湯煙のなかで二人は堅く抱き合っていた。 夢彦のものはすでに萎えていたが、真紀先生は夢彦のものをくわえこんだまま強く湿っ たあたたかい草むらをこすりつけていた。 Eカップに成長した豊かな乳房が胸に押しつけられ、肌をくすぐった。 縮んでいた夢彦のものはもぞもぞと動きはじめ、潤んだぬくもりのなかでそりと力を取 り戻した。 「ンフン……鏡君のがおっきい……」 真紀先生はよろこびの声をあげた。 夢彦は真紀先生のヒップをつかみ、動きはじめた。 真紀先生は片足をあげて夢彦に絡みつかせ、律動に応えてきた。 ぐちゅぐちゅとひめやかな音がもれ、波が立った。 夢彦は強く腰を引きつけ、かき回した。 いささか強姦めいた強い仕方であった。 だが、真紀先生は悦びの声をあげ、草むらをこすりつけてきた。 「いい……すてきよ鏡君……」 夢彦の深い律動が湿った奥深くに突き入れられた。欲望にふくらんだ先端が秘肉をこす り、かき回した。 「う――っ……ああっ……あ―――――っ……」 汗ばんだ背中がしなり、自然に腰が突き出し草むらが押しつけられた。 夢彦は真紀先生の腰をつかみ、蛇のように先端をかき回した。 「お―――っ……おうっ……おおうっ……おお――――っ」 真紀先生は激しく背中に爪を立て、背中にしがみついた。両足を絡みつかせ、腰ごと身 体全体を押しつけた。夢彦はたっぷりとヒップをつかんで奥に突き入れた。強い律動を秘 奥にたたき込んだ。 「うおおっ、おおっ、おうおうっおおおおおおおおおっ!」 真紀先生は激しく全身を痙攣させた。激しく夢彦にしがみつき、ヒップをゆさぶった。 そして弓なりになると、ふいにやわらかく夢彦の身体にもたれかかっていった。 「鏡君ったら、知らないうちに上手になっちゃうんだから……」 濡れた瞳が夢彦を見上げていた。 頬は上気し、まぶたは薄赤く染まって潤んでいた。 まだ瞳は浮ついていた。唇も心なしかふるえているようだった。 「やっぱりお孫さんね……先生が見込んだだけあるわ」 真紀先生は唇を近づけた。 情熱的なキスだった。 「もう、ほんとにステキ……絶対先生離さないから」 その瞬間、夢彦は戦慄に似たものを覚えた。 美貌の裏に果てしのない欲望をかいま見た気がして、夢彦は身震いした。 「鏡君、もう一度して」 真紀先生は夢彦のヒップを抱き、草むらを押しつけてきた。 「ねえ、お願い……もっと先生を悦ばせて」 「先生って、淫乱だね」 「淫乱よ、はじめに鏡君を誘惑したんだもの」 「ぼく以外にも誘惑してるんじゃない?」 「鏡君だけよ」 「ほんと」 「ほんとよ。女の子は誘惑するけど、男の子は鏡君一人だけ。だから、お願い」 「そんなにしてほしい?」 「だって約束してくれたじゃない。今夜は悦ばせてくれるって」 「あんまりすると身体に毒だよ」 「鏡君となら平気。元気になるわ」 「じゃあ、ぼくの奴隷になる?」 「もう奴隷になってるじゃない」 「うそ、さっきは女王様になってたくせに」 「だって、鏡君ったらだれかさんに夢中で全然来てくれないんだもん」 「おっぱいがおっきくなってるなんて知らなかったんだもん」 「知ってたら来てくれた?」 「もちろん」 真紀先生はうれしそうに乳房をこすりつけた。 「ああ……気持ちいいよ」 「おっきくなったって感じる?」 「感じるよ」 「わたし、最初計り間違いかって思ったのよ。でも、ずっとおっぱいが張ってきているよ うな感じがしてたから」 「ブラは替えたの」 「もちろん、おっきいのにしたわ。Eカップのにね」 「アイシスの?」 「そう、アイシスの。鏡君のお父さんの会社のよ」 「じゃあ、父に代わって感謝しなきゃね」 「そうよ、感謝してくれなきゃ」 二人は顔を見合って、くすっと笑った。真紀先生の表情からは、女王様ぶった意地悪な 色は消えていた。 「それで、どんな感謝をしてくれるのかしら」 「どんな感謝をしてほしい?」 「わかってるじゃない」 「言わないとしてあげない」 「鏡君ったら意地悪ね。