3rdアルバム
 確かに本人の言う通り、男にはちょっと買いづらいジャケットである(笑)。しかしヒジョーにク
オリティーの高い作品群。「1.適齢期 LOVE STORY」はやはり時代を感じさせる打ちこみサウン
ド。「2.君はうるさい」は強気な彼女をある一言で泣かせてしまった気弱い男のラブストーリーで
ポップなメロディーも歌詞も絶品。「3.いっちょまえに高級車」は彼女にゼイタクさせることが愛す
ることだと思ってる男が登場(笑)。「君にはDown 経済的にDown」という詞が笑える。一転「4.フ
ランスについた日」はすごくメロディアスな一曲。こういうメロディーにボクは弱い。「5.WAITING〜
「2.君は〜」に似た感じのシチュエーション。「6.東京のお嬢さん」は「ヤホー ヤホー」である?
(聴けばわかります)。「7.だいじょうぶ I'M ALL RIGHT」は好きなメロディーの一曲。フラれても一
途に愛を捧げる男の歌。・・・が、一歩間違えればストーカーだ(笑)。「8.恋はTONIN'」はアップテ
ンポな楽曲。好きな女の子から別の男との恋の相談をされてノックダウン寸前(笑)。「9.言えず
の I LOVE YOU」はKANの代表曲といっても過言ではないだろう。「あのね、うんとね」となかな
好きな女の子に本題を切り出せない男の切なさを歌った名曲。じれったい(笑)。そしてラストか
はタイトル曲でスローバラードの「10.GIRL TO LOVE」。大好きな一曲です。とにかくこの盤に共通
して言えるのは「男から女への愛」がテーマ。曲調はバラエティーに富みすぎてると思うけど(笑)。
「GIRL TO LOVE」
1988年6月25日
 
 
1. 適齢期 LOVE STORY
2. 君はうるさい
3. いっちょまえに高級車
4. フランスについた日
5. WAITING SO LONG
6. 東京のお嬢さん
7. だいじょうぶ I'M ALL RIGHT
8. 恋はTONIN'
9. 言えずの I LOVE YOU
10.GIRL TO LOVE
 
 

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