「やっぱりお孫さんって、全然違うのね」 長い沈黙のあと、郁子は夢彦に顔を向けた。 はじめて会ったときのかたい表情はとれ、やわらかい喜悦と満足の色が顔いっぱいにあ ふれていた。 「わたし、ビンビンに感じちゃった。すっごいテクニシャンなんだから」 夢彦は突然の変貌に驚いて郁子を見た。 「さっきは飛びかかったりしてごめんね。本気でするつもりはなかったんだけど、こうで もしないと本気にしてもらえないと思って」 「君はレスリング部じゃないの」 「レスリング部よ。でも、べつに鏡君に恨みがあったわけじゃないの。ただ、二人きりで 親密な話がしたかっただけ。秘密のお話をね」 郁子はそう言ってくすっと笑った。 ずいぶんと大人びた笑いだった。 「わたしのおっぱい、よかった?」 郁子は微笑みながら尋ねた。 「え、うん。あの……八十六ってほんとなの?」 「ほんとよ。Dカップっていうのも。びっくりした?」 夢彦はうなずいた。 「海陵の女の子って、みんな胸がおっきいの」 「でも、そのなかでも君は大きいほうじゃないの?」 「うふふ、そうよ」 郁子はうれしそうに笑った。 「ねえ、鏡君。もう少しお話をしない? わたし、もっと気持ちよくなりたい」 郁子は夢彦に体をこすりつけた。 「もっと色道のこと教えて」 夢彦は郁子の肩をつかんだ。 郁子は夢彦に顔を近づけた。 二人は唇を合わせ、すぐに舌をすべりこませた。 ぐるぐるっ、ねちゃっ、 ぴちゃぴちゃ、くちゅうっ。 二人は欲望を絡ませあい、互いに激しく舌を吸い合った。 そうしながら夢彦は胸の上のすばらしいふくらみをむにゅっ、むにゅっと揉みさすった。 「うふん……いやよ、おっぱいは……」 郁子は感じて声をもらしはじめた。 「郁子ちゃんって何組なの」 夢彦は気持ちよくぐにゅぐにゅとおっぱいを揉みほぐしながら尋ねた。 「E組よ」 「じゃあ、すぐ隣だね」 「廊下をはさんでいるけどね」 「ふうん。そんなところに、こんな凄いおっぱいの子がいたんだ」 もみいいっ! 夢彦は強く双乳を揉みしだいた。 「アンッ!」 郁子はぴくりとふるえ、身を反らせた。 「おっぱい感じるの?」 「ううん、一人でしてるときはそんなことなかったけど、鏡君にさわられると……んふん ……そう……やさしくして……」 郁子は夢彦の指遣いにすっかり身を任せ、軽く夢彦の手に自分の手を押し当てた。 夢彦はますます、くいっ、くいっとリズミカルに郁子の乳房を揉みしだいた。 ほんとうにいいおっぱいだと夢彦は思った。 形がよくて、乳暈がおっきくて、乳首がピンピンに立っている。こんな子とレスリング なら、いつでもしていたい……。 しばらく夢彦は乳房をたっぷりと指で味わっていたが、首筋からおりて舌を這わせはじ めた。胸元をくだってチロチロと舐め、くりくりと乳暈のまわりを回ってついにその頂に 達した。 「キャウンッ」 夢彦が乳首をくちゅっと口に含んだとたん、郁子はかわいい声をあげた。 「いい乳首だね」 「んふう……鏡君がいじめるんだもん」 「いじめてほしい?」 「いやって言ったら」 「こうしちゃう」 グリッ、グリグリグリッ、 グリグリグリグリイイッ……。 夢彦は激しく乳首を舐めころがした。 「アハア、ハアッ、アア、ハアアアンッ!」 郁子は胸をゆさぶって喘いだ。 夢彦は片方の乳を思い切り揉みしだいた。やあっ、と郁子は声をあげた。愛液が太腿の あいだからにじみだした。その太腿のなかに夢彦は指をすべりこませた。クチュッ、クチ ュクチュッ。花びらをつまみ、撫でまわした。「ヤハアッ、アッ、アハアッ!」郁子は激 しく悶え、身震いした。クチュクチュクチュウウッ……。夢彦はめちゃくちゃに激しく花 びらをいじった。郁子は夢彦の肩をつかみ、たまらず首を振っていやいやをした。「もっ とやさしくしてえっ」郁子が叫んだ。その願いを夢彦は無視した。ガリッと乳首を噛み、 クリトリスをはじいた。「ひやあああああっ!」郁子の腰がはねあがった。愛液がほとば しり出た。気がついたときには、郁子はリングを濡らしたまま、ぐっしょりと夢彦の体に もたれかかっていた。