『 巨乳学園 』



 南沙紀インターチェンジでムーサ・ターボは高速を下りた。

 森のなかを抜け山の合間を縫って二二二号線を飛ばし、十一時すぎに瀬田岬に到着した。

 空は晴れていた。

 律子の話していたコテージは陽光を浴びながら丘の上に小さくそびえ立っていた。

 白いこじんまりとした洋風の建物だった。下の砂浜までは階段が伸びていた。

 夢彦は律子につづいて建物のなかに入った。

 たっぷりと明かりを取り入れたダイニング・ルーム、そしてその向こうにカウンター形

式のキッチンが広がっていた。

「こっちよ」

 律子は木製のドアを開けて部屋に入った。

 そこは寝室だった。

 ベッドが二つ並んでいた。

「鏡君のおかげでパンティがびちょびちょだわ」

 律子はどすんとベッドに腰を下ろした。

「鏡君ったらいきなりおっぱいさわってくるんだもん」

 律子は夢彦を見た。

 頬が笑っていた。

「どうする、先にご飯食べる? 一泳ぎする? 食べるんだったらシャワーを浴びてくる

けど。まだお腹すいてない」

「うん」

「じゃあ、一泳ぎしようか」

 律子はタンクトップを脱いだ。

 ぷるんと豊満な乳房が飛びだした。

 それを見ただけで夢彦は欲望を覚えた。

 やっぱでかいよな、と夢彦は思った。

 昨日ゆり子とゆいの胸をさわったからわかるけど、大きさが全然違うもんな。Fカップ

でもかなりでかいけど、GGカップなんて、すげえでっけえもんな。でかすぎて揉んでも

あふれちまうもんな。

 律子は乳首がほんの少し隠れるくらいのきわどいビキニをつけ、ホットパンツを脱いだ。

腰のあたりに結び目があって、ビキニが留めてあった。

「鏡君は着替えないの」

「う、うん」

 夢彦はシャツを脱いだ。ベルトをゆるめ、ズボンを下ろしたが、海パンの前はツンと迫

り出していた。

「あら、鏡君ったらやらしいんだから」

「律子さんの胸見てたらだれでもこうなっちゃうよ」

 律子はくすっと笑った。

「気持ちよくしてあげようか」

「いいよ」

「だめよ、さっき気持ちよくしてくれたからお返し」

 律子は夢彦のものを取り出し、ぎゅっとしごいた。

「あうっ」

「ンフ、ほんと鏡君のってたくましい。夜はたっぷりと楽しませてね」

 律子は夢彦のものをくわえこんだ。

「うっ」

 律子はじゅぽ、じゅぽっと口でしごきはじめた。

 ちょうど心地よく唇で締めつけながらしごいてくる。

「だめだよ、律子さん」

 律子は袋のほうもやさしく揉みまわしてきた。

 そして夢彦のものを細い指で握りながら、ちゅぼちゅぼと吸ってくる。

「あっ……ううっ……」

 夢彦は声をもらした。

 色道の修行で何度もフェラチオは味わっているが、それと比べてもうまい。

 ちゅうちゅうと吸ってはグルグルと頭を舐めまわし、そろりと頭のフチを舐めあげてく

る。

 しかも相手は、セックスとはとても似つかわない高尚な世界にいるはずの天下の海陵大

学の医学部生なのだ。

 その知的な輝きに満ちた真面目な女子大生が、淫乱に夢彦のものをしゃぶりあげてくる

のである。

「ああっ……いいよ……とっても気持ちいいよ……」

 夢彦はあごをあげ、律子の髪を撫でた。

 律子はンフッと声をもらし、たっぷりと頭に舌を巻きつかせてきた。

「ああっ……だめだよ、そんなふうにしたら……」

「わたしの奴隷になる?」

「なるもんか」

 くちゅううっと律子は頭を吸い上げた。

「ううっ……だめっ……もれちゃうっ……」

「じゃあ、わたしの奴隷になる?」

「ならない……うあっ……」

 律子は激しく吸いついてきた。

「ああっ……うあっああっ……だめえっ……」

「じゃあ、わたしの奴隷になりなさい」

「おれはならない……ああっ……ううっうああっ……」

 律子は激しく亀頭をしゃぶりまわした。

 くちゅううっと吸いつき、頭を舐めまわしたのだ。

「うああっ……だめえっ……出ちゃうっ……律子さん出ちゃうよっ……」

「じゃあ、わたしの奴隷になりなさい」

「なるっ、なるからっ」

「じゃあ、奴隷にしてあげるわ。女王様の洗礼を受けなさい」

 律子は思い切り夢彦のものをしゃぶりあげた。

 くちゅううっ!

 激しい音を立てて吸いついた。

 怒張のなかにたまっていた欲望の証が吸い上げられた。

「うああっ、あっ、律子さんっ、うあああっ……」

 夢彦はぶるっと身震いし、律子の頭を押しつけると、ひくひくと腰をふるわせながらド

クドクと歓喜の証を打ち込んでいった。

(以下、つづく)


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