「鏡君のばか……」 ゆり子は濡れた瞳をあげると、弱々しく夢彦を叩いた。 「そんなにつよくしないでって言ったのに」 ゆり子は夢彦に抱きついてきた。 乳房がまた強くこすりつけられた。 夢彦はやさしく背中を撫でてやった。 背中はうっすらと汗が浮かんでいた。 オーガズムを迎えたことを示す汗だった。 「ゆり子ちゃんってほんと感じやすいんだね」 「だって、鏡君が激しくするんだもん」 「とってもかわいかったよ」 夢彦はゆり子にキスしてやった。 「今度はちゃんと別のところかわいがってあげるからね」 夢彦は乳房を揉みはじめた。 「アンッ……ンフン……だめえ……」 ゆり子はすぐに声をあげた。 ほんとに感じやすい胸だと夢彦は思った。 感じやすさは弥生以上だ。きっと胸だけで三度はイカせられるに違いない。 夢彦はたっぷりと乳房を揉みまわしながら乳首をしゃぶった。 「アアアッ!」 ゆり子は叫んだ。 夢彦は強く吸った。 「アアッ、いやああっ!」 ゆり子は目を閉じ激しく首を振った。 乳暈が大きく盛り上がり、乳首は高くそそり立った。 ちゅうううっ、ちゅばちゅばっ、ちゅば――――っ! その長く伸びた乳首を夢彦は激しくしゃぶりまわした。 「ああっ、いやあっ、やめてっ、アアッ、あっあっ、ひうううっ、ヒ――――――ッ!」 ゆり子は激しく悶え叫んだ。 愛くるしい表情が歪んだ。 どっと愛液があふれだした。 その愛液で濡れた太腿の間に夢彦は手を伸ばした。 「あんっ、そこはだめえっ」 ゆり子はピクンと腰を動かした。 パンティはすでにぐしょぐしょだった。 夢彦がスーッと上から割れ目をなぞっただけでゆり子はいやんとすぐ腰を動かし、くね らせた。 夢彦はすぐにパンティのなかに手を忍び込ませた。 くちゅっと卑猥な音がもれ、アフンとゆり子は声をあげた。 「ゆり子ちゃんのあそこ、もうぐしょぐしょだよ」 「いやあっ、鏡君そこいじめないで」 夢彦は花びらを撫でつまんだ。 アウッとゆり子は声をあげて体をしならせた。 夢彦はくちゅくちゅと音を立ててたっぷりと花びらをいじくった。 その間、ゆり子は激しく声をあげ喘いだ。 乳房を揉まれ強く乳首を吸われているうえに、花びらまで愛撫されたのだからたまらな い。 乳房と乳首と花びらの三か所攻めにゆり子は声をあげまくった。 そこへさらに夢彦は蕾をつまんできた。 ゆり子はヒウッと激しく腰をはねあげた。 夢彦は指と舌で乳首をしゃぶりつまみまわしながら、蕾をころがしはじいた。 「ひあああああっ、はあああっ、ああっ、あああああああっ!」 最も敏感な上と下の蕾を三つ同時に刺激されて、ゆり子は激しい叫び声をあげた。 身体中で疼いていた性感が一気に爆発し、腰の奥から炎の柱となって全身を貫いた。 官能の渦がゆり子の豊満な体を巻き込み、呑み込んだ。 深奥から迸り出る峻烈な快感にゆり子は撃ち抜かれ、激しく悶え叫んだ。そして、狂悦 の極みへと昇りつめていった。