2nd アルバム 『E・B・I・S』 1986年10月10日
 
 
 1stアルバムのタイトルは『シャリシャリズム』。まさに新米感覚だ(笑)。だからきっとこの2nd『E・B・I・S』という
タイトルにも深い意味があるのだろう・・・と思っていたら「事務所が恵比寿にあるから」だって(笑)。そんな考え
てるようであんまり考えていないような2ndです。カールスモーキー石井のけたたましい鳥の鳴きマネ(笑)で始
まる「1.ストップ・ショット」はちょっとエッチなナンバー。しかし彼らの歌には「セクシー」って言葉が多いなあ(笑)。
「2.ミッドナイト・レジスタンス」は疾走感あふれるロックナンバー。夜の街ってなんか自分の中で埋もれていたも
のが吹き出してきそうな不思議な感じがするんですよね〜。「3.OH!」はジェームス小野田が感情の赴くままに
歌ったファンクナンバー。やはりここにも「セクシー」が(笑)。「4.I・KA・SU」ではカールスモーキーの変態っぽい
・・・いや雰囲気のあるノドが聞けます(笑)。かなりナルシストな歌だが米米が歌うと全然イヤミがなく、逆にコミ
カル(笑)。「5.大人物」は遠い空を見つめながら聞くのがお似合い。透き通るような遥かなるメロディーだ。そし
てここで初めてジェームス小野田のちゃんとした歌声が聴けるのだ(笑)。しかしやっぱりナルシスだ(笑)。ここ
ら辺がホントに米米っぽい。「6.晴晴新人類」はいきなり男声合唱団のようなハモりが始まったかと思ったら、ま
るで酔っ払ったような小野田の歌が(笑)。これだからこのバンドは理解し切れない(笑)。そして雰囲気のある
「7.トラブル・フィッシュ」は米米の中でもボク的にフェイバリットなナンバーだ。サックスがいい味出してる。女性
を魚に見立てて「アミにかかったね」と歌うはカールスモーキーの十八番。でもやはりちょっとエッチだ(笑)。
「8.アジテーション」はおそらくこのアルバムの中の小野田氏の曲で一番精神状態よく聴けるんではなかろうか?
(笑)なんかメッセージ性を感じてしまう。「9.グキ・グキ・ウーマン」はサイケな一曲。最後の「グキグキウィーミ〜
ン」ってフレーズが寝た後も残る(笑)。そしてラストは米米史上永遠の名曲(・・・と勝手に思ってるんですが(笑)
「10.STAY」。やっと愛すべき女性に出会えた男の心が歌われています。傷つくことに慣れすぎてしまった男が
彼女に出会ったその喜びと、その裏の悲しみ。この曲のために前の9曲でオチャラケていたんじゃないの?と思
ってしまうほどいい曲です(笑)。まったく摩訶不思議なバンドだなあ。
1. ストップ・ショット
2. ミッドナイト・レジスタンス
3. OH!
4. I・KA・SU
5. 大人物
6. 晴晴新人類
7. トラブル・フィッシュ
8.アジテーション
9..グキ・グキ・ウーマン
10.STAY
 
 
 
 
 
 

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