真紀先生は荷物を部屋に置くと、すぐにシャワーを浴びに下りていった。 夢彦の部屋は真紀先生といずみの部屋の間だった。 「ここが鏡君の部屋よ」 いずみはドアを開けた。 板張りの部屋だった。 出窓になっていて、涼しい風が吹き込んでいた。 ベッドと机と洋服かけがあるだけの簡素な部屋だったが、素朴でなつかしい香りがした。 夢彦は出窓から外を眺め下ろした。 登ってきた豊ヵ峰の山々が麓まで伸びていた。山麓には小さな町が広がっていた。 「鏡君」 ふいに背中にやわらかいものが押しつけられた。 乳房であった。 いずみが夢彦の胸に腕を回してバストを押しつけてきたのだった。 すばらしいボリュームとふくらみに、夢彦は欲望を覚えた。 「とっても上手なんだってね。のぞみさんから聞いたわよ」 いずみは胸をゆすってみせた。 ノースリーブ越しに乳首がこすれた。 ゾクッと心地よい戦慄が走った。 彼女はノーブラだったのだ。 「鏡君って、胸のおっきな人が好きなんだって?」 「え、ええ」 「わたしも、結構あるのよ。どれくらいだと思う」 「さあ」 「九十五のGあるの」 欲望がはね上がった。 九十五のG――カップでは律子さんに負けているが、サイズでは上だ。 「さわってみたくない?」 「でも、真紀先生が」 「のぞみさんだったら、いまシャワーよ。あの人、三十分ぐらいは出てこないわ」 いずみは夢彦の股間に手を伸ばしてきた。 「ねえ、その間でいいからおしゃぶりだけでもさせて」 夢彦は驚いた。 いままで初対面でいきなりおしゃぶりをおねだりしてきた子はなかったからだ。 「ねえ、鏡くうん」 いずみは甘え声を放ちながら身体をこすりつけてきた。 豊かなバストがぐにゅぐにゅと背中に押しつけられて心地よい。 「じゃあ、胸を見せて」 「さわってくれる?」 「いずみさん次第だよ」 「わたしを試すっていうの? いいわ」 いずみは身体を離した。 ノースリーブの裾に手をかけ、一気にまくり上げた。 豊かなふくらみがぷるんと飛びだした。 それはまるまると大きく球形にふくらんで、ツンと突き出していた。 若々しく張りに満ち、瑞々しく弾力にあふれかえっていた。 「どう? お気に召して?」 いずみは誇らしげに、口許に笑みを浮かべた。 「少し味わってみる?」 夢彦は唾を呑み込んで手を伸ばした。 弾力に富んだやわらかいふくらみに触れた。 ぷりぷりとしたすばらしいふくらみが手のひらに伝わってきた。 凄いボインだ、と夢彦は思った。 律子さんのも結構気持ちよかったけど、この人も結構凄い。 大きさだって、とても律子さんに劣るとは思えない。 夢彦は両手でたっぷりと包み込み、揉みまわした。 「ほんとにGカップなの」 「そうよ」 「でも、Gカップじゃ少しつらくない」 「Gカップじゃないってこと?」 「GGぐらいはあるんじゃないの」 「さすがね。鏡君の言うとおり、GGカップよ。おっきいでしょう」 「うん。それに凄く気持ちいいよ」 「うれしいわ、気に入ってもらえて。きっと気に入ってくれるって思ってたけど」 夢彦はたっぷりとバストを両手で揉みまわし、こねりながらしゃぶりにかかった。乳暈 を口に含み、ちゅぱっと吸っては乳首の回りをぐるぐると舐めまわす。それを左右の乳房 に交互にくりかえしていく。その間中、バストへの愛撫は忘れない。ゆさゆさとたっぷり 揉みしだいていく。 「ンフ……鏡君ってほんとにおっぱいが好きなのね」 「いずみさんはおっぱいさわられるの好き?」 「嫌いじゃないわ……でも、こんなにステキな気持ちになったのははじめてよ」 いずみは夢彦の顔にバストを押しつけた。 九十五センチGGカップのみごとなバストは、揉みしゃぶられていっそう張りを増し、 瑞々しくふくらんで大きく迫り出していた。 夢彦はバストを揉みしゃぶっているうちに、いずみの乳首が左は舌によく反応すること に気づいた。