『 巨乳学園 』



 緋色の流線型が闇夜を切り裂いていた。

 助手席に夢彦を乗せた真紀先生のアモーレ・ルージュは、真夜中の山のなかを疾走して

いた。

 だが、真紀先生はハンドルを握っていなかった。

 夢彦のズボンの前を開き、そそりたったものを握ってくわえこんでいた。

 計器パネルの横では、オート・クルージングのランプが点灯していた。

「いい、出したらおしおきよ」

 真紀先生はそう言って夢彦のものを激しくしゃぶりあげた。

「だめだよ、先生、そんなふうにされたら出ちゃう」

「我慢するの」

 真紀先生は激しく首を振りまわして、夢彦のものをしゃぶりまわした。

 夢彦は声をあげた。

 さんざん真紀先生にイカされまくって、夢彦はすっかり敏感になっていた。

 ほんの少しの刺激でもすぐほとばしりそうだった。

 その敏感な頭を、激しくしゃぶられ舌攻めを受けているのである。

「先生やめて……おれ、もうだめだよ……」

「出したらもう一度おしゃぶりよ、いいこと」

 そう言いながら真紀先生はいままで得たことのないほどの感激と悦びに包まれていた。

 中学教師の自分が教え子を舌でいじめているのだ。

 しかも、相手は色道家元の孫である。

 真紀先生は、サディスティックな悦びに舌先をくねらせた。

 夢彦はあうっとうなった。真紀先生の頭をひっつかみ、腰をふるわせた。

 真紀先生はちゅううっと吸い上げた。

「ああっ……だめだよ先生えっ……あうっあうあうっ……」

「我慢するの。出したらもう一度おしゃぶりよ」

 真紀先生は凄まじい音を立てて夢彦のものを吸引した。

 夢彦の腰がふるえた。

 かわいいと真紀先生は思った。

 きれいな顔をして、こんなに悶えちゃって。そんなに気持ちよかったらイッていいのよ。

もう一度かわいがってあげるだけだから。

 真紀先生は舌をぐるぐると回した。

 夢彦がうなった。

 性感が吸い上げられた。

 もう、これでおしまいね。先生の勝ちよ。

 真紀先生はほくそえんだ。

 そのとき、オート・クルージングのランプが点滅と同時に軽やかな電子音を発した。

 真紀先生は口を離した。

 麓の目的地に着いたのだった。

「ンフ、よく我慢したわね。これは我慢したご褒美よ」

 真紀先生は口いっぱいに頬張り、思い切り吸い上げた。

 ほとばしりかけていたものが、一気に噴き出した。

 夢彦は腰をふるわせ真紀先生の頭を押しつけながら、喉の奥に五度目の歓喜を打ち込ん

でいった。

(以下、つづく)


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