第22章　性の果実

５

　夢彦はゆり子の乳房をまさぐっていた。

　ねっとりと乳房を揉みたて張りつめさせ、ゆり子の性感をしぼりたてていた。

　全身を襲った快美な衝撃に少しの間ゆり子はぐったりとしていたが、すぐに夢彦の愛撫

に反応して体をゆすってきた。

「鏡君……やめて……」

「どうして」

「だって、感じちゃうんだもん」

「そう？」

　夢彦はくりくりと乳首をふるわせた。

「アンッ、いやあっ鏡君っ」

　ゆり子は夢彦に抱きついた。

「ほんと、感じやすいね。おれ、さわってるだけで幸せだよ」

「そんなにおっぱいばかりいじめないで」

「だって、ゆり子ちゃんのおっぱい気持ちいいんだもん」

「やん、そんなこと言わないでえ……」

　ゆり子は夢彦のものに腰を押しつけた。

　夢彦はどきっとした。

「ねえ、お願い」

「ゆり子ちゃん」

「お願いっ」

「でも」

「お願いっ、して」

　ゆり子の瞳がきらめいた。

　瞳の奥がゆれた。

「ほんとうにいいの？」

　ゆり子はこくりとうなずいた。

　夢彦はトランクスだけになると、タオルを敷いてその上に足をＭ字に開かせてゆり子を

寝ころがらせた。そしてトランクスを脱いでコンドームをはめると、言葉をかけながらゆ

り子のパンティを引き下ろしていった。

「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね。できるだけゆっくりするから」

　夢彦は身をかがめてゆり子と体を密着させながら、ゆっくりと花びらの奥に進んだ。

　ズズッと入ったところでゆり子が表情を歪めた。夢彦は止まった。

「だいじょうぶだよ、ゆり子ちゃん」

「鏡君っ……いいからそのまま……」

　言いつづけようとするゆり子の唇を夢彦はキスで覆った。

「無理しなくていいんだよ。ゆり子ちゃんはなにもしないですべておれに任せて」

「鏡君……」

　夢彦は微笑み、ゆり子の髪を撫でてやった。

　ゆり子の頬に笑みがこぼれた。

　夢彦はまた顔を近づけゆり子の舌を吸いながら乳房をつかんだ。

　手のひらいっぱいにはちきれそうなふくらみをを包み、ぎゅうっ、ぎゅうっとたっぷり

と揉みまわした。

「アアン……いやっ……おっぱいいや……」

　ゆり子は体をくねらせた。

　夢彦はまたゆっくりと突き入った。

　ゆり子が顔を歪めた。

　夢彦はまた止まって両手でぐいぐいと乳房を揉みまわした。

　むにゅっ、むにゅっと乳房が真ん中や外側を向いて勢いよく飛びだした。

「アンッ……いやっ……おっぱいだめえ……」

　突き上げる快感にゆり子は夢彦の手をつかんだ。

　夢彦はぐりぐりと乳首を押しまわした。

「ヒイイッ……いやああっ、やめてえっ……」

　乳首を激しく攻められてゆり子はのけぞり腰を突き上げた。

　夢彦は悦びの雫で濡れそぼったなかにずぶっと突き入った。

　ウッとゆり子が声をあげた。

　ぐにゅぐにゅぐにゅうっ、

　夢彦は強くゆり子の乳房を揉みまわした。

「アンッ、いやあっ、やあっ」

　ゆり子は声をあげ、腰をゆさぶり体をのけぞらせた。

　夢彦はまた突き入った。

　ゆり子が呻いた。

　だが、すぐに激しく乳房を揉みしだかれ乳首をつまみまわされて喘ぎ声をあげた。

　腰が自然に突き上がり、夢彦のものをずぶりとくわえこんだ。

　夢彦はさらに一突き前進した。

「くふうっ」

　ゆり子が声をもらした。

　夢彦のものは完全にゆり子のなかに入り込んだ。

「入ったよ、ゆり子ちゃん、いまおれのものがゆり子ちゃんのなかに入ったんだよ」

　夢彦はそっとささやいてゆり子を抱きしめた。

　背中に腕を回し、完全に体を密着させた。

「もう安心してもいいんだよ」

「鏡君……」

　ゆり子はかすかな笑みを浮かべ、夢彦の背中に腕を回した。

　ゆり子のなかから愛液がしみだし、夢彦のものを包んだ。

　夢彦はゆっくりと腰を動かした。