はじめて会ったときはうぶで素直な子だったのに」 「真紀先生の影響を受けたんだよ」 「わたしはそんなに意地悪くないわよ」 「ほんと?」 「ほんと」 笑いながら真紀先生は答えた。 「でも、ほんとにおっぱいおっきくなったね」 「うふふ、そう?」 「うん」 「でも、あまりさわってくれないのね」 「昼間にたっぷりさわったからね。これ以上さわったら形が変わっちゃうよ」 「鏡君だったら形が変わってもいいわ」 「そんなこと言うとまたさわっちゃうよ」 「さわって」 「でも、ほんとうはこっちのほうがいいんでしょう」 夢彦はヒップをつかんでずぶりと突き刺した。 「よくわかってるじゃない」 「あと一回だけだよ」 「一回だけなんて言わないで。何回もして」 「ほんと淫乱だな」 「鏡君のせいよ」 「のぞみさんがもともと淫乱だったんだよ」 「そんなこと言うと、搾り取っちゃうから」 真紀先生は夢彦のものを奥深くにくわえこみ、締めつけた。ぎゅうっと肉壁が迫り、夢 彦はもらしそうになった。 「ああっ、だめだよのぞみさん」 「うふふ、先生だっていろいろできるんだから」 「のぞみさん、色道をやってるんじゃないの」 「さあ」 真紀先生は知っているような笑い方をした。 「ほんとうはしてるんでしょう」 「知らない」 「白状しないと、おっぱいいじめちゃうぞ」 「いいわよ、締めつけちゃうもん」 二人は睨み合った。 先手をとったのは夢彦だった。 両手で乳房をつかみ、ぐいぐいと揉みしだいたのだ。 その上、乳首をくりくりとつまみふるわせた。 たっぷりと張りつめていた乳房を揉みしだかれたうえに、欲望にそそり立っていた乳首 をつままれて真紀先生は声をあげた。すぐさま搾り上げて反撃しようとしたが、その前に 夢彦はバストにしゃぶりついていた。 濡れた舌が乳首を舐め回し、さらに突き立たせた。 「あっ……あっ……ううっ……やめてえっ……」 真紀先生は全身をそらせ、乳首をふるわせながらうめいた。 「ほんとにやめてほしいの? 身体は欲しがっているみたいだけど」 「あっ……あううっ……お願いっ、やめて……」 コリリ、 と夢彦は乳首を噛んだ。 「ひいっ」 真紀先生はぴくんと激しく身体をふるわせた。 夢彦は舌を巻きつけ、激しく乳首をしゃぶりあげた。うめき声とともに乳房は張りを増 し、乳首はその先端をさらにかたくさせて細く尖った。 「のぞみさんのおっぱいって、やらしいんだ。こんなに乳首尖らせちゃって」 「だって、鏡君が、あううっ……」 夢彦はこりこりと乳首をころがし、はじきまわした。 舌と指の両方攻めをされて真紀先生は激しく喘ぎ、うめいた。 背中はえびぞりになったまま、元には戻らなかった。 激しくしなったまま、身体はふるえ、小刻みに律動をくりかえしていた。 「お願い……おっぱいだけでいかせないでえっ……」 真紀先生は夢彦の愛撫に悶えながらか細い声をしぼりだした。 「なにか言った?」 夢彦は両方の乳首をつまみまわした。 「ひいっ……ううっ、いじわるっ……」 「ぼく聞こえない」 夢彦は楽しそうに乳首を引っ張り回した。 「ひいっ、やめてえっ、あひいいいいっ……」 真紀先生はあごをそらせた。 花びらの奥から湯のなかに愛液が流れ込んだ。 夢彦は真紀先生を抱き抱えて端まで歩いていくと、平らな一枚岩の上にかわいいヒップ を預けて激しく律動を打ち込んだ。 岩の上で双球がゆれた。 豊かなふくらみが波うち、ぷるんとはずんだ。 その乳房に吸いつき、夢彦はしゃぶりあげた。 真紀先生は悲鳴をあげた。 夢彦は狂ったように交互に乳房を吸った。 「うっ……ううっ……ほううっ……」 真紀先生は背中をそらせ、乳房を突き上げた。 夢彦はますます激しく吸いついた。 乳暈にしゃぶりつき、乳首を吸いころがした。 火花のような快感がほとばしった。 腰が自然に浮き上がった。 夢彦はバストをつかみ、スパートに入った。 律動が秘肉をえぐり、クリトリスをこすった。 「オオッ……オオッオッ……オオオオオオッ……」 野獣のような叫び声をもらしながら、真紀先生は限りなく高く極限へと昇りつめていっ た。