日向教授は月彦老人と難しい話をしているところだったが、律子につづいて夢彦が入っ てくるとにっこりと笑みを向けた。 「お散歩はいかがでしたかな」 「え、うん、まあ」 「なかなかお楽しみいただけたようですな」 「う、うん」 夢彦が目を向けると律子は片目を閉じてウインクをしてみせた。 ソファに腰を下ろすと、夢彦はジュースを飲んだ。 セックスのあとだけに冷たい潤いは喉に透き通った。 「ねえ、真田さん。用事のほうは済んだの」 夢彦はストローをくわえながら尋ねた。 「はい。我々のほうはもう終わりました。あとは帰るだけですが、若様はいかがなされま すか。もう少し散歩でもしていらっしゃいますか。せっかく来られたことですし」 「そうだね、何年かして正面切って挑むことになってもここには入れないかもしれないか ら」 「お坊っちゃまならそんなことはありますまい」 と日向教授は微笑んだ。 「わたしはお待ちしておりますぞ」 「じゃあ、ときどき裏口から覗きに行くよ」 どっと笑いが起こった。 「さすが大お師匠様のお孫様、冗談もお上手ですな」 月彦老人は珍しく笑みを浮かべた。 少しの間、夢彦は大人たちの話を聞いていたが、あまりわからなかった。気がつくと、 ソファの後ろに律子が立っていて、背中を軽くつついていた。夢彦は散歩してくると言う と日向教授の研究室を出た。律子も案内してきますと言ってそのあとにつづいた。 廊下に出た二人は医学部の校舎を抜け、陽光あふれるメインストリートに飛びだした。 緑輝くキャンパスを抜けて街のなかに入り、八階建てのマンションに飛び込んだ。 エレベーターに駆け込んで二人きりになると、律子は夢彦に腕を回してきた。 Tシャツ越しに豊満な体が押しつけられた。 あとでたっぷりさせてあげる――それが律子が夢彦にささやいた言葉だったのだ。 「うまくいったね」 「うふふ、そうね。散歩してくるだなんてうそついちゃって」 「散歩だよ、律子さんの家まで歩いてきたんだもん」 エレベーターが止まると二人は律子の部屋に流れ込んだ。 上品な部屋だった。 広さはほどほどで、女の子らしくまとまっていた。 ただ、ぎっしりと並べられた本棚だけは異様な壮観を放っていた。 「本、多いんだね」 「医学部はたくさん本を読まなきゃいけないの。年間三十万ぐらいかかるのよ」 「そんなに」 「医学部ってお金がかかるのよ。なにか飲む?」 「うん」 「なにがいい」 「律子さんのおっぱい」 「お乳は出ないわよ」 「いいよ、搾りだしてあげるから」 律子は首に腕を巻きつけてきた。 「ちゃんとかわいがってね」 張りつめたふくらみが押しつけられた。 Tシャツの上からぎゅうっと夢彦はバストに指を食い込ませた。 「ンフウ……気持ちいい……」 「律子さんってほんと感じやすいね」 「そんなことなかったのよ……おっぱいなんて全然感じなかったんだから」 「うそ」 「ほんとよ……鏡君が激しくもみもみするから……」 「こんなふうに?」 ぎゅうぎゅうと手荒く揉みしだかれて律子は声をあげた。 「だめえっ……やさしくかわいがって」 「だって律子さんのおっぱいおっきいんだもん」 「そんなにわたしのおっぱい気に入った?」 「うん、最高。Gカップなんて凄すぎるよ」 「じゃあ、もみもみして」 夢彦は律子のTシャツをめくりあげた。 白いブラをはぎ取り、剥き出しになった乳房にキスを浴びせた。 豊満なふくらみを小刻みにふるわせ、むっちりとした裸身をおののかせながら律子はバ ストを押しつけてきた。 夢彦はねっとりとバストを揉みしだいた。 双乳は重々しく張りつめて指を受け止め、一段とふくらみを増して吸いついてきた。 「律子さんのおっぱいたまんないよ」 夢彦はむっちりとバストを揉みまわした。 「ンフウッ……フウッ……」 律子は甘い声をもらし、上体をふるわせてきた。 「いいわ……もっともみもみしてえっ……」 夢彦はたっぷりとバストにしゃぶりつき、強く揉みしだいた。 