日曜学校 月報集

2014年度の月報です。

下線の付いたさんびかは「改訂版こどもさんびか」です。

2015年度

4月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
6ルカ 22・14~23
「 最後の晩餐 」
35、23、16
13ルカ 22・44~49
「 十字架 」
79、38、16
20
イースター礼拝
ルカ 24・1~9
「 復活 」
814、91、16
27使徒言行録 1・6~11
「 キリストの昇天 」
12、92、16

今月のみことば

「話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。」

(ルカによる福音書 24章15節)

5月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
4使徒言行録 2・1~4
「 ペンテコステの出来事 」
128、93、16
11使徒言行録 3・1~10
「 美しい門でのいやし 」
164、119、16
18使徒言行録 4・1~14
「 ペトロの裁判 」
911、121、16
25使徒言行録 7・54~60
「 ステファノの殉教 」
76、129、16

今月のみことば

イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。

(ルカによる福音書 5章20節)

イエスさまが家の中で教えておられた時、町の人が病気の男の人を運んで来ました。あまりに多くの人がいて近づけなかったため、その人を床に寝かせたまま、屋根に穴を開けて、イエスさまの前につり降ろしました。イエスさまの救いを求めてやってきたのです。

イエスさまは、この人たちの信仰を見て、罪をゆるすという、神さまにしかできない、本当の救いを与えられました。イエスさまはさらに、病気の男の人に、「起きて、床を担いで歩け」と言われました。病までもいやされた男の人は、すぐに自分で床を担ぎ、神さまを賛美しながら家に帰って行きました。

6月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
1使徒言行録 8・34~40
「 エチオピアの宦官の救い 」
23、6、16
8
ペンテコステ礼拝
使徒言行録 9・1~9
「 サウロの回心・召命 」
127、62、16
15使徒言行録 10・30~35
「 コルネリウスの救い 」
410、120、16
22使徒言行録 13・1~3
「 アンティオキア教会の伝道 」
1512、118、16
29使徒言行録 16・6~10
「 マケドニア人の幻 」
51、122、16

今月のみことば

「まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

(ルカによる福音書 11章13節)

イエスさまが弟子たちに「主の祈り」を教えてくださったあと、一つのたとえ話をして、こう言われました。

「求めなさい、そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」「あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。」(9、11節)

天の父なる神さまは、わたしたちに本当に必要なものをすべてご存じです。だから、わたしたちが神さまに何かを求めるときは、「聖霊(神さまの霊)のお働きによって、神さまの御心のとおりになりますように」と祈るのです。

7月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
6使徒言行録 16・25~34
「 フィリピの牢役人の救い 」
149、130、16
13使徒言行録 18・1~11
「 コリント伝道 」
15、94、16
20使徒言行録 26・19~32
「 パウロの弁明 」
182、123、16
27使徒言行録 28・23~31
「 ローマでの伝道 」
314、45、16

今月のみことば

「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」

(ヨハネによる福音書 20章21節)

復活されたイエスさまが、弟子たちに現れて言われた御言葉です。父なる神さまがイエスさまを私たちのところへお遣わしくださったように、イエスさまが、弟子たちに罪を赦す権限を与えられ、世界中の人々のところへお遣わしになりました。聖霊を受けた使徒たちは、イエスさまをのことをまだ知らない人々のところへ出かけて行き、教会を建て、神さまの御言葉を宣べ伝えてゆきました。

弟子たちを迫害していたサウロ(パウロ)は、ダマスコへ向かう途中でイエスさまに出会い、回心しました。こうしてパウロは、神さまの選びによって、私たちのような異邦人にもイエスさまのことを熱心に伝える使徒になったのです。

8月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
3マタイ 7・9~11
「 全能の父なる神 」
168、114、16
10使徒言行録 17・22~27
「 天地の造り主 」
1413、112、16
17ヨハネ 1・14~18
「 その独り子、われらの主イエス・キリスト 」
104、79、16
24マタイ 1・18~25
「 聖霊により宿り、処女マリヤより生まれ 」
96、69、16
31マルコ 15・15~32
「 ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ 」
711、38、16

今月のみことば

「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。」

(出エジプト記 20章7節)

今月から『使徒信条』を学びます。使徒信条は、父なる神さま、子なる神である主イエスさま、聖霊なる神さまについての三つの部分から成っています。私たちは、毎週日曜日の礼拝で、このように「われは~を信ず」と告白して、正しい信仰を言い表しています。

