| ジャケットがシックな感じの9枚目のオリジナルアルバム。ジャケットの陰影も手伝って、ちょっと全 |
| 体的に悲しめの印象を受けるアルバムである。が、この雰囲気もとても好きなのだ!「1.Sunshine〜」 |
| はアップテンポのポップソング。憧れてた彼女と付き合うことになった男のハッピーソング。「早稲田に |
| 慶応なんと東大まで一気に合格ったそんなfeeling」・・・天にも昇る気持ちってことね(笑)。「2.牛乳の |
| んでギュー」・・・タイトルからして人を食ったような感じだが(笑)、演奏はジャズっぽい本格派。要は彼 |
| 女よりも背の低い男の哀歌。「がんばれ!」って言いたくなっちゃう。「3.結婚しない二人」は文字通り |
| フリーなふたり。彼のこの恋愛哲学には脱帽してしまう!ただ気弱いところはボクと一緒だね(笑)。「4. |
| West
Home Town」は九州男児の彼の帰郷歌。「5.東京に来い」は地方にいる恋人へ歌った歌。でも逆 |
| に東京で成功するのには、とてつもない大変さも待っていることをさりげなく入れてるところも彼らしい。 |
| 「6.悲しみの役割」はちょっとメロウなメロディーが印象的なミディアムテンポなナンバー。この曲は家庭 |
| ある男を想い続ける女性を歌った歌。聴けば聴くほど切なくなってゆく・・・。「7.ホタル」はアルバム中 |
| 一番アーティストっぽさを感じる一曲。言葉選びもそんな感じがする。「8.Girlfriend」はワルツ調の楽曲。 |
| 「大人の恋」って一体どんな恋なのだろう。30手前になった今でもわからん(笑)。そして壮大な楽曲「9. |
| すべての悲しみにさよならするために」は個人的には名曲「永遠」の続編だと思ってるんだけど、本当 |
| の「優しさ」ってどんな意味なのだろう。このサビフレーズの怒涛のリフレインが繰り返されるたび、ボク |
| の心にもその言葉が突き刺さる。「10.星屑の帰り道」はやさしいフレーズが心を癒すバラード曲。くっつ |
| きそうでくっつかないふたりを歌った、涙出てきそうな一曲。このアルバムの雰囲気・・・好きだなあ。 |