11th アルバム 「ELEVEN」(2000/12/6)

 
 B'zの11枚目のオリジナルアルバムということで、タイトルは素直に『ELEVEN』と
つけられている。シングルにしてもおかしくない程の出来な「2.Seventh Heaven」
軽快なロックチューン。もやもやしてたものが吹き飛ぶようなそんな爽快な楽曲。
バラードシングル「4.RING」は曲調が複雑でかなり聴きこんでから好きになった曲。
悪魔に心を売ってでも君を愛する・・・狂ったようにも思えるけど、それが人の本質
なのかもしれない。「7.May」はB'z版のラップのような感じがします。別れてしまった
恋人を想う虚ろな男の表情が浮かんできます。夢で見るしか彼女に会えない男の
悲哀が・・・。つづく「8.juice」は極太ハードロックナンバー。ハートにズシン!と響く
ぜ。ロックバラード「9.Raging River」はなんと7分にも及ぶ大曲。すべて洗い流して
最初からやり直すことができるのならば、できればしたいよね。このアルバムで一
番のお気に入りである「12.Thinking of you」は、確か彼らの公式ホームページで期
間限定で流されていた男の哀愁漂うナンバーで、歌が心に突き刺さります。あまり
にも詰め込まれるものが多すぎて、次から次へと大事なものを忘れてゆくようなこ
の感覚・・・わかります!(笑)そしておおとりは「14.今夜月の見える丘で」。キムタ
ク・常盤貴子のドラマ「Beautiful Life」の主題歌にもなった曲で、彼ららしいミディア
ム・ロックナンバー。ただ上記以外の曲はあまり感じるものがなかった複雑な一枚
でもあります。もっとわかりやすいメロで勝負してくれ!とまた勝手なことを(笑)。
1. [T]
2.Seventh Heaven
3.信じるくらいいいだろう
4.RING
5.愛のprisoner
6.煌く人
7.May
8.juice
9.Raging River
10.TOKYO DEVIL
11.コブシヲニギレ
12.Thinking of you
13.扉
14.今夜月の見える丘に
 

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