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〜しんす

2068 「深愛」 Say a Little Prayer 06/05/05
A「like」(98/8/5)
 夢の中では何度も愛の言葉を交わして恋人同士なのに、実際はただ影からあなたを見てる
だけの私の片想い。う〜む、まるでそれは少年時代のボクのようではないか(笑)。ずっと片想い
ままでいる状態って、言い換えればもし気持ちを明かして願いが通じなかった自分を悲しみたく
ないからなのかもしれない。そして片想いの時こそが相手に一番深い愛を送れる瞬間かもね。
4789 「しんきろう」 熊木杏里 15/01/29
S「流星」カップリング曲(06/5/24)/A「風の中の行進」(06/9/21)
 夕陽になぜ悲しみを感じるのか。それはこれから始まる「朝陽」ではないからなのだろう。今
日一日にあった出来事を思い出させ、もう変えることのできない、終わってゆくしかない一日
の終わりを思い起こさせるからなのかもしれない。これだけ多くの人々はどこへ帰ってゆくのか。
もちろん大抵の人が家路をたどるのだろうけど、その心たちはどこへ行こうとしているのだろう。
949 「Singin' In The Rain」 PERSONZ 03/02/07
A「DREAMERS ONLY」(89/12/6)
 おもちゃの演奏隊が奏でるようなイントロから始まるロックバラード。悲しい想いを雨の中ただ
ひとりで歌う。まるでこの世に自分ひとりだけになってしまったようなそんな感覚。このパーソンズ
というバンドは、どちらかというとハードな演奏をするロックバンドなのですが、こんなにもジワジワ
と心に侵入してくるような味わいの楽曲も歌えるバンドなのです。いや〜染みますね〜(笑)。
877 「Thinking of you」 B'z 02/11/26
A「ELEVEN」(00/12/6)
 仕事に疲れた時の境地って、この楽曲の主人公の感情に近いんではないかな。見るものや
感じるものがすごく遠くに見えるっていうのはよくわかります。そして次から次へと何かを忘れてゆ
く感覚。ボクの20代前半っていうのはまさにこんな感じだったな。「ベッドにはりついた だるい体
をひきはがすように 今日も起きあがる」そして今のボクの目覚めも、いつもこんな感じだ(笑)。
560 「Think of Earth」 TMN 01/01/05
AEXPO」(91/9/5)
 実はこの曲すごく長いんですけど歌が出てくるのが本当に最後の方だけなんです。でも逆に
歌われてる時間が短い分、そのメッセージが余計なものを含まず、ストレートに胸に響いてくる
のです。まるで宇宙からこの病んだ惑星を眺めているかのような錯覚すら感じます。「地球」と
いう日ごろ我々が忘れかけてしまっているこの母なる大地について、もう一度考えてみようよ。
4459 「Sing Together Now」 KATSUMI 14/03/05
A「ONE」(91/2/27)
 時には妥協しあきらめて嘘をついてまで生きてきた。でもそんな者にも絶対に裏切ることがで
きぬ存在がある。それが「自分自身」という最も手ごわい相手。本当にたどり着きたかったのは
そこなのか?いいや、そうじゃない。「ここぐらいでいいだろう」と自分に対して必死に嘘をついて
いやしないか?狂ったふりをしていたとしても、最終的にはそれはすべて自分に返ってくるんだ。
4886 「シングルベッド」 シャ乱Q 15/05/06
S(94/10/21)
 あの頃の俺はとにかく今から抜け出したがっていた。そんな俺を支えてくれてたのはお前だった
な。さほど運命的な出会いでもないありふれていた恋だったのに、お前がいなくなった今もお前
が頭から離れていかない。次の恋をしようとしてもお前と比べては身を引いてしまうんだ。そんな
男の未練唄。個人的につんくさんより、カラオケで歌いまくってた友人の声の方が強印象(笑)。
3625 新月」 スピッツ 11/11/22
A「とげまる」(10/10/27)
 まるで永遠に終わりのない輪の中に放り込まれたかのようなグルーブ感が印象的な楽曲。人
