少し泳いで二人はプールサイドに上がった。 夏の日差しをさけてパラソルのなかに入り、簡易ベッドに横たわった。 「鏡君ったらやらしいのね。いきなりおっぱいさわってくるんだもん」 ゆり子はいたずらっぽい笑みを向けてきた。 「だって、ゆり子ちゃんのビキニかわいいんだもん」 「それに、どこかが大きいから?」 「うん。なんだかさわってほしそうな感じだったから」 「ンフン、鏡君のエッチ」 「エッチな男は嫌い?」 「嫌いよ。でも、鏡君は別」 夢彦はゆり子と唇を重ねた。 「ごめんね、いきなり入れちゃって」 「ううん、いいの。薬呑んできたから」 「いつ呑んだの」 「今朝、出掛けてくるときに」 「ゆり子ちゃんもエッチだな」 「だって、いざというときに困るでしょう」 「いざというときに? ほんとうはその気だったんじゃないの」 「違うもん」 「ほんと?」 「ほんと」 ゆり子はそう言って笑った。 「ほんとうはね、ずっと考えてたの。昨日からそうだったのよ。だって、夏休みに入って から一度もしてなかったでしょう」 「そうだね」 「だから」 「じゃあ、今日はたっぷりとかわいがってあげなきゃね。すてきなビキニのプレゼントも もらったし」 夢彦はバストを揉みさすり、下腹部に手を伸ばした。 マッサージをするように太腿を撫でさすりあげていくと、ゆり子は小刻みに身体をふる わせはじめた。 じゅうぶんにバストを揉みさすって、夢彦はビキニを外しにかかった。 日差しの下に白い剥き出しのバストを輝かせ、たっぷりと揉みまわした。 下のビキニのなかに手をつっこみ、くちゅくちゅと撫でまわした。 若々しい瑞々しさをたたえて美しく張りつめた乳房はさらにその豊かな張りを増し、豊 艶にふくらみきって夢彦の愛撫にこたえ、手のひらに吸いついてきた。やわらかい花びら は愛液を含んで太腿を濡らしはじめた。 「もうじゅくじゅくだよ、ゆり子ちゃん」 「あっ……あうっ……ううっ……」 夢彦は剥き出しの乳房にしゃぶりついた。 すそ野からスーッと中心の乳首へと舐めあげていく。だが、乳首には到達しない。 胸が熱くなり、先端がじんと疼きはじめた。 「鏡君……」 ゆり子はじれったくなって乳房を突き出した。 だが、夢彦は乳暈を舐めまわすだけで乳首にしゃぶりついてはくれない。 それどころか乳首のまわりをグルグルと舐めまわし、じらしてくる。 「お願い、乳首吸ってえっ」 ピンと尖った先端に熱い疼きが噴き出し、たまらずゆり子は思い切り胸を突き上げた。 口に乳首が押しつけられた。 夢彦は尖った先端をしゃぶりはじいた。 待ちに待った愛撫にゆり子は身をのけぞらせた。 ぺちゅっ、 こりこりっ、 交互に乳首をしゃぶりころがされ、ゆり子はアウッとうなった。 たちまちのうちに乳首はツンと尖って高くそそり立った。 夢彦はちゅばちゅばと激しく乳首を吸ってきた。 痺れが先端に走り、ゆり子は簡易ベッドの端をつかみ、喘いだ。 もっともっと強く吸ってえっ、とゆり子は心のなかで叫んだ。 夢彦は激しく乳首にしゃぶりつき、吸い伸ばした。 強烈な歓びが乳首を突き抜け、ゆり子は裸身をおののかせ思い切り声をあげた。 もっと吸って吸ってとゆり子は頭のなかで叫んだ。 夢彦は激しく乳首を吸った。乳首をつまみ、ぶるぶると小刻みにふるわせた。 ゆり子は声をあげのけぞった。 もっと強くつまんでえっと頭のなかで叫んだ。 夢彦は激しく乳首をつまんだ。舌ではさみ、しゃぶりまくった。 「ひああああああっ、あ―――――――っ!」 ゆり子は叫び声をあげた。声を抑えることなどできなかった。もの凄い歓喜が乳首に凝 集し、ほとばしった。ぶるっとふるえ、ゆり子はそりかえった。乳房が突き出した。その 先端を強くしゃぶり、つままれた。ゆり子は一際高い声を放ちながら激しく身体をしなら せ、愛液をあふれさせていった。