汗ばんだ乳房がぴったりと肌に吸いついていた。 両足を巻きつかせ奥深くに夢彦のものをくわえこんだまま、ゆり子はしがみついていた。 やわらかな乳房をとおして、ゆり子の心臓の音が夢彦の肌に鼓動していた。 「ゆり子ちゃん、凄く感じやすくなったね」 「だって、鏡君の気持ちいいんだもん」 「おれのなにかはっきり言ってごらん」 「いや、恥ずかしい」 「恥ずかしいことないよ。いまゆり子ちゃんのなかになにが入ってるの」 「ンフン、鏡君のおちんちん」 「もっと気持ちよくなりたい?」 「してくれるの?」 ゆり子の口許が妖艶に輝いた。 「手を離して後ろにそりかえってごらん」 ゆり子は言われるとおりに身体を離し、そりかえった。 背中が水に半分つかり、浮き上がった。 そのままの姿勢で夢彦は太腿をつかみ、ぐちゅぐちゅと律動をはじめた。 いままで味わったことのないような無重力の感覚に、身体の奥底から峻烈な性感が噴き 出した。それはオーラのように全身を包み、一瞬にして燃え広がった。 「あっ……あうあうっ……」 ゆり子はたまらず上体をそりかえらせ、律動を求めて腰を突き上げた。 夢彦は片手でヒップを引き寄せ、乳房を揉みつかんだ。 たっぷりと乳房を揉みまわされ律動を打ち込まれてゆり子は腰をくねらせた。 身体をよじり、腰に両足を絡みつかせてきた。 夢彦は両手でぐいぐいとバストを揉みしだき、乳首を撫でまわした。 「ああっ……いいっ……おっぱいイイッ……」 ゆり子は激しく腰に絡みつき、乳房を突き出した。 たっぷりとしつこく揉みまわされて乳房はいっそう瑞々しく妖艶に張りつめ、乳首を尖 らせた。 夢彦は執拗に乳房を揉みしだき、乳首をつまみこすった。 「ヒイッ……いいっ……ひぐううッ……」 ゆり子は悲鳴をあげ、乳房を突き出した。 ぎゅうっと両足を締めつけ、腰の奥に夢彦のものをくわえこんだ。 夢彦は腰を両手で押しつかんだ。 ツボを指でぎゅっと押し、激しく律動をたたき込んだ。 ゆり子は快感の悲鳴をあげた。 尖った先端が強く膣の前壁をこすった。 じゅぼじゅぼと肉をかきわけ、突きまわした。 二十回、三十回と貫かれるうちに、腰のあたりが熱くうなり、全身が熱を帯びてきた。 夢彦が押したツボは、腎兪、気海兪、大腸兪といって、腰の疲労回復と勢力増強のツボ だったのだ。 ふわりとゆり子の腰は軽く浮き上がり、全身が激しい熱と官能に燃え上がった。 花芯の奥から愛液がつぎつぎとあふれだし、滴り落ちた。 その熱く濡れそぼる秘奥へ夢彦は猛烈に律動を打ち込みまくった。 猛り狂ったように腰をうちふるわせ、烈々と律動をたたき込んだ。 ゆり子は悲鳴をあげた。 泣き叫び腰を振りゆさぶった。 夢彦はもの凄いラストスパートをかけた。 水しぶきをあげ波紋をまき散らし、もの凄い速さで律動をたたき込んだ。 ゆり子は法悦の叫びをあげた。 両足を巻きつけ、腰を締めつけた。 花芯の奥まで尖った先端をくわえこみ、ぎゅうっとしぼりあげた。 夢彦はうなり声をあげながら、官能の奥底に熱いものを打ち込んでいった。