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〜ほしせ

2738 「ポケットカスタネット」 Mr.Children 08/04/16
A「HOME」(07/3/14)
 人と人との繋がりとは、誰かとの寄りかかり合いだと思うのです。たとえどちらかがどちらかを一方
的に引っ張っているように見えても、いつしか引っ張っている方が引っ張られている方に知らず知
らずのうちに助けられているような、そんな気もします。この曲は途中で劇的な変調を遂げますが
同じメロディーでもアレンジが変わるだけでこんなにも印象が変わるのものかと驚かされた曲です。
1314 「歩行者優先」 ゆず 04/02/10
S(03/10/22)
人は生きてゆくために前に進む。でも一歩一歩進んでいくうちに、歩き始めた頃の純粋な気持ち
をぽろぽろポケットから落としながら歩いている。生きていくことって生まれた時が100%で、そこから
いろんなものを減らしながら生きていき、0%になった時天寿をまっとうするものなのかもしれない。
いつか希望通りの場所に辿り着けると信じながら実はだんだん遠ざかざるをえないのなのかもね。
3640 ほこり」 千綿ヒデノリ 11/12/07
A「キセキ」(03/1/24)
 「ほこり」とはどういうものであるべきなのだろうか?長い年月をかけて喜怒哀楽を重ねて、やっ
とそこへ到達できる頃にはもうおじいさんになってるかな(笑)。人生の中で辛いことや悲しいこと
はたくさん起こる。だけどそれをひとつひとつ乗り越えてゆくことで、さまざまな経験が蓄積されてゆ
く。「それらを越えてきた」という事実が、「ほこり」を持てる自分へと近づく道のような気がします。
1872 「誇れるのはたゞ」 小田和正 05/10/21
A「BETWEEN THE WORD & THE HEART」(88/3/5)
 いつも誰かが僕を助けてくれていた。なのに僕はいつも誰かを傷つけつづけてきた。そんな僕が
誇れるものと言えば、いつも自分勝手だった自分をかばい助けてくれた友達なんだと今では思え
るんだ。そんな自戒の念をこめたような静かな一曲。ただ気づいた時にはもうそこには自分を理
解しようとしてくれる人はいなかった、ってなことにならないようにしたいよね。難しいんだけどね。
3253 「ほころび」 Mr.Children 09/11/15
S「箒星」カップリング曲(06/7/5)
 心にできたほころびを自分ひとりで縫い直すのは無理のあることなのかもしれない。最終的には
自分でどうにかするしかないんだろうけど、そのほころびの原因を追っていくと、だいたいは自分以
外の誰かだったりするわけで。しかも困ったことにそのほころびは縫っても縫ってもまたひょこっと現
れるのです。まるでかつて自分が傷つけて別れざるをえなくなってしまった恋人の思い出のように。
1454 「ボサノバ父さん」 ユニコーン 04/06/29
A「おどる亀ヤプシ」(90/11/1)
 思いっきりなごんでしまうようなメロディーに乗せられた、娘を持つ父親のどうにも微笑ましい気
持ちを歌った一曲。娘と母さんは自分の知らない秘密を持ってる。きっと娘が付き合ってるあいつ
のことだろ?なんだよ、オレだけ仲間はずれにしてさあ・・・酒を飲みながらこんなグチを胸の中に
しまってるオヤジの感情がボサノバをバックに綴られています(笑)。さすがはユニコーンだね(笑)。
4216 「地球(ほし)」 いきものがかり 13/07/05
A「NEWTRAL」(12/2/29)
 できればいつまでもそこにとどまっていたい。でも生きてゆく以上同じ場所にいつまでもいるわけに
はいかない。もちろん我を張って居座り続けることもできるだろう。でもそれって「生きている」といえ
るだろうか。時間は限られている。時には遭いたくもない災いに出会うこともあるだろう。でもそれを
乗り越えてゆくことが「生きている」ことになるんじゃないか。今は歩き続けることしかできないけど。
2183 「ほしいもの」 ぶんやともあき 06/08/28
A「笑っていこう」(03/10/16)
 いろんなものが欲しい。でっかいテレビやかっこいい車、テレビに出てくる芸能人みたいなかっこい
い顔、そして何より、泣くことなく幸せに歩ける人生。そりゃあ誰だってほしい。でも言ってるだけじゃ
何にも変わらない。「欲張り」って言葉はいつもあまりいい意味にはとられないけど、それだけ欲しい
ものがあるってことは、裏を返せばそれだけ自分だけの夢をたくさん持っているってことなんだよね。
3760 「星・上を向いて行かなきゃな」 SION 12/04/05
A「好きな時に跳べ!」(01/6/16)
 つらく切ない出来事に打ちのめされて下を向いてばかりいては、いつまでもそこから立ち上がるこ
となんてできない。上を向いて歩いて行かなきゃ、ちょっとしたチャンスを見逃してしまう。ただ、上
を向き続けることはそんなに簡単なことじゃない。実は下を向くって「楽なこと」なんだよね。つらい
ことがあった時こそ上を向く。苦しいことかもしれないけど、それがきっと「生きる」ってことなんだよね。
1973 「星から吹く風」 平川地一丁目 06/01/30
A「えんぴつで作る歌」(04/7/28)
 いつも僕と同じぐらいの愛しさを感じてくれていたと思っていたのに、あなたは僕とは違う何かをい
つからか感じていたんだね。そんな心と心のすれ違いから離ればなれにならざるをえなくなった”あな
た”へ向けて歌われた曲。”あなたが目の前からいなくなった現実”をいつまでも飲み込めない”僕”
の前を、ただ星から吹く風だけが通り過ぎてゆく。アコギ主体だからこその、切ない楽曲なのです。
360 「星屑の帰り道」 KAN 01/06/11
A「東雲」(94/11/26)
 くっつきそうでくっつけない、恋人同士になりたいのになかなかなれない二人の心の揺れぐあいを
歌った名曲。いや、もしも二人が恋人同士になったら何か大切なものを失うかも、と男は思ってい
るのかも?まさに夕暮れ時の河原を二人で歩いているような映像が浮かんでくるんだけど、こうい
う雰囲気って大好きです。ボクもなかなか自分から本題を切り出せないタイプだったからな(笑)。
936 「星屑のステージ」 チェッカーズ 03/01/25
S(84/8/23)
 リアルタイムに聴いてきた音楽の中で「いい曲だな!」って思ったのは、もしかしたらこの楽曲が
一番最初かもしれません。この楽曲は、もうすでにこの世を去ってしまった友人(もしかしたら恋人
かも?)に対して歌っている切ない一曲です。どちらかというとチェッカーズは、ビジュアルとは相反し
て、こういう切なげな曲が実に似合っていたグループだったなあっていう印象がすごく強いですね。
680 「Positions of Life」 徳永英明 02/05/05
A「remind」(00/5/24)
 人生とは山を登るようなものなのかもしれない。当然途中で挫折する事もあるだろうし、時には
転げ落ちてしまう時だってあるだろう。でも大事なのは常に上を目指し続けること。山頂には決し
て「幸せ」が待っているとは限らないけど、生きてる以上頂上を見続けて登ってゆくしかないんだ。
そしてこの世に別れを告げる時もし自分を誇れたら・・・きっといい人生だったと思えるんだろうな。

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