　ぬちゅっ、ぬちゅっと夢彦のものがゆり子のなかにくわえこまれていく。

　夢彦はゆり子を抱き起こすと足を伸ばし、ゆり子のヒップをつかんでゆっくりと左右に

動かしはじめた。

　ぐちゅっ、ぐちゅっ、

　ぐちゅっ、ぐちゅっ、

　夢彦のものがゆり子のなかをぐるぐると動きまわっていく。

　そのたびにゆり子のなかをぐちょぐちょと突いていく。

　やがて花びらの奥が熱く疼きはじめ、ゆり子は声をもらしはじめた。

「ンフン……アフウン……ウフン……」

　はじめてなのにゆり子はヒップをゆさぶってきた。

　大きなグラインドがゆり子のなかをぐちゅぐちゅとかき回した。

「アフンフンハン……」

　ゆり子は気持ちよくなってますますヒップをゆさぶった。

　夢彦は乳房に顔を押しつけ、乳首に吸いついた。

「ンフン……いやん……そんなとこ……アハン……」

　ゆり子は胸をゆすり腰をくねらせた。

　乳房がぷるんとゆれた。

　夢彦はその乳房に吸いつき、激しく乳首をしゃぶりまわした。

「アンッ……いやっ……いやあっ……」

　ゆり子は声をあげ、ヒップをゆさぶった。

　あたたかい肉ひだが夢彦のものに吸いついた。

　気持ちいいや、と夢彦は思った。

　やわらかくてひだが細かくてよく濡れていて、吸いついてくる。

　ほんとたまんないや。

　夢彦はゆり子のヒップをつかんで上下に動かした。

　じゅっぽ、じゅぽっ、

　じゅっぽ、じゅぽっ、

　太い突起がＧスポットを突いた。

　痺れるような感覚が体の奥を貫き、熱い疼きが炎のように広がった。

「アン……いやん……んふうん……いやっ……」

　ゆり子は体をくねらせた。

　ずぽっ、ずぽっ、

　ずぽっ、ずぽっ、

　夢彦のものが強くゆり子のなかを貫いた。

　ゆり子は声をあげ、身をそらせた。

　夢彦はゆり子を押し倒し、ヒップをつかんで強く大きなストロークでゆり子のなかに打

ち込んだ。

「あんっ……あふうっ……ふうっ……いいっ……」

　ゆり子は自分から腰を突き上げてきた。

　夢彦はゆり子の両足を広げ、深く強く打ち込んだ。

　愛液がじゅぼじゅぼと音をたてた。

　乳房がゆさゆさと胸の上でゆれ乱れた。

　その乳房を夢彦はつかんだ。

　指を食い込ませ、ぐいぐいとバストを揉みしだいた。

　ゆり子は声をあげ、胸をゆさぶった。

　乳房がゆさゆさとゆれた。

　その乳房を夢彦は両手で揉みしだき、ぐいぐいと突きまくった。

「いやあっ、あんっああっ、いやああっ」

　ゆり子は激しく乳房をゆらせ、腰をふった。

　体がそりかえり、顎が上がった。

　花びらの奥が熱く燃え上がり、激しく疼いた。

　愛液がヒップをつたって流れ落ちた。

　夢彦はゆり子のヒップをぐいとつかんだ。

　思い切りゆり子のヒップを引き寄せ、激しく腰を律動させた。

「いやあああああああああ！」

　乳房が激しくゆれまくった。

　ゆり子は激しく身をのけぞらせ、腰を突き上げた。

　じゅぶじゅぶじゅっ！

　あたたかいものが夢彦のものを奥までくわえこんだ。

　その奥に夢彦は激しくそそり立ったものを打ち込んだ。

　じゅぼじゅぼじゅほ――――――っ！

　欲望の槍が激しく肉ひだをこすり、花びらの奥を突きまくった。

「いやああっ、いやいやっ、いやああああっ！」

　ゆり子は悲鳴をあげた。

　激しく夢彦にしがみつき、太腿の間をこすりつけた。

　夢彦のものが激しくゆり子を突きまわした。

　凄まじい狂悦の衝撃が脳天を突き刺した。

　花びらの奥で昇りつめていた峻烈な快感が真っ白の炎の柱となって全身を貫いた。

　乳房がゆれた。

　その乳房を夢彦はめちゃめちゃに鷲掴みにした。

　豊かな乳房がぎゅうっと押し出され、あふれだした。

　乳首が突き出した。

　その乳首をぐりぐりぐりと押しまくった。

「ヒ――――ッ、イグイグイグ――ッ、イグ――――――――ッ！」

　豊満な体をふるわせ、よだれを飛び散らせると、ゆり子は歓喜の極みに昇りつめていっ

た。