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〜ま

1843 「MARIA」 hitomi 05/09/22
S(00/9/20)
 自分の理想を常に持ちながら現実を進んでいこうとすればするほど、手痛い現実にぶつかって
傷を負うことがある。いや傷だらけになるんだろうな、きっと(笑)。だけどそんな自分をいつでも優
しく包み込んでくれるような存在が見守ってくれているのだとしたら、どんな困難の中でも僕は進ん
でいくことができるだろう。そんな主人公の想いが伝わってくる気がするロックチューンなんですよね。
260 「MARIA」 南野陽子 01/03/02
A「Gather」(90/6/23)
 壮大な曲である。少女が大人になるに連れて重ねてゆく恋の遍歴を綴った7分にも及ぶバラー
ド曲。そして作詞・作曲は飛鳥涼。「この人こそ!」と思って出逢ったはずなのに、その人と想いを
遂げることが出来ずに、また彼女は自分の心奪ってくれる人を待つ。そこには恋に傷つきながらも
大人になってゆく少女が思い浮かんでくるのです(←決していやらしい意味ではありません!(笑))
509 「MARRIAGE」 尾崎豊 01/11/07
A「誕生」(90/11/15)
 彼が「結婚」をテーマに歌った唯一の楽曲。それは決して騒がしいものではなく、さびしさを抱え
たふたりが出会い、お互い言葉がなくても寄り添っていられるような関係。それが当時の彼の結婚
観であるような気がする。「好き」って気持ちだけじゃ長く一緒にいるのは難しい。お互いの欠点を
理解しつつ、それをひっくるめて相手を理解する事が「結婚」というものの意味では?と思います。
2881 「丸いお尻が許せない」 KAN 08/11/08
A「TOKYO MAN」(93/2/25)
 その存在すべてが輝いて見えるあの娘を手に入れたい!という男の願望が詰め込まれたポップ
ソング。かなりダークな偏愛、というか歌詞だけ読むとかなりアブない男の暮らしぶりが歌われてる
んですが、メロディーやアレンジ、そして彼の歌声によってそれがすごく柔らかく優しいものへと変換
されてる気がしてくるから不思議。どう転んだって世の中、突き詰めていきゃお尻なんです(笑)。
4771 「まるで誰かの話のようだね」 SION 15/01/11
A「Kind of Mind」(12/7/25)
 陽のあたる道にきらきらと光り続ける氷よりも、陽があたらず木陰でとけずに残っている雪にこそ
共感できる何かがある。人知れずひっそりと、でも心の底から思う「本当」がそこにある。僕らは本
当はいつも一緒にいたいのに、それをまるで罪のように感じてしまっているよね。無尽蔵に与えら
れているようでいて実は限られた時間の中で、僕たちは愛おしく切ない時間を今日も育むんだ。
4580 「回るよ世界」 鶴 14/07/04
A「浪漫CD」(06/9/13)
 普段は気づかないけど世界は僕らを乗せていつも回り続けている。幸せがいつまでも続かない
のは地球が回り続けていることとまったく関係がないとは言えないんじゃないかな。時間が止まって
くれないように幸せな状態も止まってはくれない。悲しみもいつかやってくる。そんな時、僕は地球
が終わる時に何をするかを考えるんだ。そして今を笑って過ごそうと思えるんだ。もちろん、君とね。
54 「満月」 松坂晶子 00/06/11
A「夢を眠らせない」(94/6/17)
 ある日ラジオからふと流れてきた曲。ダイナミックであり、かつメロディアスなこの曲にぞっこん(死語
?)になってやっと歌手が判明した曲。当時ボクは夜学の学生でしたが、この曲を何度もリピート
して聴いていた記憶があります。愛されているはずなのに、今までの遍歴からこの愛の行く末にお
びえる女心が描かれてる。吸いこまれていくような、不思議な魅力を持っている名曲ですよね〜。
1568 「満月電車」 爆風スランプ 04/10/21
A「I.B.W」(89/11/1)
 仕事で帰るのが遅くなってしまった男と、男が自分の誕生日を忘れてると思いこんでいる女をつ
なぐ「満月電車」を歌った一編。彼が彼女のために買ったダイヤが輝きを増すたびに、彼女が用意
