3rd アルバム
『STRAIGHT』
2003.11.6
 
 
1. blue blue
2. 手紙
3. 真実の口
4. 雪の降らない街
5. まーだだよ
6. INVISIBLE MAN
7. 愛する人よ
8. 背番号[1]
9. 昨日の日のワルツ
10.宝島
11.Holy Snowy Night
12.STRAIGHT
 
 
 
 
 タイトルも示す通り、ジャケットも草野球一色になっております(笑)。でもこの作品群は見事なコブクロ色。
「1.blue blue」は、まだまだ付き合い始めて日の浅い恋人たちのワンシーン。お互いのことがわからないか
ら、いつも手探り状態な僕を許して!・・・という男の気持ち、う〜んわかる!(笑)「2.手紙」は夢に向かって
旅立つ”君”に向けて歌われたエール。”泣いてしまう程辛いのは 一番頑張った日の証”って名句だよなあ。
「3.真実の口」は何かも現実的な現代に向けての警鐘ともとれる楽曲。確かなものじゃなきゃ求めない今の
風潮って確かにつまらないし、さびしいものだよな。「4.雪の降らない街」は、冬の嫌いな彼女にコートをプレ
ゼントするシーンから始まる悲しい別れのバラード曲。「5.まーだだよ」は幼き日のかくれんぼを思い返しな
がら都会の隅でいつか自分を見つけてくれる声を待つ男の心情を綴った楽曲。「6.INVISIBLE MAN」はあ
る日突然透明人間になってしまった男を歌ったポップな曲。「7.愛する人よ」はスタジオで録音されたアコース
ティックなライブ音源。僕は何を唄えば愛する君に届くんだろう?・・・そんなシンプルだけど暖かい演奏が広
がります。「8.背番号[1]」は野球がすべてだった少年を歌ったロックバラード。確かに野球に関係なく、どん
な人にも人生を変える一球があるはずだよな。「9.昨日の日のワルツ」は幼き日の淡い初めての恋心を綴っ
た曲。確かに女の子はわかならい生きものだったなあ(笑)。続く「10.宝島」は少年の頃には綺麗に見えたも
のが、何で年をとるにつれゆがんで見えるようになってしまったんだろう?っていう大人になるってことへの悲
しみを歌ったロックチューン。「11.Holy Snowy Night」はクリスマスの夜の風景を歌った一編。どうして急いで
帰らなきゃいけない時にかぎって決まって仕事が長引くんだろう?(笑)そしてタイトル曲「12.STRAIGHT」
アルバムの集大成であるこの曲には、がむしゃらに夢を追っていた日には持っていた大切な何かが、今で
はもう見つけられない青年の苦悩を描いています。このアルバムの主人公たち、みんな若き日を振り返って
いるよな。ホントはいつまでもストレートに真実だけ追っていれたらいいんだけど・・・考えさせられる1枚です。

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