ベスト盤「めずらしい人生」を挟んで第2期のKANのスタートともいえるアルバム。男の欲望を |
歌った「1.丸いお尻が許せない」は今までになかったタイプの楽曲。まるで世の中は女性のお尻 |
で廻ってるかのような歌だ(←どんな歌だ!(笑))。「2.まゆみ」は友達以上恋人未満の女の子に |
向けて語りかけるように歌った名曲。このメロディーライン大好きです。「3.香港SAYONARA」は彼 |
が香港に旅行した時の思いを歌にした曲。「4.MOON」はまるでASKAの曲じゃないかと思ってし |
まうほど、愛する人を守る男を歌ってる(め、めずらしい←失礼!)バラード。その歌唱も世界観 |
も、男のボクが聴いててもうっとりしてしまうほどだ(笑)。そしてこのアルバムで一番ボクの心を |
串刺し(しかも「つくね」←意味不明(笑))にした「5.君がいなくなった」は彼の楽曲の中でも屈指の |
名曲。そう、あともう少し勇気があったら・・・そんな想いはもううんざりだが、それでも繰り返して |
しまうなあ、やっぱり(苦笑)。「6.孔雀」はダンサブル・チューン。彼の音楽の風呂敷に大きさに |
驚いてしまう一曲ですなあ。「7.Day By Day」はボーカルを前面に押し出したバラード曲。離れて |
暮らす恋人への想いを綴った、とてもジーンとなる楽曲。そしてタイトル曲「8.TOKYO MAN」を聴く |
たび、あいつらどうしてるかなあ・・・と滅多に会うことのない友人を思ってしまう。仕事に追われる |
日常の中で、あの頃の想いがどんどん遠くへ行ってしまうような、そんな感じのする曲。「9.死ぬま |
で君を離さない」は「5.君がいなくなった」のような結末にならなかった、幸せな歌だね。そう、一緒 |
にいるうちにだんだん空気というか、いて当然のようになってしまうんだよね。でもたまには意思を |
言葉で示さなきゃならないかもなあ(笑)。ラストを飾る「10.KANのChristmas Song」を聴くと、「ケン |
タッ○ーフライドチキン」のCMを思い出す(笑)。なんか静かな幸せを感じるな、この曲。 |