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〜や

3295 「安物」 馬場俊英 09/12/27
S「スタートライン4SONGS」(07/7/25)
 臆病な僕の心は「安物」さ。だけど安物だからこそ大化けする可能性も秘めている。つらいとすぐ何
かのせいにして不安がって逃げ出してしまう。だけどそれから逃げずに自分の問題としてとらえることが
できるたびに前に進んでる気もする。ただ一生安物の心のままだっていいじゃないか。だってその方が
いつまでも可能性を秘めていられるんだから。「人の心」なんて完成した時点で終わっちゃうんだから。
1570 「安らげる場所」 Mr.Children 04/10/23
A「Q」(00/9/27)
 自分の一番「安らげる場所」を見つけた青年を主人公にしたバラード曲。「幸せを求める」っていう
行為は人間としては当然の欲求だと思う。だけどその「幸せ」をやみくもに求めた結果、今まで持って
いたはずの「大切なもの」を守れずに失ってしまうこともある。人生という荒波の中で「安らげる場所」
という灯台を見つけた彼。その行く手に待つものはいったい・・・何だかとても共感してしまう曲です。
2512 「やすり」 熊木杏里 07/07/23
A「殺風景」(03/3/26)
 自由というものの枠を決めるのは、やっぱり最終的には自分だと思います。ここから先に踏み出した
らもう以前の自分には戻れない。でも本心ではこの先に行きたいと願っている自分がいる。この曲で
はそんな葛藤が心の中で繰り広げられている気がします。もし自分が自由だったら○○することがで
きたのに。自分で決められるはずなのに決められない。そういやそんな思い、何度もしてきたな(笑)。
1276 「野性のENERGY」 B'z 04/01/03
A「BIG MACHINE」(03/9/17)
 なりたいものも見つからず、見つけたとしてもその前で「現実」という壁に叩き潰される平凡であきら
めかけていた人生の中で、「君」という存在が目の前に現れてくれた。そのおかげで僕の中で眠ってい
たエネルギーが今呼び覚まされようとしている、と力強く歌われたロックチューン。どうにもならないこと
をどうにかしようとする。奇蹟は待っていて起こるものではなくやはり自分で起こしてゆくものなんだ!
4647 「野生のポルカ」 スピッツ 14/09/09
A「小さな生き物」(13/9/11)
 人は自分の本当を人前にさらけ出せた時、初めて野生に戻れるのかもしれない。そんなことを感
じずにはいられないポップチューン。スピッツらしからぬアイリッシュなアレンジなのに、そこに草野さんの
ボーカルが乗るだけでもう立派なスピッツ色。このバンドならおそらくどんなジャンルの音楽も自分たち
の色に染めあげられるだろうな。「やっと野生になれた」そんな普通とは逆の考え方もあるんだなあ。
4794 「ヤだ」 阿部真央 15/02/03
A「素。」(11/6/1)
 私は前からずっとあなたのことだけ見ていた。だけどあなたのその視線の先にはいつもあなたの好き
なあの子の影が。あなたの前ではいい子でいたいけど、でも好きにはなれない。むしろヤだ。あなたの
好きなものは好きになりたいけど、あの子だけはムリ。そんな女の子の赤裸々な本心が時に静かに
時に激しく繰り返される一編。「なぜ私じゃないの?」というストレートな想いなだけにグッときますね。
986 「8つ目の青春」 さだまさし 03/03/16
A「自分症候群」(85/12/21)
 何度失恋に倒れても、またあきらめずに青春(理想の女性)を探す先輩を、後輩の視点から歌っ
た、コミカルだけど心がポカポカになる一曲。失恋するたびに大きな車の免許証をとり、ついには8ト
ン車に乗るまでになってしまった先輩が笑えるけど、ようやく来た青春を心から喜びそして少し淋しさ
も感じてる後輩の心にさださんの歌心の真髄があるのだと確信しました(笑)。ステキな曲ですよね。
1868 「やっぱり青春だ!」 柿島伸次 05/10/17
A「げんこつ」(01/6/29)
 人は歳をひとつとっていくたびに泣けなくなったり、うまく笑えたりするようになってしまう。中にはうまく

