顔を紅潮させているゆり子の額に夢彦はキスしてやった。 ゆり子が目を開くと、夢彦は唇をそっと覆い、かわいかったよと声をかけた。 そしてやさしく抱きしめてやった。 ゆり子は幸せな微笑みを浮かべて夢彦の背中に腕を回した。 裸の乳房がまた押しつけられ、乳首が夢彦の胸をくすぐった。 「ほんとにかわいかったよ。おっぱいも凄くよかったし」 「ほんと?」 「うん」 「でも、わたしのおっぱい変でしょう? すぐ感じちゃうの」 「そんなことないよ」 「でも、ほんとにすぐ感じちゃうのよ」 「感じやすいのはいいことなんだよ。おれ、そのほうが好きだもん」 「でも、おっきすぎるでしょう?」 「そんなことないよ。これぐらいおっきいのがおれは好きなんだよ」 ゆり子は微笑んで夢彦の肩に頬を押しつけた。 「鏡君ってやさしいのね」 「よくやらしいって間違われるけどね」 ゆり子はくすくすっと笑った。 「わたし、こんなのはじめて。思い切り声あげちゃった」 「いいんだよ、声をあげるのは。気持ちよかったら気持ちいいってちゃんと示してくれた ほうがうれしいんだ」 「ほんと?」 「うん。セックスって二人でするものだろう? 二人で気持ちよくなろうってやつなんだ から、お互いがここは気持ちいいとかここはそうじゃないって遠慮なく言い合わないと気 持ちよくなれないものなんだ。でも、ゆり子ちゃんはちゃんと声をあげてくれたから、と ってもよかったよ」 「なんだか鏡君にそういうふうに言われると、凄く安心しちゃう」 「一応家元の孫ですから」 ゆり子はくすっと笑って夢彦に抱きついた。 豊かな剥き出しの乳房が胸にこすりつけられた。 「ほんと、ゆり子ちゃんのおっぱいっておっきいんだね」 「やだ」 「だめだよ、恥ずかしがったら」 「でも、やっぱり恥ずかしいもん」 「うれしくない?」 ゆり子はくすっと笑った。 「うれしくないと思う?」 夢彦は首を振った。 「でも、そういうふうに抱きつかれちゃうと、感じちゃうよ」 「やだ、やらしいんだから」 「おれはやらしいよ。やらしいからこういうことしちゃうもん」 もみもみもみいっ! 夢彦は突然ゆり子の乳房を揉みしだいた。 「あんっ、やっやっやっ、そんなのずるいっ、やあああっ」 ゆり子は激しく悶え体をゆすった。 手のなかで乳房がぶるんぶるんとゆれた。 「ほんとゆり子ちゃんっておっぱいおっきい」 「もう、鏡君っ」 ゆり子は手を振り上げた。 その手を夢彦はつかんだ。 それでも夢彦を叩こうとゆり子はもがいた。 乳房がゆさゆさとゆれた。 夢彦は乳首にしゃぶりついた。 「ひやああんっ!」 ゆり子は思い切り声をあげた。 「ほんとゆり子ちゃんって感じやすいんだね」 「だって、鏡君が変なことするんだもん」 「変なことされるのは嫌い?」 ゆり子は首を振った。 「鏡君なら……なにをされてもいい」 「ほんとに?」 ゆり子はうなずいた。 そのとたん、 もみっ、もみもみもみっ、もみいっ! 夢彦は激しくゆり子の乳房を揉みしだいた。 「ああっ、やあっ、いやあああっ!」 ゆり子は激しく声をあげ身をゆさぶった。 夢彦は乳首をつまんでぐいぐい押し揉みまくった。 ゆり子は悲鳴をあげた。 乳房を強く揉みしだかれているうえに、乳首までぐりぐりと押しまわされているのだ。 「いやあっ、お願いっ、そんなにつよくしないでえっ」 ゆり子は激しく体をゆさぶって悶えた。 だが、夢彦の愛撫は弱まらなかった。 そればかりか、激しく乳首にしゃぶりついてきた。 グルグルグルと激しくしゃぶりまわされ、吸い伸ばされてゆり子は叫び声をあげ、夢彦 にしがみついた。乳房が夢彦の顔に押しつけられた。夢彦はめちゃめちゃに乳房を鷲掴み にした。 「ひやああああああっ!」 ゆり子が悦びの悲鳴をあげた。 乳房が指の間から飛びだし、乳首が突き出した。 その乳首を夢彦はめちゃめちゃにしゃぶりまわした。 舌で舐めころがされ激しく吸い立てられてゆり子は激しくのけぞった。 夢彦の背中に爪を食い込ませ、首を振りまくった。 そして、大きくアア―――ッと声をあげ愛液をあふれさせると、ぐったりと倒れかかっ た。