使徒信条には、聖書を通して教えられる神さまのお姿と御業が書かれています。父なる神さまは、この世界を造られ、どのようなこともおできになります。主イエスさまは、私たち人間を罪から救うためにお生まれになり、十字架にかけられて死に、三日目に復活されました。そして聖霊なる神さまは、今も働き、私たちを導いてくださいます。

9月

主題「使徒言行録」

聖書と説教 交読文 さんびか
7マルコ 15・33~46
「 死にて葬られ、よみにくだり 」
312、80、16
14マルコ 16・1~8
「 三日目に死人のうちからよみがえり 」
87、89、16
21マルコ 16・19~20
「 天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり 」
131、92、16
28マタイ 25・1~13
「 かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審き 」
1610、133、16

今月のみことば

「憐れみ深い人々は、幸いである。その人たちは憐れみを受ける。」

(マタイによる福音書 5章7節)

神さまの独り子であるイエスさまは、聖霊によってお生まれになり、私たちを罪から救うため、苦しみを受けて十字架の上で死なれ、そして三日目にご復活されました。イエスさまは、その御言葉とご生涯を通して、私たちに救いの道を示してくださいました。

イエスさまに従って歩むとき、その御言葉によって、神さまから豊かな恵みが与えられることが約束されています。また、イエスさまがご復活されたことによって、私たちの生涯も死で終わることなく、その復活に与れることが約束されているのです。

10月

主題「使徒言行録・十戒(前)」

聖書と説教 交読文 さんびか
5ヨハネ 14・15~17
「 聖霊を信ず 」
52、96、16
12エフェソ 2・17~22
「 聖なる公同の教会、聖徒の交わり 」
19、105、16
19ヨハネ 6・34~40
「 罪の赦し、からだのよみがえり、永遠の生命 」
155、135、16
26マタイ 22・34~40
「 わたしの他に、なにものをも神としてはならない 」
23、119、16

今月のみことば

このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。

(ガラテヤの信徒への手紙 6章14節)

聖霊なる神さまは、いつも私たちのために、神さまの恵みの業をお示しくださいます。私たちは、その中でもとても大切な、イエスさまの十字架の死と復活による罪からの救いを信じて、教会で神さまを礼拝しています。一人ひとりが聖霊なる神さまのお示しくださった業を信じて集まり、祈るとき、そこに教会ができます。そしてお互いに、神さまの恵みを分け合って生きることができるのです。

父なる神さまは、イエスさまを通してご自分を示されました。そして、イエスさまが天に昇られた後には、聖霊なる神さまが働いてくださり、聖書を通して、私たち一人ひとりにイエスさまの御言葉と福音を告げ知らせてくださいます。

11月

主題「十戒(前)」

聖書と説教 交読文 さんびか
2Ⅰコリント 8・4~6
「 自分のために、きざんだ像を造ってはならない 」
46、60、16
9
子どもと大人の合同礼拝
マタイ 5・33~37
「 主の名をみだりに
唱えてはならない 」
交読
詩編
讃美歌21
(合同礼拝)
16マタイ 12・1~8
「 安息日を覚えて、これを聖とせよ 」
714、2、16
23エフェソ 6・1~4
「 父と母を敬え 」
144、123、16
30ルカ 1・8~17
「 ザカリヤへの御告げ 」
618、65、16

※9日 子どもと大人の合同礼拝 分級 9:00~、礼拝 10:30~

今月のみことば

天に登ろうとも、あなたはそこにいまし、陰府に身を横たえようとも、見よ、あなたはそこにいます。

(詩編 139編8節)

今月は十戒の前半を学びます。十戒の前半は神さまとの関係について、後半は人間どうしの関係について書かれています。

天地を造られた神さまは、人間が自分たちのために作ったものを神としているのを見て、それを強く戒められました。神さまは、人の思いや考えにしばられる方ではなく、いつでも、どこにでも存在することができるからです。

私たちは、本当の、生きて私たちに働きかけてくださっている神さまだけを礼拝し、その御言葉に聴くのです。

12月

主題「降誕」

聖書と説教 交読文 さんびか
7ルカ 1・26~38
「 マリアへの御告げ 」
927、75、16
14ルカ 2・1~5
「 ベツレヘムへの旅 」
1023、66、16
21
クリスマス礼拝
ルカ 2・6~20
「 羊飼いたちの礼拝 」
1120、73、16
28ルカ 2・25~35
「 シメオンの賛美 」
1830、71、16

