湯煙が深く立ち込めていた。 その白い霞の上には、遠く夏の星々が覗いていた。 夢彦は恐る恐る、湯のなかに足を入れた。 混浴の露天風呂に入るのははじめてだった。それも夜中の二時という時間帯に入るのは いままでにないことだった。 「先生」 夢彦は小さな声で呼びながら腰までつかって湯のなかを歩いた。 だが、声は返ってこなかった。 まだ着替えの部屋から出てきていないのだろうか――夢彦は思った。 そう思ったとたん、ふいにやわらかいものが双つ、背中に押しつけられた。と同時に股 間のものがぐっと握られた。 「ンフ、もうこんなにかたくしちゃって」 真紀先生だった。 「たくましいのね。今夜はこれで先生を悦ばせてね」 真紀先生は夢彦を振り向かせた。 いきなり首根っこに腕をまわし、ずぶりとくわえこんだ。 「あっ……鏡君のおっきい……」 真紀先生は積極的に腰を揺り動かしてきた。 「いい……カリちゃんが当たって気持ちいい……もっとおしり動かして……」 夢彦は真紀先生のヒップをつかんで腰をゆさぶった。 ぐちょぐちょと先端がなかをかき回した。 真紀先生はアフンアフンと声をもらして夢彦に抱きついてきた。 夢彦は真紀先生のヒップをつかんで抱き上げた。 湯のなかなら浮力があるから駅弁もできるはずだ。 夢彦は完全にヒップを抱き上げて、ゆさゆさとゆらした。 「ああんっ……あんあん……いいっ……もっともっと……」 真紀先生は夢彦にしがみついてきた。 夢彦はさらに激しくヒップをゆさぶった。 「ああっ……いいっ……もっと突いてえっ……」 夢彦は上下左右にヒップをゆさぶった。 真紀先生は喘ぎ、よがり声をあげた。 なかが、ぎゅうっと締めつけてきた。 くそう、負けるか。 夢彦は中腰になって、ズンズンと突きまくった。 「あっあっあっ……いいっ……そうっもっと強くうっ……あい―――っ……」 真紀先生は気持ちよくなって激しく声をあげた。 「そんなに声あげたらだめだよ、先生」 「だって……あそこが気持ち……あうあうあうっ、あひ――っ、い――――――っ」 真紀先生は夢彦にしがみついた。 両足を絡みつかせ、激しく抱きついた。 バストがこすれた。 夢彦はヒップをつかみ、ツボに指を押し当てたまま激しく腰をゆさぶった。 もの凄い律動が真紀先生の奥深くに打ち込まれた。肉襞がぐちゅぐちゅとこすれた。 「ああっ……いいっ……いっちゃういっちゃういっちゃう、先生いっちゃう――っ、あひ ――っ、ひ―――――――っ、イク――――――――――――――ッ!」 真紀先生は長い歓喜の声を放つと、ビクビクと身体をひくつかせていった。