白のジャケットが印象的な4thアルバム。清楚な彼女のイメージがこのジャケットにこめられて |
いるような気がしますねえ。タイトル曲「1.Birthday」は愛してる人にまた会うためにきれいになり |
たいと願う女性の心情を綴ったバラード曲。思い立つ日がその人のもうひとつの誕生日となる。 |
「2.ワンダーヴィーナス」は1曲目とは対照的に「誰のものにもなりたくない」という少々勝ち気な |
(笑)女性を歌ったポップチューン。「3.レイニー・デイ」は迷ってる好きな人に手をさしのべる女性 |
の歌。悩んでる時間を「時間(とき)の水たまり」と表現してるとこがすごいな。「4.See
You Again」 |
は旅立ちを決めた友人にエールを贈る歌。”さよなら”は決して”おわり”じゃない。「5.Calibbean |
Blue」は恋人も仕事も置き去りにしてカリブに来た女性の新たなスタートを歌った楽曲。「6.一人 |
ではいられない」は別れた彼をどうしても忘れられない女性を歌った悲しい楽曲。かしこい女にな |
れない彼女はもうこの街を一人では歩けない・・・。「7.ラプソディ・ラプソディ」は月明かりの元、 |
本性を見せる(笑)女性の想いを綴ったワルツ。「8.星とワインとあなた」・・・なんだかキーワードの |
ようですが(笑)この三つが揃えば私はそれでいいというラブソング。「9.幻」は今アルバム中最も |
哀しみがこみあげてくるバラード曲。あなたが去っていったあと、それまで見てきたすべてのもの |
が幻になる・・・まさに彼女を代表するバラード曲。つづく「10.夕映え」はそんな哀しみを振り払おう |
という想いさえ感じてしまう優しい楽曲。全編が自分にとっての誕生日、つまり新たなスタートをテ |
ーマにしているかのよう。何を隠そう、このアルバムを手にした日に大学の合格が首の皮一枚で |
つながったというボクにとっても記念碑的な作品であったりするのでした(←関係ないけど(笑))。 |