『 巨乳学園 』



 夏休みに入って二週間がたとうとしていた。

 学校があったときのようにゆり子と会うことはできなくなったが、それでも一週間に一

度は会ってセックスをしていた。母親はいるときもあり、いないときもあったが、ゆり子

はそんなことに構わず自分から身体を求めてきた。それも一度や二度ではなかった。部屋

で二人きりになれば必ずキスを求めてきたし、母親がいなければ、何度も夢彦に乳房を押

しつけ喜悦の声をあげた。

 そんなある日のことだった。

 ゆり子の家に遊びに行って、いつものようにセックスをして戻ってくると、部屋にゆい

が待っていた。

 Tシャツ一枚だった。

 だが、ブラは浮き出ていなかった。

「なにしてんだよ、おれの部屋で」

「べつに。ただちょっと」

 夢彦は真夏の暑気でぴったりと張りついたTシャツを脱いだ。

「さっきね、夢ちゃんに電話があったの」

「だれから」

「女の人から。夢彦君はいますかって聞いて、いないって言ったらまたかけますってすぐ

切っちゃった」

「どんな感じの人」

「年上かな」

 夢彦は軽く受け流して新しいTシャツを引き出した。

「ねえ、だれなの」

「知らないよ、おれだって声聞いてないんだから」

「うそ。ほんとうは心当たりあるんでしょう」

「おれ、年上の人と付き合っていないもん」

「ほんと?」

 ゆいは顔を近づけた。

 Tシャツの下からかわいらしいぽっちりが双つ、突き出ているのに夢彦は気づいた。

「おまえ、後ろ向けよ」

「え?」

「向いたら教えてやるよ」

 ゆいは不思議な顔をしながら背中を向けた。

 夢彦は背中に抱きつき、Tシャツの上からバストにむしゃぶりついた。

 ぐいぐいぐいっ、

 強く揉みしだいたとたん、ゆいはかわいらしい声を張り上げた。

「やんっ、なにするのよ」

「おまえ、またノーブラだろう」

「だって、暑いんだもん」

「そういうことしてると、おっぱいの形が悪くなるぞ」

「だって」

「昼間からやらしいかっこしているやつにはおしおきだな」

 Tシャツの上から夢彦は乳首をつまんだ。

 やあんとゆいは声をあげた。

 ゆり子のバストをじゅうぶんに揉みしだいたというのに、夢彦の欲望はまた張りつめは

じめていた。

 夢彦はクイッ、クイッと乳首をゆさぶりふるわせた。

 ゆいはアン、アンと甘い声を張り上げた。

 ほんとうにいい乳だと夢彦はあらためて思った。ゆり子の胸もすべすべしているけど、

ゆいは若い分、ぴちぴちしているもんな。揉んでも揉んでも手のひらをかたく押し返して

くるところがたまらないや。

 ぐいぐい、ぐにょぐにょと夢彦はたっぷりとしたい放題にゆいのバストを揉みまわし、

喘がせた。ゆいはかわいい声をあげてかたくバストを張りつめさせた。

「ゆい、おまえ少しおっきくなったんじゃないかの」

「知らないもん」

「じゃあ、調べてやる。こっち向いて脱いでみな」

 ゆいはすそに手をかけた。

 夢彦は乳首に吸いついた。

 ゆいは声をあげた。

 脱いでいる間も夢彦は乳首を吸いつづけた。

「夢ちゃん、そんなのずるいっ、今日は激しいよっ……」

「おまえがいやらしいかっこをしているからだよ」

 グイッとバストを揉みしだき、乳首を吸いまわした。

 交互に強く吸われてゆいは声をあげ、小刻みに身体をふるわせた。

「アアン……アアンッ……夢ちゃんっ……」

「もう濡れてきただろう」

「そんな……こと……ない……」

「ほんとか」

 夢彦はパンティのなかに指をすべりこませた。

 くちゅっと花びらをつまんだ。

 ぬるりと愛液が指に触れ、ゆいは腰をくねらせた。

「もうじゅくじゅくじゃんか」

「だって、夢ちゃんが……はうっ……」

 クイッと乳首をつままれ、舌ではさまれてゆいはうめいた。

 乳房はピンと張りを増して輝き、妖艶に乳首を尖らせた。

 夢彦は激しくバストを揉みしゃぶりながら、

「ほんと、おまえいい乳してるよ。でかくて、張ってて、どうぞもみもみしてくださいっ

て乳だな」

「あんっ……そんなにもみもみしないで……」

「そろそろ欲しくなってきたか」

「あんっ……おっぱいが……」

「なんだ、まだもみもみしてほしいのか」

 夢彦はぎゅうっとバストをしぼりあげた。

「きゃうんっ」

 ゆいはのけぞり、乳房を突き出した。

「ほんと、でけえ乳」

「ああん、そんなに揉まないでえっ」

「じゃあ、どこがいい」

「あそこ……あそこに夢ちゃんのぶちこんでえっ……」

 ずぶり!

