2015年度の月報です。
※下線の付いたさんびかは「改訂版こどもさんびか」です。
4月
主題「復活の主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
5 | イースター礼拝 ヨハネ 20・11~18「 復活の主の呼びかけ 」 | 8 | 39、86、16 |
12 | ヨハネ 20・24~29 「 わたしの主、わたしの神よ 」 | 7 | 3、88、16 |
19 | ヨハネ 20・30~31 「 主イエスを神の子キリストと信じるため 」 | 16 | 1、91、16 |
26 | ヨハネ 21・1~14 「 復活の主とのガリラヤ湖での再会 」 | 10 | 11、7、16 |
今月のみことば
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。
(コリントの信徒への手紙 一 15章20節)
5月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
3 | ヨハネ 21・15~19 「 わたしの羊を飼いなさい 」 | 2 | 2、119、16 |
10 | ヨハネ 19・25~27 「 あなたの母です 」 | 5 | 4、126、16 |
17 | ヨハネ 1・29~34 「 主イエスは神の小羊 」 | 1 | 10、37、16 |
24 | ペンテコステ礼拝 ヨハネ 20・19~23「 聖霊を受けなさい 」 | 12 | 8、93、16 |
31 | ヨハネ 1・35~51 「 主イエスに従う者たち 」 | 3 | 9、123、16 |
今月のみことば
神の霊によって語る人は、だれも「主イエスは神から見捨てられよとは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。
(コリントの信徒への手紙一 12章3節)
イエスさまは、ご復活されて40日の間弟子たちの前に現れ、一緒に食事をし、神の国について話されました。そして、天に昇られた後、五旬祭の日に聖霊(神さまの霊)が降ってこられました。これがペンテコステの出来事です。
この聖霊は、旧約聖書の昔から今も私たちに働かれ、神さまの御心をあらわしてくださっています。
ペンテコステの日に、聖霊が弟子たちに働いてくださり、イエスさまが救い主キリストであることを信じる信仰を与えてくださいました。そして、神さまを礼拝する教会が誕生したのです。
6月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
7 | ヨハネ 2・1~12 「 カナの婚礼 」 | 13 | 6、60、16 |
14 | ヨハネ 2・13~22 「 まことの神殿 」 | 11 | 14、118、16 |
21 | ヨハネ 3・1~15 「 主イエスとニコデモ 」 | 4 | 7、49、16 |
28 | ヨハネ 3・22~30 「 主イエスと洗礼者ヨハネ 」 | 9 | 5、120、16 |
今月のみことば
彼はわたしに呼びかけるであろう。あなたはわたしの父、わたしの神、救いの岩、と。
(詩編 89編27節)
ローマの信徒への手紙10章8節から11節を読みましょう。
「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」
これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。 実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。
イエスさまが私たちのところに来られ、復活されたことによって、旧約聖書の時代からの信仰が正しく受け継がれ、私たちは、イエスは主であると信じ告白することができるのです。
7月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
5 | ヨハネ 4・1~26 「 主イエスとサマリアの女 」 | 6 | 1、114、16 |
12 | ヨハネ 4・27~42 「 目を上げて畑を見るがよい 」 | 15 | 12、45、16 |
19 | ヨハネ 4・43~54 「 役人の息子のいやし 」 | 8 | 11、5、16 |
26 | ヨハネ 5・1~18 「 ベトザタの池でのいやし 」 | 14 | 3、129、16 |
今月のみことば
わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。それは彼らとの永遠の契約となる。
(エゼキエル書 37章26節)
今年の夏期学校のテーマは、「わたしは良い羊飼い」です。羊飼いとはもちろん、イエスさまのことです。そして、羊飼いであるイエスさまが導いてくださる羊とは、私たちのことです。イエスさまは、「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。」(ヨハネによる福音書10章10節)と仰しゃいました。
イエスさまが私たちのところへ来られたことで、旧約聖書の時代から伝えられてきた、神さまの平和の約束が実現しました。
イエスさまに従って歩み、主であると信じ告白することによって、神さまは、真の平和を与えてくださいます。
8月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
