「鏡君っ……」 狂おしい快感の余韻に瞳を濡れ輝かせ、ゆり子は激しく抱きついてきた。 剥き出しの乳房が裸の胸をツンとくすぐった。 「とってもよかったよ」 夢彦は根元の濡れたゆり子の髪をかき撫でた。 「わたし……イッちゃった」 「うん、イッたんだよ」 「思い切り声出しちゃった」 「恥ずかしい?」 ゆり子は首を振った。 「すっごく気持ちよかった。わたし、ずっといやなことだって思ってたの。友だちも痛い って話していたから」 「はじめは痛かったろう?」 「うん。でも、だんだん気持ちよくなってきて、最後思い切り叫んじゃった。でも、なん って言ったか覚えていないの。だって、すっごく気持ちよかったんだもん」 ゆり子の瞳は明るく輝いていた。 だが、すぐに目を伏せた。 「どうしたの」 「うん……」 「なんでもいいから言ってごらん」 「からかったり笑ったりしない?」 「しないよ」 「約束してくれる?」 「するする」 「あの……もう一度……してって言ったら……だめ?」 ゆり子の頬が赤らんでいた。 「おれがだめだって言うと思う?」 ゆり子は首を振った。 「でも、恥ずかしいんだもん」 「恥ずかしいことなんかないよ。これが一番自然なんだから。ゆり子ちゃんはいま一番素 直になったんだよ」 「ほんと?」 「うん。そういうゆり子ちゃん、おれ大好きだよ」 接吻をされてゆり子の顔は輝いた。 「でも、どこを一番いじめてほしい?」 「いやだ、そんなの恥ずかしい」 「欲望は素直に言わなきゃだめだよ。恥ずかしがることなんかないんだから。さあ」 夢彦に促されて、目を伏せていたゆり子は顔をあげた。 「鏡君のでわたしのおっぱいとあそこをむちゃくちゃにしてください」