した食卓のキャベツがひからびてゆく。う〜ん、言葉にはしにくい独特で美しさすら感じてしまうこの
表現、そしてこの淋しい雰囲気、浮遊感がまたたまらなく響いてくるんです。悲しいんですけどね。
3499 「満月と夜の詩」 千綿ヒデノリ 11/07/19
A「rule」(05/10/7)
 自分の存在意義を考える。いったい何のためにここにいるのか?普段の煩雑な暮らしの中では
そんなこと考える余裕さえない。もしかしたら考える余裕などないほうがいいのかもしれない。だって
いくら考えたってその答えが出てくるあてもないし出てきたとしてもそれが正しいのかさえわからない。
ただひとつわかることと言えば「自分の存在がいつも誰かの喜びに繋がっていてほしい」ということ。
4511 「満月に吠えろ」 チャットモンチー 14/04/26
S(12/2/1)/A「変身」(12/10/10)
 この先の人生をきちんと歩いてゆける保証なんてどこにもない。だから誰かにもらう「信じていれ
ば大丈夫」なんてセリフを鵜呑みにしちゃいけない。もちろん誰かのくれる言葉が力になることもあ
るだろう。でも最終的にそこを歩いてゆくのは自分でしかないんだからね。満月はそんな僕らを見
下すかのように夜空に勝ち誇りその姿をさらけ出す。満月に吠えろ。その反骨心が力になるんだ。
1194 「満月のフォーチュン」 松任谷由実 03/10/12
A「天国のドア」(90/11/23)
 恋人たちが付き合い出す瞬間の、まさにその一瞬を歌にしたような名曲。「あなたがあなたでは
なく 私が私でなく」というフレーズには、確かにそうかもしれないと思います。今までは友達として
見ていた相手が、これからは恋人同士になる。なぜか運命のようなものを感じてしまうその瞬間。
今まで見ていた相手が違って見える。う〜む、いい意味で重箱の隅をつついてくるんだよな(笑)。
3967 「満月の夜」 宇宙まお 12/10/29
A「風とどこかへ」(12/4/4)
 いくら歩いても目指すべき場所を見つけることがきでない。自分なりにどんなにがんばってみても
その努力が報われない結果に終わってしまう。でもそんな時、ふっと見上げた夜空に満月がのぼっ
ていると「何とかなりそうな気になる」のはなぜだろう?生きている以上その歩みを止めることはでき
ない。何とか歩いて行かなきゃいけないんだよね。満月は実に不思議な力を持っている気がする。
3744 「満月よ照らせ」 B'z 12/03/20
A「ACTION」(07/12/5)
 「いじめ」の対象になりたくないからその「いじめ」の輪に加わる。ところがいつしかその「いじめ」られ
る対象に自分がなった時、初めてそこで自分がいかに無神経に人を傷つけていたかを知る。集団
「いじめ」の大多数の構図ってきっとこうなのだろう。人を傷つけておいて、そのままで済むはずはな
い。でも気づいてからでは遅い時がある。傷つけられた心を取り戻すのはそう簡単じゃないからね。
3998 「Monday Morning」 尾崎豊 12/11/29
A「放熱への証」(92/5/10)
 休み明けの仕事は普段よりさらに鬱積した気分になる。それはきっと仕事が休みになったことで
頭がいったんリセットされてしまうからなんだろうな。いっそのこと休みなしで働いた方が精神的には
楽なのかもしれないけど、頭がそれを許さない(笑)。できれば苦労することなくゴールに辿り着きた
いよね。でもそんなゴール、本当のゴールじゃないんだ。と心でわかっていながらも、やっぱり・・・ね。
3748 「まんまる」 さだまさし 12/03/24
A「ADVANTAGE」(85/6/12)
 誰でも持っているはずの「まんまるなしあわせ」の素質。だけど誰も傷つけず、誰からも傷つけら
れず、すべての人が笑顔で生きていける社会って本当にあるだろうか。そりゃあそうなることが一番
いいに決まってる。だけど現実は誰かの犠牲の上に誰かの幸せって成り立つようにできてる気がす
る。僕がこうしてパソコン打ちながら音楽について語れる幸せだってきっと誰かの犠牲の上に、ね。

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