「わたし……イッちゃった……」 まだ頭は半分法悦のなかにあるかのように、うわずった口調で優香はつぶやいた 「もう頭のなかが真っ白……」 「いま目を覚めさせてあげるよ」 ぐったりとしている優香に夢彦はキスを浴びせた。 乳房を揉みさすり、乳首を舐めまわした。 優香はすぐに体をふるわせ反応してきた。 「アン……夢彦……」 優香は夢彦を名前で呼んだ。 そう呼ぶのは、法悦のなかで叫んだのにつづいて二度目だった。 優香は気づいていないようだったが、夢彦はすぐにそのことに気づいた。だが、不自然 な感じはしなかった。 「優香ってほんとボインだな。いい胸してるよ。乳首だってかわいいし」 「ンフン、乳首舐めないで」 「じゃあ、どうしてほしい」 夢彦はくりっとつまんだ。 「アンッ、もうお乳はいや」 「ほんとにお乳もみもみしてほしくない?」 優香の瞳に妖艶な微笑みが浮かんだ。 「今度は後ろからして」 「思い切り?」 「お豆ちゃんはやさしくしてよ」 「そうするよ」 起き上がった優香の背中に回り込んで、夢彦は後ろから砲弾型に迫り出した瑞々しいふ くらみをぎゅうっと揉みしだいた。 バスト全体に張りつめた瑞々しい張りが豊かな弾力とともに指を押し返した。 甘美な悦びが全身を駆け抜け、優香は声をはね上げた。 「優香って胸さわられるの好きだな」 「だって、気持ちいいんだもん。でも、夢彦がそうしたのよ」 「優香の胸がやらしいんだよ」 「やらしいオッパイは嫌い?」 「大好き」 「はやくお乳いじめて」 優香は乳房をゆさぶった。 夢彦はバストをぎゅうぎゅうと揉みしだいた。 ぐいぐいと指を食い込ませ、豊かな弾力をたっぷりと貪り尽くした。 優香はさきほどよりもさらに激しく声をあげた。 夢彦に揉まれていくごとに乳房が感じやすくなっているようだった。 夢彦はたっぷりと指を食い込ませてその豊かな張りを揉みしだいた。 揉まれ揉みしだかれて、砲弾型の乳房は悲壮なほどピンと張りつめ、はちきれんばかり にふくらんだ。 赤みを帯びた瑞々しいふくらみは、揉まれこねまわされてますます妖しい色香を放ち、 手のひらに吸いついて欲望を呼び覚ました。 夢彦は乳首を握り、ぐりぐりとつまみにかかった。 性感がバストのなかにほとばしり、あふれた。 バストへの愛撫だけでじゅうぶんに感じ濡れていた優香は、激しく声をあげ、乳房をゆ さぶり、乱れた。 夢彦はぎゅうっ、ぎゅうっと乳首をつまみ、さらにこねりまわしてきた。 愛液がほとばしり、頭のなかが真っ白に飛び散った。 白い閃光が輝き、優香はビクンビクンとふるえあがった。 ふいに優香は前のめりに倒れかかり、夢彦はぐったりとした体を抱きとめた。 「どうしたんだ、優香、だいじょうぶか」 優香は目元を濡らしながらうなずいた。 睫毛は濡れそぼり、唇は艶やかに輝いていた。 「わたし……またイッちゃった……いきなり頭のなかが真っ白になって……」 まだ言いつづけようとする唇を夢彦はキスで塞いだ。 「少し驚いたけど、うれしいよ」 優香は微笑んだ。 月彦老人がこの場に居合わせていたならば、その顕著な変化に目を見張り思わず立ち上 がったことだろう。真田がいればなにか答えの鍵をつかんだかもしれない。だが、当事者 の夢彦は、まったく気にしていなかった。 「あっ……やめて」 夢彦が乳房を揉んだとたん、優香はびくんと体をはね上がらせた。 「だめなの……すっごく感じやすくなっちゃって……」 「そうなの?」 夢彦はくりっと乳首をころがした。 「あうっ!」 優香は激しくのけぞった。 「夢彦っ」 「優香のおっぱいをさわらないでいるなんてできないよ」 夢彦はぐいぐいとバストを揉みしだいた。 たっぷりと色香を放って張りつめたバストは、妖艶に弾力と瑞々しさを増してさらに豊 かに張りつめ、手のひらを押し返した。 「あっ……あふうっ……んぐうっ……」 優香は前よりもまして激しく乱れ、喘いだ。 たしかに優香は乳房が感じやすくなっているらしい。 「ほんと感じやすい胸してる」 夢彦は調子に乗ってたっぷりとバストを揉みまわした。 「アアッ……ウウッ……」 優香はうめき、喘いだ。 「お願い……やめてえっ……」 「やめないよ、こんなに気持ちいい胸から手なんか離せないよ」 「ひいっ……お願い……お乳いじるのやめて……」 「やめてどうするの」 「お願い……あううっ……」 「おまんちゃんに入れてほしい?」 「お願い……おっぱいやめてえっ……気がおかしくなるう……はううっ……」 夢彦は後ろからずぶりと突き入った。 ヒップをつかみ、ぐちゅぐちゅと動かした。 なかはどっぷりと濡れあふれていた。 細いひだが夢彦の上っ面をこすり、肉がたっぷりと吸いついた。 うはっ、たまんない。もう出そうだ。 夢彦は一旦は手放した優香のバストを揉みつかんだ。 「ひぐうっ!」 優香は過剰に反応した。 乳房が激しくぷるんとゆれた。 たしかに、すごく感じやすくなっている。きっと、優香はもういきそうでたまらないに 違いない。それなら……。 夢彦は優香を四つんばいにさせ、激しく律動を打ち込んだ。 剣の先が深くGスポットに突き当たった。 「ひいいっ、あぐあぐうっ、ひぐううううっ!」 優香は唾液をあふれさせ、激しく悶えた。 腰をくねらせ、ヒップをゆさぶった。 乳房がゆさゆさとゆれた。 そのバストを、夢彦は激しく揉みつかんだ。 「ひぐぐうっ!」 優香は激しくそりかえった。 悲壮なほど背中が弓なりにしなった。 夢彦はぎゅうぎゅうとバストを揉みしだいた。 声が一段とはね上がった。 「ひぎいいいっ!」 乳首をきゅっとつままれ、優香は激しくのけぞった。 ヒップが突き上げ、腰をくねらせた。 肉がねじれ、夢彦のものを締めつけた。 ひだが吸いつき、夢彦のものをしぼりあげた。 夢彦はうなった。 性感が一気にほとばしり出た。 夢彦はバストを揉みつかんだまま、熱く濡れそぼった奥底に律動を打ち込んだ。 「イヤアッ、イヤイヤアッ、夢彦オオオオッ!」 優香は快感にうちふるえながら声をふりしぼり、喘いだ。 とともに、律動をつづける夢彦のものをしぼりあげた。 夢彦はうめいた。 いままでとうてい感じえなかった快美な戦慄が欲望の奥底を貫いた。夢彦は狂ったよう に雄叫びをあげ腰をふるわせながら、絶頂の波に悶える優香の奥底に、白いほとばしりを 打ち放っていった。