅多に会うことのない友人を思ってしまう。仕事に追われる
日常の中で、あの頃の想いがどんどん遠くへ行ってしまうような、そんな感じのする曲。「9.死ぬま
で君を離さない」「5.君がいなくなった」のような結末にならなかった、幸せな歌だね。そう、一緒
にいるうちにだんだん空気というか、いて当然のようになってしまうんだよね。でもたまには意思を
言葉で示さなきゃならないかもなあ(笑)。ラストを飾る「10.KANのChristmas Song」を聴くと、「ケン
タッ○ーフライドチキン」のCMを思い出す(笑)。なんか静かな幸せを感じるな、この曲。
「TOKYO MAN」
1993年2月25日
 
 
1. 丸いお尻が許せない
2. まゆみ
3. 香港SAYONARA
4. MOON
5. 君がいなくなった
6. 孔雀
7. Day By Day
8. TOKYOMAN
9. 死ぬまで君を離さない
10.KANのChristmas Song
 
 
 
 

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