21日 クリスマス礼拝 9:00~、クリスマス祝会 15:30~

今月のみことば

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛が私たちの内に示されました。

(ヨハネの手紙一 4章9節)

神さまは、神さまから離れてしまった私たち人間の罪を取り除くために、イエスさまをお遣わしになりました。そのイエスさまが旧約聖書の預言のとおりにお生まれくださったのがクリスマスの出来事です。

イエスさまがお生まれくださったクリスマスまでの、ご降誕を待つ期間をアドヴェント(待降節)といいます。預言を信じてイエスさまのもとに集まってきた人々のように、私たちは、神さまがくださったこの大きなプレゼントに感謝して、クリスマスを待ち望み、皆でお祝いするのです。

1月

主題「十戒(後)」

聖書と説教 交読文 さんびか
4Ⅰヨハネ 3・12~16
「 殺してはならない 」
133、110、16
11ヘブライ 13・4~6
「 姦淫してはならない 」
25、118、16
18Ⅰテモテ 6・6~10
「 盗んではならない 」
161、128、16
25エフェソ 4・22~29
「 隣人について偽証してはならない 」
1210、123、16

今月のみことば

信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。

(ヘブライ人への手紙 11章1節)

今月は十戒の後半を学びます。後半は、人間どうしの関係についての戒めです。

私たちは、造り主である神さまからすべてを与えられ、生かされてています。だから、何かを望むときには、お互いに奪い合うのではなく、神さまに望むのです。私たちが持つ、この神さまへの信仰は、まだ見えないけれども、神さまがすでに与えてくださっているということの確信でもあります。

神さまは、イエスさまを通して、その御業を表してくださいました。ルカによる福音書7章の百人隊長は、信仰を言い表すことによって、部下の命を救われました。

2月

主題「主の祈り」

聖書と説教 交読文 さんびか
1ガラテヤ 5・13~15
「 隣人の家を
むさぼってはならない 」
411、137、16
8マタイ 6・5~13
「 天にましますわれらの父よ、御名をあがめさせたまえ 」
18、119、16
15マルコ 1・14~15
「 御国をきたらせたまえ 」
184、105、16
22マルコ 14・32~36
「 御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ 」
29、100、16

今月のみことば

わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪びとを招くためである。

(マルコによる福音書 2章17節)

今月は主の祈りを学びます。これは、イエスさまが私たちに教えてくださったお祈りの手本です。

お祈りは、神さまとお話しすることです。初めて神さまにお祈りする時には、何をお話したらよいだろう? と悩んでしまうことがよくあります。神さまは、私たちが願うことをはじめからご存知ですから、まず、神さまをほめたたえ、感謝することが大切です。その次に、お願いを聴いていただくのです。

神さまは、私たちがお祈りすることを喜ばれます。イエスさまは、私たちが神さまに喜ばれる正しい人になるように、いつも導いてくださいます。

3月

主題「主の祈り」

聖書と説教 交読文 さんびか
1マタイ 6・25~26
「 われらの日用の糧を今日も与えたまえ 」
1712、60、16
8ルカ 23・32~34
「 われらが赦すごとく、われらの罪をも赦したまえ 」
157、124、16
15Ⅰコリント 10・13
「 われらを試みにあわせず、悪より救い出したまえ 」
36、114、16
22フィリピ 2・6~11
「 国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり 」
132、121、16
29ルカ 23・39~43
「 十字架上の主イエス 」
65、83、16

今月のみことば

「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか。」

(マタイによる福音書 27章46節)

これは、イエスさまが十字架の上で叫ばれた言葉です。イエスさまは、私たちの身代わりとなって十字架におかかりになり、私たちの罪をすべて背負って苦しまれました。

イエスさまが私たちのところに来て下さったのは、私たちを罪から救うためでした。私たちの罪によって死に、そして三日目に復活された主イエス・キリストを信じることによって、私たちは本当に罪から救われるのです。

受難週は、イエスさまがエルサレムに入城された日曜日から、十字架にかかられた金曜日までを覚えます。そして次の日曜日の朝に、イエスさまが死から復活されたイースターを迎えます。