右のほうは逆に舌よりも指のほうがいいらしい。 夢彦は集中的に乳首を攻めはじめた。左の乳首をつまみ小刻みにふるわせ、右の乳首を たっぷりと口に含んでこりこりとはじき、舌で突き上げた。 「オッ……あっ……いいっ……」 いずみはたまらず夢彦の頭を抱いた。 なんて子なの、といずみは法悦のなかにとけこんでいきながら思った。 わたしが一番感じる攻め方をいち早く見抜いて攻めてくるなんて……まるでわたしの胸 を知っていたみたい。いま付き合っている彼よりずっと上手だわ。でも、だめ……それ以 上されたら、わたし思い切り感じちゃう……。 いずみは小刻みに身体をふるわせはじめた。 全身の性感が花開こうとしていた。 それを、いずみは懸命に抑えようとしていた。 だが、その抑制を打ち崩すかのように夢彦はさらに乳首をこすりあわせ、左の乳首をし ゃぶり転がしてきた。 「オッ……オオッ……あっ……」 いずみはあごをそらせ、身をのけぞらせた。 ああ、いいといずみは胸のなかで叫んだ。 いいわ、もっともっと強くころがして、乳首を引っ張って……。 夢彦は声が聞こえたかのように右の乳首をきゅっとつまみ、引っ張った。 「オオッ!」 ビクンとふるえ、いずみは胸を突き出した。 夢彦はそのバストを、両手でぎゅうっと揉みしぼった。 「ほうっ!」 いずみは自分でも出したことなのいほど法悦にうもれた声をあげた。 いままでバストでは感じたことのない悦びがあふれだし、乳首からほとばしった。 なぜだかわからないが、バストが熱く熱く疼ききり、あとからあとから性感が押し上げ てきていた。 いずみはもっとバストを揉みしだいてほしくなって、さらに乳房を突き出した。 ぐにゅうっ! 夢彦はまるで握力計を握るかのようにバストを揉みしだき、しぼりあげた。 「オオッ……いいっ……もっと強く揉んでえっ……」 いずみはさらにバストを突き出した。 夢彦はふいに乳首から口を離した。 いままでたっぷりと唾液で濡らせてきた左の乳首をつまみ、右の乳首をくわえこんだ。 ああ、ばか、といずみは心のなかで怒鳴った。いままででよかったのに。 そう思った直後だった。 夢彦は強く右の乳首を舌ではさみ、ふるわせてきた。そればかりでなく、左の乳首をぐ りぐりと強くつまみまわしてきた。その瞬間、いままで乳首で感じていた喜悦よりもさら に激しい悦びが乳首にほとばしった。 いずみは歓喜の声を散らした。 夢彦はふるわせるだけではなく、舌ではさんで乳首を引っ張り伸ばしてきた。 しかも、左の乳首はぐりぐりとつまみ、強くはじいてくる。 「オオッ……オオッオッ……やめてえっ……」 いずみはまるでクリトリスを愛撫されたときのように悶え、叫んだ。 花芯の底がきゅうっと熱くとろけ、雫があふれだした。 夢彦はこりっと乳首を噛んだ。 同時にきゅっと乳首をつまんだ。 その瞬間、すべての抑制が外れ、抑えられていた喜悦が一気にはじけ、ほとばしった。 「ホオオオオオッ、イ――――――ッ!」 いずみは気が狂ったように叫んだ。 夢彦はぐいぐいとバストを揉みしぼった。バストのなかで疼き滞っていた性感がしぼり だされ、一気にあふれだした。いずみは激しく声をあげ、髪を振り乱した。バストからあ ふれだした性感が乳首に凝集し、気の狂いそうな激しい疼きがいずみを襲った。 「いやあ――――っ、乳首が、乳首が狂っちゃうっ、ほう――――――っ!」 いずみは激しく髪を振り乱し、乳房を突き出した。 夢彦は左の乳首をつつきまくった。ぴちゃぴちゃぴちゃとめった打ちにし、ころがしま くった。そして、右の乳首をつまんだまま、激しく振動させた。そして、最後の性感をし ぼりだすかのように、強くバストを揉みしだいた。 「ほううっ、オオッオオッ、イッちゃうっ、オウオウオウッオオオ―――――――ッ!」 いずみは完全に悶え叫ぶ獣となって、喉の奥から絶頂の声を放ちながら、ほとばしりを 噴き上げていった。