2 | ヨハネ 5・31~40 「 聖書はキリストを証しする 」 | 7 | 6、47、16 |
9 | ヨハネ 6・1~15 「 五つのパンと二匹の魚 」 | 3 | 9、21、16 |
16 | ヨハネ 6・16~21 「 湖の上を歩く主イエス 」 | 6 | 10、131、16 |
23 | ヨハネ 6・34~40 「 主イエスは命のパン 」 | 18 | 5、20、16 |
30 | ヨハネ 7・37~44 「 主イエスは生ける水 」 | 12 | 2、7、16 |
今月のみことば
安息日を心に留め、これを聖別せよ。
(出エジプト記 20章9節)
これは、十戒の四番目に書かれた戒めです。神さまは、天地を創造された時、六日の間働かれ、第七の日に 安息(お休み)されました。そして、神さまは、この日を祝福して聖別されました。だから、私たちも六日の間、お勉強やお仕事をして、七日目は神さまのための日として神さまを礼拝し、自分のためのことはお休みするのです。
イエスさまは、安息日について、こう言われました。
「もし、『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』という言葉の意味を知っていれば、あなたたちは罪もない人たちをとがめなかったであろう。人の子は安息日の主なのである。」(マタイによる福音書12章7~8節)
安息日は、主の憐れみ、恵みがもたらされる日でもあります。
9月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
6 | ヨハネ 8・1~11 「 あなたを罪に定めない 」 | 11 | 14、34、16 |
13 | ヨハネ 8・12~20 「 主イエスは世の光 」 | 9 | 7、52、16 |
20 | ヨハネ 8・31~38 「 真理はあなたがたを自由にする 」 | 2 | 8、120、16 |
27 | ヨハネ 9・1~12 「 神の業が現れるため 」 | 1 | 4、129、16 |
今月のみことば
心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。
(マタイによる福音書 5章8節)
イエスさまは、わたしたち一人一人のために、神さまのもとから来られました。そして、「わたしは世の光である。わたしに従う者は、暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」(ヨハネによる福音書8章12節)と言われました。この光(イエスさま)は、わたしたちの罪を照らし、神さまの御心を示してくださいます。
わたしたちは、聖書と日曜日の説教を通して、イエスさまの御言葉を聴き、イエスさまと出会うことができます。
さて、新約聖書に登場する人々は、イエスさまが示してくださった神さまの御心を知ることができたでしょうか?
10月
主題「御業をなさる主」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
4 | ヨハネ 9・24~41 「 見えない者は見えるようになる 」 | 4 | 3、7、16 |
11 | ヨハネ 10・7~18 「 主イエスは良い羊飼い 」 | 17 | 11、49、16 |
18 | ヨハネ 11・17~27 「 主イエスは甦り、永遠の命 」 | 15 | 1、91、16 |
25 | ヨハネ 11・28~44 「 ラザロ、出てきなさい 」 | 8 | 12、130、16 |
今月のみことば
それから、わたしを呼ぶがよい。
(詩編 50編15節)
苦難の日、わたしはお前を救おう。
この聖書箇所は、全体で次のように書かれています。
「告白を神へのいけにえとしてささげ
いと高き神に満願の献げ物をせよ。
それから、わたしを呼ぶがよい。
苦難の日、わたしはお前を救おう。
そのことによって
お前はわたしの栄光を輝かすであろう。」(詩編50編14~15節)
神さまが求めておられるのは、私たち一人ひとりの信仰と祈りです。私たちは、毎週日曜日に、神さまを礼拝し、さんびかを歌い、お祈りをしています。そして、聖書を読み、イエスさまを通して救いと恵みをお与え下さっていることを知らされます。これらの正しい献げ物をすることは、神さまの喜ばれることなのです。
11月
主題「受難 1」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
1 | ヨハネ 12・1~8 「 ナルドの香油 」 | 12 | 6、126、16 |
8 | こどもと大人の合同礼拝 ヨハネ 12・12~19「 平和の王 」 | 交読 詩編 | 讃美歌21 (合同礼拝) |
15 | ヨハネ 12・20~26 「 主イエスは一粒の麦 」 | 7 | 5、56、16 |
22 | ヨハネ 13・1~20 「 互いに足を洗い合いなさい 」 | 16 | 2、38、16 |
29 | ヨハネ 1・1~5 「 初めに言があった 」 | 18 | 18、64、16 |
8日は、分級9時から、礼拝10時30分からです。
今月のみことば
しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待っています。
(フィリピの信徒への手紙 3章20節)
今月29日から、イエスさまのご降誕を待ち望む待降節(アドヴェント)に入ります。毎週日曜日に1本ずつキャンドルに灯がともされます。4本のキャンドルに灯がともされると、クリスマスです。私たちは、こうして、世の光であるイエスさまをお迎えする準備をします。
