12thアルバム
 アルバム全体に強いロック色を感じる12枚目であ〜る。この1曲目の「1.ロック試練の恋」
がとても好きなんである。片想いってある意味「戦い」なんだ。しかもあきらめそうになる自分
との戦いでもある。「2.Solitude」は一転、彼女とケンカした後に彼女の存在の大きさに気づく
男のバラード。短い歌だがふ、深い!「3.Rock'n Soul〜」はその名の通りロックンロール。「そ
うさ男はエロがっぱ」なのさ(笑)。「4.Happy Time〜」はシングル曲。とてもビートルズを感じる
楽曲なのです。「憂う背中を3,000円でで押す役目です」・・・アーティストとしての自分を考える
彼らしい潔い一曲なのです。「明日の朝もしも僕が死んでいたら君はどうする?」・・・そんな
一節で始まる「5.50年後も」は素敵なバラード・ラブソング。50年後もふたりでこうして笑い合っ
ていたいもんである(笑)。「6.WHITE LINE」は一種のメッセージソング・・・か?(笑)要するに
彼は警察官に最後の1点の切符を切られ免停になったわけですね。「止まれ」で止まらない
で切符切られるのはもう「運」ですね。でも考えてみればそれを捕まえるために隠れてる警察
ってなんだかおかしい・・・。「7.英語でゴメン」は彼と彼女の信頼度(?)を歌った歌。照れくさく
て、つい英語で言ってしまう彼・・・とてもよくわかる。やさしい歌ですね。「8.車は走る」は槇原
敬之が作詞作曲し、自ら歌った・・・ってこれKANさんの歌ですよねえ?(笑)曲調も歌詞のと
ころどころも歌い方もまさにマッキー(笑)。おもしろいなあ。ラストの「9.紅のうた」は夕陽をテ
ーマにした一曲。夕陽見てるとすべてのことがちっぽけに見えるというのはわかるなあ・・・。
「KREMLINMAN」

1999年4月21日

 
 
1. ロック試練の恋
2. Solitude
3. Rock'n Soul in Yellow
4. Happy Time Happy Song
5. 50年後も
6. WHITE LINE〜指定場所一時不停止〜
7. 英語でゴメン
8. 車は走る
9. 紅のうた
 
 
 
 

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