| オフコースの時代を1箇所分けるとしたら、確実にこのアルバムが分岐点となるでしょうね。このアルバムを最後に |
| 結成当時から小田さんと組んできた鈴木さんが脱退してしまいます。「1.YES-YES-YES」は彼らの代表曲。少し離れて |
| お互いのことを考えてみよう・・・っていうことがテーマ。「2.素敵なあなた」は今ラジオから「新曲です」と流れてきてもお |
| かしくないほど、ナウい曲(←古い(笑))。「3.愛のゆくえ」は誰にも止められない。鈴木さんの高音なボーカルが印象 |
| 的な”何かの終わり”を歌った楽曲。「4.哀しき街」は刻まれるリズムが印象的な大人の匂いのするバラード曲。今まで |
| の彼らにはなかった一曲ですね。「5.揺れる心」は今まで確固たるものだった彼女の愛が揺らぎ始めているのを感じは |
| じめている男の心情を歌った楽曲。「6.きっと同じ」は鈴木さんが3曲目で歌ったように”何かの終わり”をテーマに小田 |
| さんが歌っているショートな一曲。「7.かかえきれないほどの愛」は子供たちのコーラスが心に残る一曲。まさに大きく |
| 包みこまれるような子供たちへの愛を歌った楽曲ですね!「8.決して彼等のようではなく」はホーンセッションを加えた |
| メッセージソング。小田さんのボーカルが突き刺さる一曲です。そしてラスト「9.I LOVE YOU」は代表曲。メロディーの |
| 流れがとてもキレイな一曲ですね。以上がこのアルバムの感想なのですが、全体的に何となく悲しい感じがしてしまい |
| ますね。前作『over』とつづけて本作を聴くと、もう目薬はいりません(←何だか泣けてくるってこと!(笑))。 |