| 2001年宇宙の旅・・・ではなく、2001年・冬の北海道へ旅してまいりました。 |
| しかし、この旅には事前の思わぬアクシデントにより、一時は旅行を取りやめか? |
| という場面もありましたが、そして1泊2日というスーパーハードスケジュールの中では |
| ありましたが(←だいたい1泊2日で北海道へ行く方が間違ってると思う(笑)) |
| 本当に行ってよかったなあと思っています。それではまあ、たいした日記でもございませんが |
| どうぞご観覧ください・・・。 |
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| 時は2001年も暮れの押し迫った12月8日のことじゃった・・・(←まんが日本昔話か!(笑))。 |
| 仕事上の都合で一時はこの「北海道・長渕剛ライブ観戦ツアー」をあきらめかけたこのボクが、 |
| 友人T氏、S氏、それにこのHPに訪れてくださる心温かな方たちの励ましによって |
| ついに生まれて初めて上陸する(←ゴジラか!(笑))北海道へ向けての第一歩を踏み出しました。 |
| まずは自宅のドアの外へ・・・(←そんなとこから書くの?(笑))。 |
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| 実は最初、飛行機のチケットを羽田2:00発で買ってあったんですけど(超割引で)、仕事の都合上 |
| そのチケットをキャンセルし、夕方4:00発のを買ったのです。 |
| (この時点でキャンセル料として5,000円取られ、新たなチケットを買ったので、15,500円余計に |
| かかってます。ああ・・・お金に羽が生えて飛んでゆくのが見えました・・・←超常現象だ!(笑)) |
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| ボクの街には「京浜急行」という、まるで消防車のようなカラーリングの(笑)電車が走ってるのですが |
| それで直接羽田までゆけるのです。昔はわざわざ浜松町まで行ってからモノレールに乗りかえるという |
| 超遠まわりなルートを辿ったんですけど、今は便利になりましたなあ。なにせ昔このあたりは・・・ |
| (↑まるで戦前戦後を生き抜いてきたようなこの語りっぷり!(笑))。 |
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| わずか30分で羽田空港に着いたボクは、先に道内に潜入している(笑)友人T氏に電話をかけました。 |
| なんと現在北海道は気温-5℃。とにかく寒いらしい!しかし東京はとても暖かい冬晴れ。 |
| 毎日冷蔵庫や冷凍庫を体験してるボクは「ちょろい、ちょろい」とタカをくくっていました。この時点では(笑)。 |
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| そしてまずボクの前に問題が立ちはだかりました。「搭乗手続」です。 |
| 以前、福岡に飛行機で行った時はカウンターのお姉さんに渡して事を得ていたのに、今はすべて機械が |
| やってくれるというのだからさあ大変。いざその機械の前に立ち、チケットの挿入口とおぼしき場所に |
| チケットを入れるのですが、入っていきません。「も、もしかしてこのチケット、偽造では?」と脳裏をかすめ、 |
| このままでは、まるでプレイステーションを目の前に差し出され「俺にどうせいっちゅーの?」とぼやくおじい |
| さんのようにになってしまう!と思った瞬間、係員の方が「機械の前に数秒立つと画面が変わりますから、 |
| そしたら入れてくださいね。フッ」 |
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| またである。最後の「フッ」というさりげない蔑視の笑みに、「水洗トイレか!この機械!」とは思わず(笑)、 |
| 「ああ、そうなんですかあ。今の機械ってすごいですね!」とのたまう始末(笑)。 |
| さあ、そしてついに飛行機に乗るのだ!わ〜い、わ〜い(←かなり気分はハイ(笑))。 |
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| いざ席を確保すると、窓際ではあるのですが、通路側だった。ボクは幼少の頃から、乗り物に乗って外の |
| 風景を見るのが好きだった。4つの時に亡くなったおじいちゃんに連れられて、よく電車を見に行っていた |
| ことを、今でも鮮明に覚えてるほどである。だ〜か〜ら!このままもし窓側に座るお客さんが来なかったら |
| ボクは天下統一を成し遂げたも同然だったのだが・・・甘かった。 |
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| 窓側に座ったのは、いかにも中年ぶとりしたオジさんで、その年齢とは反比例するかのような態度で |
| 窓にへばりついたまま、一向に動こうとしない。「オレにも見せてくれよぅ!」的な視線を向けたが(笑)、 |
| 彼はずっと窓の外を見たまんまだった。そのうち仕事の疲れからか、ボクはいつのまにか眠りについて |
| しまったのでした・・・。 |
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| 眠ってるうちに新千歳国際空港に着陸!え?もう北海道?あまりのあっけなさに「眠るんじゃなかった!」 |
| と思っていたら、横のおっさんは窓にへばりついたまま眠っていた(笑)。よほどボクに景色を見せたくは |
| なかったのでしょう(笑)。1時間20分で着くはずが、出発時間が遅れてたこともあり、もう一刻の猶予も |
| 許されない時間になってました・・・。 |
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| 新千歳空港駅から札幌駅まで約40分。ボクはせめて北海道へ来たのだからと、電車の窓側を確保し |
| (っていうかガラガラだったんすけど(笑))真っ暗闇の中、必死に風景を堪能しながら時間を過ごしました。 |
| なんとか札幌駅に着いたのがもう6時30分。開演時間と同時刻です。でも彼には開演時間を遅らせるという |
| 前例もあり(4年前に行った福岡ではなんと30分も遅れ、しかも1曲まるまる削られた(笑))、それを願ってた |
| のですが、タクシーで「北海道厚生年金会館」に到着したのは6時40分。(←なんか西村京太郎みたい(笑)) |
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| 札幌の街は雪で彩られ、まさにボクの頭の中で描いていた「冬の北海道」そのものでした。 |
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| あわてて「釣りはいらないです!」とキッチリ料金通り支払った後(笑)、そそくさと会館入り口に行くと |
| 外でたむろしてるダフ屋さんご一行が「はい券あるよ〜」とダミ声で近づいてきました。「持ってます!」と |
| そそくさと駆け抜けようとすると、入り口がわからなくなってしまった。「あんちゃん、ここだよ」とそのダフ屋 |
| さんは親切にも教えてくれたのです。北の国の人たちって温かいなあと思った瞬間でした(何か違くない?) |
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| そして場内に入ると、もう彼の歌声と歓声が響き渡ってました!ボクはあわててチケットを取り出すと、 |
| スタッフのお兄さん(と言ってもどうみても年下(笑))に「あの〜、この券、半券ないんですけど〜」と言われ |
| 「しまった〜!なぜか神奈川県民ホールのチケット持ってきてしまった〜!」 |
| ここまで来てライブが見れないとなれば、末代までの恥だ!なんとか探すと、ようやくチケットが見つかった。 |
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| いそいそと荷物チェックもすませ、その大きな扉を開いた瞬間、場内狭しと暴れまわる歓声が、ボクの |
| 三半規管から鼓膜を通って、脳に響いてきたのだった! |
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| ここからライブレポには入ります。 |
| これからライブに行かれる方、曲目を見たくない方、中に黒いブツブツが入っていることがありますが、 |
| それはおせんべいのこげたものですので、安心してお召し上がりくださ・・・←いい加減にしろ!(笑) |
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| ・・・は、下のどちらかに進んでくださいね! |
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| 長渕剛 LIVE2001 SORA 12月8日 北海道厚生年金会館 ライブレポへ |
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| ライブレポすっ飛ばして日記の先へ! |
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| この文面に食傷気味なので日記トップへ帰る(笑) |