目の前で起こった光景を、夢彦は信じられずにいた。 妊娠しているわけではないのに、律子は乳首からミルクを飛び散らせたのだ。 しかも、それは夢彦の喉のなかにも入ってきた。 飲んでみると甘かった。 ミルクのようだった。 だが、ミルクにしてはねばっこかった。 どうしてこんなものが出たのだろうと夢彦は思った。 どう考えてもこんなのが出るはずはないのに。 夢彦はぎゅっと乳首をつまんでみた。 ビクンと乳房がふるえ、また白いねばっこい液が噴き出した。 「律子さん、ほんとにミルク出ちゃったよ」 「うそ……」 「ほんとだよ。こうだろう」 夢彦は乳首をつまんだ。 だが、なにも出ない。 夢彦はもう少し強くつまんでみた。 「アンッ、やめてったら、また気持ちよくなっちゃう」 「ちょっと待ってて、いますぐ出してあげるから」 夢彦は思い切りバストをしぼりあげ、しゃぶりたてた。 律子は声をあげ、ビクンと体をふるわせて白い歓喜を噴き出した。 「ほら」 夢彦は指ですくって律子の顔の前に持っていった。 「甘いよ」 「食べたの?」 「うん」 律子は舌をつけてみた。 「ほんとだ、甘い」 「これ、ミルクかな」 「わかんない。だって、あれって妊娠していないと出ないでしょう」 「なんだろうね」 「さあ」 「でも、これだけははっきりしてるよ。歓喜の証だってこと」 「だって鏡君がいじめるんだもん」 「もったいないからおれ、全部飲んじゃおう」 夢彦はぺろぺろと舐めまくった。 「あはん、くすぐったいわ」 「もっと出てこないかな」 夢彦は強く乳首にしゃぶりついた。 「ああンッ、よして」 「律子さん、お乳しぼりだして」 「もう出ないわよ、アアンッ」 「意地でもしぼり出してやるから」 夢彦は思い切りバストを揉みしだいた。 「ホウッ……フウッ……そんなに強く揉まないでえ……」 「ほらほら、早く乳をしぼりだすんだよ」 芯までバストしぼりあげた。 「オオッ……オオ……イイッ……もっとしぼってえっ……」 「だったらお乳をしぼりだすんだ」 「出すからしぼってしぼってえっ……オオオ……」 夢彦はグイグイと指を食い込ませ豊乳をしぼりたてた。 律子は激しく喘ぎ、背中をそらせた。 歓喜の汗で乳房の谷間が美しく光った。 「オオッ……もっと……もっとしぼってしぼってえっ……」 「じゃあ、わたしはあなたの奴隷ですって言うんだ」 「わたしはあなたの奴隷です……だから…もっとお乳をしぼってください……」 「お乳は出すんだな」 夢彦はグイイッとバストを揉みつかんだ。 「オオッ……もっと……もっとお乳しぼりまわしてえっ……」 夢彦はめちゃめちゃにバストを揉みしぼった。 それはしぼるというよりは、握りしめるというほうが近かった。 さんざん揉み尽くされて悲壮なほど赤く染まった豊艶な乳房を、思い切り鷲掴みにし、 指をめりこませ、肉球のふくらみをすべて揉み握りしだいたのだ。 「オオ……オオオオッ……」 バストがぐにゅぐにゅと手のひらからあふれだし、にょきっと乳首が突き出した。 「オオッ……イイッ……」 「もっとしぼってほしいか」 「もっとしぼりつぶしてえっ……」 グイイイッ! 夢彦はバストを握りしぼった。 強く叫び、律子は乳首を思い切り突き出させた。 その乳首を思い切り吸われた。 痛いほどにひっばられ、ふるわされた。 律子は悲鳴をあげた。 「オオッ……お乳が……お乳が……」 「まだしぼってほしいか」 「もっとお乳吸ってえっ……」 声がソプラノにはね上がった。 夢彦は乳首を吸いまくった。 強烈な吸引力が乳首を引っ張った。 「オオッ……オオオ……イイッ……吸って吸ってえっ、お乳いじめてえ――――っ!」 夢彦は思い切りバストを握りしめた。 強烈な握力が乳房を襲った。 喜悦が裂けた。 律子はわけのわからない言葉をわめき散らし、狂い叫んだ。 乳首をこすりまわされ、律子は狂乱の叫びをあげ、ビクッとふるえあがった。そして、 ホウッと熱いうめき声をあげながら狂乱とともにミルクを飛び散らせていった。