二人はだれもいない部屋のなかで、裸のまましばらく抱き合っていた。 熱い情熱のほとばしりがまだ体のなかを流れていて、心臓は歓びに鳴り響いていた。 「悦子、凄いよ……おまえ凄すぎるよ」 隆彦はまだ激しく熱い息を吐きながらささやいた。 そして、耳を舐めた。 熱い陶酔が頭のなかをぼうっとさせ、悦子は声をもらした。 「やめて、隆ちゃん」 「どうして」 隆彦は悦子の耳から口を離した。 「気が変になっちゃう」 「もうなってるよ」 隆彦は耳を舌でなぞりまわした。 頭のなかが熱くなり、体の奥がまた疼きだした。 これ以上はだめだと悦子は思った。 夢彦の姿を思い浮かんだが、乳房を揉みしだかれて、それも一瞬のうちに消えた。 隆彦は欲望の槍を打ち込んだまま、ねっとりとバストを揉みしだいた。 五本の指を執拗に食い込ませてたっぷりと張りのある質感を貪った。 吐息とともに悦子の乳首は愛撫を求めてつんと突き立った。 「悦子、おれと付き合おうよ」 隆彦は耳元からうなじへと下りていきながらささやいた。 「なあ、そうしよう」 隆彦は悦子の乳首をきゅっとつまんだ。 「アウッ」 クリクリとさらに乳首をつままれて悦子は声をあげ、のけぞった。 「おれ、おまえが他の男に抱かれるのなんて、絶対いやなんだ。絶対見たくないんだ」 「隆ちゃん」 「おれ、おまえしかいないんだ。本気なんだ。おまえしか好きになれないんだ」 隆彦の目が涙で光った。 「隆ちゃん……」 「おまえ、おれのこと嫌いか?」 悦子は首を振った。 「嫌いなわけないじゃない」 隆彦は顔を近づけた。 悦子は目を閉じた。 唇が重なり、すぐに二人は激しく舌を奪い合った。 再び歓喜の旋律が頭のなかを流れはじめた。 「好きだよ、悦子」 隆彦は悦子のうなじを舐めながらバストを揉みしだいた。 「アア……隆ちゃん……」 「大好きたよ、悦子」 隆彦は夢中でバストを揉みしだいた。 激しく指を食い込ませ、乳首を押し出した。 その乳首を強く吸いまくった。 「アアッ、隆ちゃんっ」 悦子は隆彦の頭を押しつけた。 隆彦は強く激しく乳首をしゃぶりまわした。 歓喜の熱が頭のなかで爆発し、悦子は悶え叫んだ。 「隆ちゃん、もっと乳首吸ってえっ」 悦子は胸をゆさぶり、乳房を突き出した。 隆彦は激しく音を立てて乳首を吸い伸ばした。 悦子は激しく声をあげた。 「悦子……おまえのおっぱい最高だよ……気持ちよすぎるよ」 隆彦は狂ったように乳首を貪り吸った。 「いやあッ……隆ちゃんっそんなに激しく吸っちゃいやっ……」 いままでになく烈しく乳首を吸われて、悦子は激しく悶えた。 熱い歓喜の熱が体を覆いはじめた。 体の奥が疼きだし、花びらの奥から歓喜の雫があふれだした。 隆彦のものは再びなめらかな愛液に包まれた。 「アアッ……隆ちゃん来てえっ……」 隆彦は悦子に誘われるがままに、そそり立ったものを打ち込んだ。 「あふうっ」 あたたかい雫が隆彦の欲望を迎え入れた。 隆彦は激しく欲望の槍を打ち込んだ。 熱い先端がずぶずぶと悦子のなかを突きまくった。 「アアッ……イイッ……隆ちゃんもっと……」 悦子は腰をあげ、自ら隆彦を求めてきた。 隆彦は激しく欲望の槍を打ち込んだ。 悦子は歓喜の叫びをあげた。 腰の奥が熱く激しく疼き、熱が身体中に広がっていった。 そうしてそれはひとつの巨大な波となって悦子を呑み込んだ。 「アアッ、隆ちゃんっ、いやあっ、だめえっ、イッちゃう――――っ!」 悦子は激しく隆彦にしがみつき、ヒップをゆさぶった。 悦子のなかが激しくひついた。 「うあああっ、だめだよ悦子っ、ウア――――――ッ!」 隆彦は身をのけぞらせ腰をふるわせて叫ぶと、歓喜の洪水を悦子のなかにぶちまけてい った。