泣けたりする人もいるようですが(笑)。ひとつの壁に対してすりぬけたり、やりすごしたりするんじゃな

くて、真正面からぶつかってみる。もしかしたら大きな目で見れば無難に来た結果がこういう世の中
を作ったしまった原因なのかも。たとえどんなことがあろうと気持ちで負けないよう生きていきたいな。
4692 「野蛮人になって」 馬場俊英 14/10/24
A「キャンディー工場」(13/10/9)
 時にはすべてを投げ出して目の前にあるすべてを自分の思い通りにしたくなるなんてこと誰にだって
あるはずだ。それをグッと抑えて毎日を過ごしているから世の中が成り立っているんだよね。でも時々
それがこらえきれなくなる。一歩踏み出したらもう二度と今の場所には戻ってこられなくなるとわかって
る。わかってるけど踏み出したい。そう思いながらもそこにとどまっている男の姿がつらいし、わかるな。
2778 「破れぬ夢を引きずって」 B'z 08/05/26
A「The 7th Blues」(94/3/2)
 何かに挫折した時、まだあきらめずに進むのか、それともそれを素直に受け入れてしまうかでその人
のその後の人生というのは大きく変わってしまう。失敗した時に「やっぱり無理だったんだ」と妙に悟っ
たようになってしまうこの曲の主人公を、ホント他人のこととは思えないんだけど(笑)。ただ、ひとつだ
け言えるのはどんな選択をしたとしても、それはすべて自分に跳ね返ってくるってことなんですよね。
4025 「野暮天ブギ」 フラワーカンパニーズ 12/12/26
A「世田谷夜明け前」(04/11/25)
 あれこれいろんなことを考えるたびにイヤになる。自分の力ではどうすることもできない状況に追い
込まれ、それでも必死こいて前へ進もうとする。それが時には人生の障害になることだってあるんだ
よね。かといって今までをすべてリセットし一からやっていく勇気もない。そりゃすべての物事をまっさら
にできりゃ気も楽になるだろう。だけど苦しみを越えることを知らない人間にはその先もないんだよね。
1777 「やまねこ」 中島みゆき 05/07/18
A「36.5℃」(86/11/12)
 「女に生まれて喜んでくれたのは 菓子屋とドレス屋と女衒と女たらし」こんなフレーズをシングル曲
のしかも出だしに持ってくるところに、彼女は別格だなと思ってしまう所以があります(笑)。女は誰で
も男を傷つけるためだけの爪を持っている。そしてその爪をいつでも使えるようにいつも研いでいるの。
彼女のこの歌を聴くたびに、女性を見る目が変わってしまいそうになるアブない楽曲なのです(笑)。
3671 山手線」 野狐禅 12/01/07
A「鈍色の青春」(03/12/3)
 何かを目指して向かっていくと決めることも、スパッと諦めることもできない自分へのもどかしさ。何を
やるにも考えすぎて結局は何にも進まないという最悪のパターン。どんな風に過ごしたって無情にも
時間だけは進んでいくのです。だけどモノは考えようなんですよね。どんな風に転がろうと歩き続けて
いくしかないのです。だからどんな些細なことでも、考え直せる「きっかけ」ってありがたいものですよね。
1389 「闇の告白」 尾崎豊 04/04/25
A「放熱への証」(92/5/10)
 自分の頭に向けて銃の引き金を引くとはどういうことなのか?それは悲しむ心や苦しむ心に対して
何の感情も抱けなくなった自分を感じた時なのかもしれない。いっそそれに気づかずに生きていけた
方が楽なのかもしれない。たけど楽なんだけどそれはとても悲しいことだ。そんな思いの丈を、まさに
血を歌声に変え歌った渾身のロックチューン。この血に響くような絶唱がとてつもなく切ないのです。
3011 「闇夜に生まれて」 平川地一丁目 09/03/18
S(07/10/10)
 豊かな時代に生まれた若者たちに対し、大人たちは「何不自由なく育ったはずなのに」と首をかし
げる。でも豊か過ぎる時代に育ったからこそ進むべき方向を見失ってること、だからこその悩みを彼ら
は知らない。無責任な”優しさ”は時として若者を傷つける。傷ついても傷ついてもそのたびに立ち
上がる強さを身につけなけりゃこの時代じゃ生きていけないんだよ、と自らを突き刺すロックチューン。
873 「やるか逃げるか」 ザ・ブルーハーツ 02/11/22
A「STICK OUT」(93/2/10)
 この楽曲が発表された当時、この国はPKOに自衛隊を派遣するか否かでモメてました。そんな時
代風景を痛烈に皮肉った楽曲。自衛隊を派遣するしないってことよりも、いったい何をしたらこの国
は世界の役に立てるのか?という一番肝心な問題が議論されてなかった気がしますね。その問題
よりも、国の体面ばかりを論議してた気がします。その時から既におかしな先進国ですね(苦笑)。
1018 「やわらかい月」 山崎まさよし 03/04/17
A「SHEEP」(99/11/26)
 月の光っていうのは、昔から不思議な力を持っていると言われています。月を見ると狼男に変身
する人もいるぐらいですから(←いるかい!(笑))。そんな月を見ながら、誰にも打ち明けられなかっ
た思いを独り言のようにつぶやく男を描いたアコースティック感あふれる一曲。この人の声で歌われる
静かな曲にはホントにジーンとさせられてしまいます。月=自分の素直な心の鏡って感じがします。
2320 「やわらかな日」 斉藤和義 07/01/12
S(02/11/20)/A「Nowhere Land」(03/3/26)
 何気ない君とのやりとりが僕には一番の幸せさ。言葉にはしなくても、僕はいつもずっとそう思って
いる。彼女は僕が自分を一番愛しているという証が欲しいらしい。でもそんな証なんてまったく意味
がないし、朝も夜もこうして君と一緒にいることが強いて言えば君を想う僕の証なんだよ。そんな男
の心情が伝わってくる一編。言葉に出さなきゃ伝わらないけど、それだけじゃないんだよね、きっと。

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