イエスさまは、私たちを罪から救うために、お生まれになりました。これは、神さまが旧約の時代から約束してくださっていた出来事です。そして、もう一度来られることが約束されています。
12月
主題「降誕」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
6 | ヨハネ 1・6~8 「 神から遣わされた人ヨハネ 」 | 10 | 30、65、16 |
13 | ヨハネ 1・9~13 「 まことの光が世に来た 」 | 6 | 27、69、16 |
20 | クリスマス礼拝 ヨハネ 1・14~18「 言は肉となってわたしたちの間に宿られた 」 | 9 | 23、67、16 |
27 | ヨハネ 3・16~21 「 独り子を与える神の愛 」 | 8 | 20、78、16 |
20日 クリスマス礼拝 9:00~、クリスマス祝会 15:30~
今月のみことば
マリアは男の子を生む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。
(マタイによる福音書 1章21節)
クリスマスは、私たちの救い主イエスさまのお誕生をお祝いする日です。神さまが、イエスさまというプレゼントをくださったように、私たちもお互いにプレゼントを贈るのです。
1月
主題「受難 2」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
3 | ヨハネ 13・31~35 「 互いに愛し合いなさい 」 | 15 | 5、123、16 |
10 | ヨハネ 14・1~14 「 主イエスは道、真理、命 」 | 17 | 3、120、16 |
17 | ヨハネ 14・15~24 「 聖霊はあなたがたと共にいる 」 | 5 | 9、96、16 |
24 | ヨハネ 15・1~17 「 主イエスはぶどうの木 」 | 3 | 4、60、16 |
31 | ヨハネ 16・25~33 「 わたしは既に世に勝っている 」 | 13 | 14、131、16 |
今月のみことば
だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。
(コリントの信徒への手紙二 5章17節)
新年あけましておめでとうございます。日本では、クリスマスの日が過ぎるとすぐに、まわりはお正月の飾りに替わってしまいます。しかし、キリスト教では、12月25日から1月6日の公現日までを降誕節といい、イエスさまのお誕生をお祝いする期間が続いています。
この公現日は、東方の3人の博士たちがイエスさまのもとを訪れて礼拝した日です。イエスさまは、ユダヤの人だけでなく、世界中のすべての人を救うためにお生まれくださいました。
外国では、王であるイエスさまのお誕生をお祝いするため、この日に「ガレット・デ・ロア」(王様のパイ菓子)を食べる習慣があります。
2月
主題「受難 2」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
7 | ヨハネ 17・1~5 「 大祭司キリストの祈り 」 | 2 | 2、49、16 |
14 | ヨハネ 18・1~14 「 わたしはある ―主イエスの逮捕― 」 | 18 | 10、38、16 |
21 | ヨハネ 18・15~27 「 弟子であることを打ち消す ―ペトロの否認― 」 | 4 | 8、114、16 |
28 | ヨハネ 18・28~38a 「 主イエスと総督ピラト 」 | 1 | 7、120、16 |
今月のみことば
わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。
(ヨハネによる福音書 10章10節)
今年は2月10日が「灰の水曜日」にあたります。この日から、イエスさまがご復活されるまでの40日間(日曜日を除く)を受難節(レント)といいます。この期間は、イエスさまが荒れ野で40日間そうされたように、私たちもごちそうを食べない時を過ごします。
これは、羊飼いであるイエスさまが私たちの罪のために死なれたことを覚え、神さまの愛に応える時なのです。
そして、イースターの日にイエスさまはご復活されました。死から復活され、私たちの罪を取り去ってくださるために、イエスさまは十字架に向かわれました。
3月
主題「受難 2」
日 | 聖書と説教 | 交読文 | さんびか |
---|---|---|---|
6 | ヨハネ 18・38b~19・16 「 死刑判決を受ける主イエス 」 | 10 | 4、38、16 |
13 | ヨハネ 19・17~30 「 十字架につけられる主イエス 」 | 12 | 6、83、16 |
20 | ヨハネ 19・37~37 「 十字架から流れる血潮と水 」 | 7 | 5、37、16 |
27 | イースター礼拝 ヨハネ 20・1~10「 復活 ―主イエスは墓におられない― 」 | 8 | 39、86、16 |
今月のみことば
この後、イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、「渇く」と言われた。
(ヨハネによる福音書 19章28節)
イエスさまは、神さまから離れてしまった私たちの罪の身代わりとなって十字架の上で死なれました。そして、死から三日目に復活されました。イエスさまが復活されたことにより、それを信じるすべての人に、罪からの救いがもたらされたのです。