ぎゅうっとバストをしぼりあげると律子はホウッと歓喜の声をもらした。 「イイッ……イイッ……もっと強くっ……」 こすりつけてきたバストに指を食い込ませ、激しくしぼりあげた。 「オオッ……フウッ……ホウッ……」 歓喜に律子は裸身をふるわせた。 「もっと……もっと激しく揉んでえっ……」 律子は乳房を突き出した。 だが、ふいに夢彦は乳房を揉む手を止めた。 ある考えが閃いたのだ。 「アン、鏡君っ」 律子はバストをゆさぶりこすりつけた。 「そんなに揉んでほしい」 「揉んで揉んでえっ」 「でも、おっきすぎるんだもん」 「やあっ、そんなこと言わないでもみもみして」 「もみもみしたらなにかしてくれる?」 「なんでもするからおっぱい揉んでえっ」 「ほんとうになんでもする?」 「するから早くおっぱいもみもみしてえっ」 「じゃあ、ぼくの言うとおりに言ってごらん。わたしはあなたの忠実なる牝牛です。あな たの気のすむようにお乳を吸って思い切りしぼりたててください」 「そんな恥ずかしいの、いや」 「じゃあ、もみもみしてあげない」 「あんっ、してしてえっ」 「じゃあ言って」 「わたしはあなたの忠実なる牝牛です、あなたの気のすむようにお乳を吸って思い切りも みもみしてください」 「そんなにもみもみしてお乳しぼってほしい?」 「しぼってしぼてえっ」 「じゃあ、思い切りお乳しぼってあげる」 ぎゅうううううっ! ぐにゅぐにゅぐにゅうううっ! 重々しく突き出したバストを夢彦は思い切り揉みつかみ、指を食い込ませた。 双乳に指がめりこみ、グイイイッと激しくバストをしぼりあげた。 「オッ……オオッ……オオオオッ!」 ふくよかな裸身を激しく弓なりにしならせ、喉の奥から声を解き放った。 悲壮なほど激しく揉みつぶされながら豊乳は一段とふくらみを増し、官能美を放ちなが ら手のひらに吸いついた。 「もっとしぼってほしい?」 「しぼってえっ……」 夢彦は激しくバストに指を食い込ませまくった。 「オオオオオオッ……」 律子は長い叫びをあげた。 いいぞ、この声だ。 夢彦は欲望に胸を踊らせた。 もっと吠え泣かせてやるぞ。 肉球に指を食い込ませたまま、夢彦は思い切り乳首をつまみまわした。 「オオッ……ホウッ……フウッ……」 強烈な刺激に律子は鼻孔をふくらませた。 「アウッアウッ……やめてえっ……乳首だけは……」 「牝牛がそんなことを言えると思ってるの」 夢彦は乳首をクリクリところがした。 「ア、アウウッ……」 「もっと乳房をゆさぶって、お乳をしぼってくださいって言うんだ」 「ウッ……アウッ……もっとお乳をしぼってください……」 夢彦はぎゅむっと乳房をつかんだ。 アウッと律子は声をあげた。 容赦なくぎゅうぎゅうとバストに指を食い込ませ、夢彦は無慈悲に乳しぼりの洗礼を浴 びせまくった。 赤みを帯びたバストは悲壮なほど官能的に輝きながら夢彦の指を受け止めた。 激しくしぼられ、揉みしだかれているというのに、乳房は形を失うどころかいっそう重 く張りつめ妖艶な輝きを放った。 夢彦は狂ったようにバストを揉みしぼった。 バストを揉みつかみ、指を食い込ませ、豊かな張りと弾力を、しぼり、しぼり、しぼり あげた。律子は野獣のような叫び声をあげた。 こわれるくらいに激しく上体をしならせ、狂ったように乳房を突き出した。 夢彦は揉みしぼった。 渾身の力をこめ、律子のバストをしぼりまくった。 律子は咆哮をあげた。 そりかえった上体をさらにそらし、バストをふるわせた。 夢彦はさらにバストをしぼり尽くした。 乳首がにゅっと突き出した。 夢彦は思い切り乳首にしゃぶりついた。 律子は獣のように叫んだ。 「吸って吸ってえ、吸いまわしてえっ……」 夢彦は猛烈に乳首を吸い尽くした。 もの凄い絶叫が響いた。 その声がとぎれた瞬間、猛烈な勢いで律子は乳首から白い歓喜のほとばしりを飛び散ら せていった。