が自分を変えようとする時、それはどん底の孤独に落ちたり、このままじゃいけないと思う「負」の
状態の時なんだよね。できれば苦しみなんて避けて通って行けた方がいいに決まってる。でもど
こかで壁にぶち当たらなければ、結局はその先へ行くことが難しくなるとは、皮肉なものだよね。
4677 「信者よ盲目であれ」 back number 14/10/09
S「恋」カップリング曲(12/3/7)
 いろんな不安が生まれてきて実際今していることでさえ正しいのか間違っているのかわからな
い。誰かに「それが正しい答えだよ」と諭してもらえれば、きっともっと安心して没頭できるんだろ
うけど。残念ながらそんな便利なアドバイスなどない。逆に同情してくれる声を待っている自分
に腹が立つ。見える不安に目をつぶり今できることを実行していこう。きっと道は開けるからさ。
559 「真珠色の革命時代」 the yellow monkey 01/01/04
A「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE」(92/6/21)
 イントロを聴くだけでその場のすべてがパールライトに染められてしまうような感覚に陥ってし
まうのだ(笑)。以前行われた武道館ライブ「メカラ・ウロコ 7」では大オーケストラをバックに実
に壮大な楽曲に仕上がっていたのだ。これは必見。実は1stアルバムの楽曲たちって少し苦
手目な曲が多いんですけど、この曲は大好きですね。まさにパーツライツ!(←は?(笑))
2828 「新宿ララバイ」 斉藤和義 08/07/15
A「I LOVE ME」(07/10/17)
 親に自分が水商売で生計を立ててることを内緒にしてる少女を主人公にした作品。この
世界がすごくドライに感じるのはきっと新宿って街がすごくドライだからなのだろう。彼女はいつ
も家族のことを想ってるどこにでもいる女の子。だけどどうやって暮らしてるのか、本当のことだ
けは親には言えず黙ったまま。彼のボーカルとメロディーがさらにやるせなさを加速させる曲。
696 「真珠のピアス」 松任谷由実 02/05/21
A「PEARL PIERCE」(82/6/21)
 別れ間際に女性が男性に見せる、ひとつの復讐にも似たおっかない楽曲(笑)。彼にもう
自分には気持ちがないことをわかってるその女性は、彼の部屋にピアスの片方を落とす。彼
が引越しする時、新しい彼女に自分の存在を見つけさせるために。「どこかで半分失くした
ら役には立たないものがある」もしかしたらそのピアスこそ彼女の「心」自身なのかもしれない。
2374 「新春白書」 熊木杏里 07/03/07
A「無から出た錆」(05/2/23)
 とにかく今君に会いたい。その願いだけが今の僕を動かしてる。そんな少年の心を歌った弾
むメロディーが印象的なフォーキーな楽曲。「31より先へ進まないのが数字 次に一日があ
るのは人間」って一節が好きだな確かに数字上だけでは人間は語れないよね。誰かに会
いたい。想いをうまく言葉で伝えられない彼だけどその想いが生きる源になっている気がする。
2212 「信じるところへ」 小田和正 06/09/26
A「K.ODA」(86/12/3)
 自分が絶対的に”信じることができるもの”っていったい何だろう?いや、無意識のうちにその
”信じることができるもの”を意識してるから毎日こうして生きていられるんだろうけど、でもいざそ
れは何か?と尋ねられても、そう簡単に言葉として出てこない。何を言われようと挫けないもの
こそがそれに当たるんだろうけど、ボクの場合はかなりの確率でそれが揺らぐから困ります(笑)。
2973 「しんしん」 ゆず 09/02/08
A「リボン」(06/1/18)
 君は人を愛する苦しみも人を愛する喜びも教えてくれた人。雪が降る中、去年君と歩いた
この道を今僕はひとりで歩いてる。君に会うことはもうできないけど、君はこの胸の痛みとともに
これからも僕の中に生きてゆくでしょう。「君」への回想と共にそんな青年の傷ついた心を歌に
したバラード曲。ただ取り残された”僕とこの街の景色”がどうしようもなく悲しく映ってきます。

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