 パンティをはぎ取りいきなり夢彦は突き入った。

 ずぶずぶと深く結合し、ゆいの背中を壁に押しつけた。

 ねっとりと乳房を揉みしゃぶり、バストをしぼりあげた。

 ゆいは首を振っていやいやをしながら恥丘をこすりつけてきた。

「そんなにおれのがほしいか」

「ほしい、だから早く早くうっ」

 ずちゅっ、ずちゅっ、

 夢彦はまだあまり脂肪のついていない中学生の若々しいヒップを引き寄せて小刻みに律

動した。

 ゆいはアフンアフンと声をもらした。

 乳房が胸に触れ、くすぐった。

 ゆいは背中に腕をまわし、身体を押しつけてきた。

「夢ちゃん、駅弁やって……」

 ゆいは首に腕をまわし、両足を腰に絡みつかせてきた。

 夢彦はヒップを抱きあげ、左右にゆさぶった。

「アン……アフンフン……気持ちいいっ……」

 ゆいは自分もヒップをゆさぶってきた。

 乳房がゆさゆさとゆれ、胸に当たった。

「ほら、もっとしりふって」

「アン……アフン……」

「自分ばかりで快感貪ってちゃだめだぞ」

「だって、気持ちいい……」

 先端が子宮口に突き当たり、熱く疼き、燃え広がった。

 ゆいは鼻声をもらし、猫のようなよがり声をあげた。

 夢彦はズンと腰を突き上げた。

 ゆいは強く喘ぎ声を放った。

 男と女の激しい息がもれた。

 それを、電子音が打ち破った。

 夢彦は律動をやめた。

 ゆいも夢彦に抱きついたまま、腰をゆさぶるのをやめた。

 電子音は鳴りつづいている。

 夢彦は受話器を取った。

「はい、夢彦です」

《お坊っちゃま、七瀬様というお方からお電話です。おつなぎいたします》

 プチッと音がして、改選がつながった。

《もしもし》

「もしもし」

《鏡君?》

「そうです」

《ああ、よかった。さっきかけたけどいなかったの》

「ちょっと出掛けてたから。それで、なんだったの」

《瀬田岬までいっしょに行かない?》

「瀬田岬?」

 夢彦は聞き返した。

 瀬田岬というのは南沙紀の外れにある岬だ。

 有名なビーチからはずいぶんと離れたところにある。

《友だちのコテージがそこにあるの。泊まりがけで行くことになってるんだけど、いっし

ょに来ない?》

「電車で行くの?」

《電車なんか通ってないわ。車よ。二時間ぐらいのドライブになるけど、行く?》

「べつに構わないよ」

《ほんと? じゃあ、明日九時ごろに迎えに行くから、着替え用意して待っててね》

 電話は切れた。

「なんだったの」

「友だちから」

「さっきの女の人からでしょう」

「だったらどうする」

 ゆいは突然ぎゅうっと足を巻きつけた。

 夢彦のものが奥にずぼずぼと埋まり、なかが締めつけた。

「うあっ、ゆいっ」

「白状しないともっといじめるぞ」

 ゆいはさらに奥深く夢彦のものをくわえこみ、締めつけた。

「おまえ、いつの間に……」

「わたしだって孫だもん。これくらい簡単よ」

 ゆいはぐちゅぐちゅと動いた。

「ばかっ……やめろ……出ちまう……」

「だったらちゃんと話して」

「だれが話すか」

 ぐちゅぐちゅぐちゅうっ!

 ゆいは夢彦のものを締めつけたまま激しく腰を動かした。

「うああっ、やめろ、ゆい、おまえ本気で……うあああ……」

 夢彦はビクンと腰をふるわせ、ゆいの奥に歓喜の洪水をぶちまけていった。

(以下、つづく)


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