しっとりと潤んだ目で優香は夢彦を見下ろした。 「鏡君って、スゴイ……ほんとスゴすぎる……」 それだけ言って優香はまた夢彦に倒れかかった。 だが、倒れかかったのではなかった。 夢彦の首に抱きついたのだった。 乳房が胸に押しつけられ広がった。 「こんなに凄いなんて思わなかった……ほんの少しだけからかうつもりだったのに」 いつの間にか、優香の言葉遣いが女の子っぽくなっていた。 「北条さんって、とっても感じやすいんだね」 「わたしこんなに感じるほうじゃなかったのよ」 「そう? でも、とってもよかったよ」 「ほんとに? お孫さんに言ってもらうとほんとうれしくなっちゃう。わたし本気にしち ゃうよ」 「いいよ、本気にしても。だって、ほんとだもん。おっぱいもすっごく気持ちよかったし 」 「ほんと? 郁子より気持ちよかった?」 「すっごく気持ちよかった。揉み心地も最高だったよ」 優香はうれしくて夢彦に抱きついた。 「わたし、Fカップあるの」 「凄いね。それでゆさゆさゆれてたんだ。どのくらいあるの」 「答えなきゃだめ?」 「うん。一応勝ったんだから。それとも、自分で計ろうか?」 「そんなの恥ずかしい」 「じゃあ、それ最初の要求」 「そんなの、いや」 「だめだよ、自分で言いだしたんだから。脱いで」 「でもメジャーはどこにあるの」 「この手のなか」 夢彦は微笑んでみせた。 優香は不思議そうな顔をしたが、おとなしくTシャツの裾に手をかけた。 シャツがめくれ、乳房が剥き出しになった。 紡錘形の乳房が双つ、瓜のようにたっぷりと実りふくらんで、おいしそうに夢彦に向か ってぶらさがっていた。 夢彦はその乳房をむっちりとつかんだ。 「やんっ、なにするの」 優香は思わず声をあげた。 「言ったろう、メジャーはこの手のなかだって。おれの手自身だよ」 夢彦はたっぷりと優香の乳房を揉みしだいた。 「さすがFカップだけあっておっきいね。どれくらいあるの」 「それ、二番目の要求?」 「ちがうよ、一番目の要求だよ」 「そんなのずるい」 「言わないといじめちゃうよ」 夢彦はこりりと乳首をはじいた。 「あんっ、鏡君っ」 「ほんといいおっぱいしてる。乳首もとってもかわいくて感じやすいし」 夢彦はこり、こりっと乳首をはじいた。 「やん、だめったら」 「ほんとうにだめなの」 夢彦はまた乳首をはじいた。 「あはんっ、鏡くんっ」 「まだメジャーの測定は終わってないよ」 夢彦は両手にたっぷりと握りしめ、ぐいぐいと揉みしだいた。 ほんと、かっこのいい乳房だと夢彦は思った。 これだけ大きいのに、全然垂れることなくツンと突き出している。 欲情をそそるオッパイだ。 まるでどうぞ揉みしだいてくださいって言ってるようじゃないか。 夢彦はますますぐいぐいと揉みしだいた。 「そんなにおっぱい揉まないで」 「まだ測定はつづいているんだよ」 「そんな、早くすませて」 「速くしていいの」 夢彦はぐにぐにぐにぐにと連続してもみもみしまくった。 「アン、いやっ」 「いいって言ったのは北条さんだよ」 「いじわる」 「だって、北条さんのオッパイ、すっごいかっこよくておっきいんだもん」 優香はうれしそうに微笑んだ。 「ほんと凄いよ」 「ほんとにそう思う?」 「うん。こんなおっぱいだったらいつでももみもみしていたいぐらい」 優香は微笑んだ。 夢彦はふいに手を放した。 「もういいの?」 「うん」 「わかった?」 「わかんない」 二人は思わず笑い合った。 「聞かなくてもいいの」 「手のメジャーより大きかったみたいだから」 「教えてあげようか」 「教えてくれるの?」 「その代わり、わたしの願い聞いてくれる?」 「いいよ。あとの二つの要求譲るよ」 「そんなのだめよ」 「じゃあ、こうしよう。もうひとつの要求は、サイズを教えてくれること。そして残りひ とつの要求は、最後の要求を北条さんに譲ること。これでいいだろう?」 「でも、ほんとにいいの」 「いいよ。でも、その返しはなしだよ」 優香はくすくすと笑った。 「サイズはね、九十一・八センチあるの」 「それでFカップ?」 優香はうなずいた。 「凄いね。でも、揉み心地だけだと九十五センチぐらいありそうな感じ」 「わたし、そんなにないわ」 優香はくすくすと笑った。 「それで、わたしのほうの要求は」 「要求は」 「恥ずかしいからちゃんと聞いてね。一回しか言わないから」 「いいよ」 優香はうつむいて唇を少し噛んだ。 「わたしのお願いは、もう一度おっぱいを吸ってもみもみして、最後に鏡君のをあそこに 入れてほしいの」