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みは〜きみや

1084 「君は雨の日に」 長渕剛 03/06/22
A「風は南から」(79/3/5)
 すごくセンチメンタルな一曲です。僕は彼女を真剣に愛した。でもしだいに変わってゆく君に対し
て僕は同じ気持ちを持続させることができなかった・・・という男の心情を綴った一曲。この曲での
「雨」は、この男の気持ちが徐々に薄れてゆく効果を持っています。君が大人になるたびに・・・つ
まり世の中にまみれてゆくたびに。切ないけどみずみずしい、彼の初期の特徴を表した名曲です。
4999 「君は歌うことができる」 さだまさし 15/08/27
A「第二楽章」(14/9/10)
 自分の言葉で表現する。口じゃ簡単に言えるけど、実際はどうしても周囲に気を遣ったりバラ
ンスをとろうとしてしまったりするよね。もちろんそれをやるかはその人の自由。それを「選べる」って実
はすごく恵まれてることなんですよね。ある国では普通に生きることですら許されぬというのに。生き
てるから自分を表現できる。死んだらそこまで。「歌うことができる」これ以上何を望もうというのか。
462 「君はうるさい」 KAN 01/09/21
A「GIRL TO LOVE」(88/6/25)
 いつも彼女にうるさいことばかり言われてる彼。でも彼女が自分に惚れてるってことだけは確信し
てる彼。ちょっとムッとして本気で怒鳴ったら彼女が泣き出してしまった・・・そんな経験は誰にもあ
りますよね。ボクにもあります(笑)。こんな時って泣き止んでもらうのにひと苦労したりします。どうや
って彼女を笑わせるか、それがコメディアンとしてのボクの仕事なのです(←なに者だ君は(笑))。
2443 「君は穏やかに春を語れ」 さだまさし 07/05/15
A「夢唄」(97/11/21)
 少女が大人として新しい「春」を迎える同時に、少女を懐かしむことしかできない少年の「秋」が
始まる。恋をしていたふたりは、やがてある時を境に別々の道に歩き出してゆく。少年が大人にな
ることよりも、少女が大人になることの方にドラマを感じてしまうのは、やはりボクが男だからなのだ
ろうか?(笑)前を向いて生きる少女と、後ろばかり振り返り生きる少年の姿が印象深い一曲。
586 「君は悲しいギター」 徳永英明 02/01/31
A「BIRDS」(87/5/21)
 初期の彼の楽曲には、本当に片想いの歌が多いですね(苦笑)。でももしかしたら、ラブラブな
歌よりも(←ここら辺の表現がオジさんくさいなあ(笑))、思いの届かない恋の歌ってやっぱり心に
来るものがあるんですね。ボクが好きな歌って、かなりそういう志し半ばにして散っていった恋の歌
が多いですねえ(笑)。サビから最後までにかけての力なく散っていくようなあたりがたまりません。
1277 「君は君でいたいのに」 徳永英明 04/01/04
A「カガヤキナガラ」(03/10/1)
 僕は君が好きだった。だけどそのためにいつのまにか僕は知らず知らずのうちに君を自分の枠の
中にはめこもうとしていたんだ。君がそんな僕の言葉のひとつひとつを黙って聴いてくれていたのは
君の優しさだったということも知らずに・・・男はとてつもない遠回りをして、ようやく彼女は彼女のま
ま、ありのままでいたいと思っていたことに気づくのです。この曲はそんな男の懺悔歌なのです・・・。
3357 「君は恋人で、恋人で友達で」 馬場俊英 10/02/27
S「ティラノサウルスの恋」カップリング曲(97/11/21)
 この部屋から君の荷物が次々と運び出されてゆく。そして君がこの部屋から去ってゆく。君との思
い出が頭をよぎるそのたびに、君がいなくなることを実感する。それは二人で決めたことだし、今さら
どうすることもできないことだけど、今思えば僕は今までさんざん君を裏切り続けてきたんだろうね。
僕はこの後さらに気づいてしまうのだろう。恋人を失う以上に、大きな何かを失ってしまったことを。
3062 「君は五番目の季節」 森山直太朗 09/05/08
S(06/3/1)/A「風待ち交差点」(06/11/29)
 僕には「春夏秋冬」のほかにもうひとつ、君を思い出すたびに訪れる季節がある。それは何の前
触れもなく僕の前に現れ、僕を心を支配し、あげくの果てに「君がここにいない」という悲しい現実
だけを残して、またどこかへと去ってゆく。君と離れてから、もうどれほどの年月が経ったのだろう?
君と過ごした日々を憶えている限り、この季節はこれからもずっと僕の胸に訪れるんだろうな・・・。
3792 君は太陽」 スピッツ 12/05/07
S(09/8/26)/A「とげまる」(10/10/27)
 「あきらめた」と思っても、なかなかあきらめられないことって実は最初からあきらめられないように
できてるんじゃないかな。あきらめかけるのもあきらめきれないものに向かっていくうえでの大切な過
程。思いどおりに運ぶことなんてないのだから。明るく軽快な曲調なれど、ところどころで不安に打
ちのめされてはまた浮かび上がってゆく青年の心。こういうところにスピッツの作品の魅力があるな。
1916 「君は東京」 ゆず 05/12/04
A「すみれ」(03/3/19)
 卒業してから誰よりも早く東京へ出てひとり暮らしを始めた、学生時代に憧れてた同級生の女
の子を歌ったポップな曲。何に縛られるでもなく無責任に流行を気取り・・・彼女はそんな東京の
人になった。モノが手に入るのと引き換えに自分という大切なものを失ってしまった彼女。それにし
ても、北川くんの声で淡々とポップに歌われているのに、なんてはかなさを感じる曲なのだろう?
310 「君は僕の宝物」 槇原敬之 01/04/21
A「君は僕の宝物」(92/6/25)
 「神様ねえもし僕が彼女といること あたりまえに思ったら 力いっぱいつねって下さい幸せの意味
を忘れぬように〜」・・・そうなんです。彼女と一緒にいることって時間を経れば経るほど、本当に当
たり前に感じてしまうものなんですよね。でも出逢った時のあの優しさ、気の使いようがあれば(なん
か言葉の使い方ヘンだな(笑))きっと二人はいつまでもいい関係でいれるのだろうけど・・・ね(笑)。
3463 君は僕のなにを好きになったんだろう」 斉藤和義 11/06/13
S(07/6/20)
 今目の前にいる君はいったい僕のなにを好きになってくれたんだろう?今まで人に裏切られっぱ
なしの人生を送ってきたから、君の僕に対するそのまなざしも「実は・・・」なんて勘ぐってしまう。い
つもなにをするにも中途半端で、欠陥部品を寄せ集めたような僕なのに。だからなぜ僕を好きに
なってくれたのか理由を聞きたい・・・彼は「安心」を求めているんだろうな。たとえ嘘でもいいから。
2621 「君はレースの途中のランナー」 馬場俊英 07/11/09
S(07/4/25)
 「生きる」ってことは、あきらめること、そしてまたそこから新しい何かをスタートさせることの繰り返し
なんじゃないかってこの曲を聴くと思うのです。いつも安定している暮らしって、確かに気苦労もない
し平穏な生活を送れるのだろうけど、でもそれって本当に「生きてる」ってことになるのかな?人はい
つも彷徨う生きもの。だからこそ自分の中で思い通りになる昔の想い出がいっそう輝くんでしょうね。

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