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〜ち

1771 「小さい天使」 SION 05/07/12
A「UNTIMELY FLOWERING」(02/4/26)
 たとえ自分がどんなにどん底な状況に追い込まれていたとしても、ひとたび朝のおだやかな日差し
を浴びれば、暗く沈んでいることの方が難しくなる。「朝」っていう空間はなんでこうもおだやかな気分
になれるのでしょうね。たとえ落ち込みながら日々を暮らしていたって、朝だけは「何とかなるさ」って
思えてくるような気がします。「朝」こそが天が人間にくれた最も大きな恩恵なのかもしれないなあ。
2434 「小さき花のテレジア」 KAN 07/05/06
A「遥かなるまわり道の向こうで」(06/8/30)
 今まで住んでいた街から離れなければならなくなった恋人たちの想いを綴った一編。なめらかなピ
アノの優しいメロディー運びが心に爽やかさを運んでくれます。表面上は前向きであまり悲しみを感
じさせないような歌詞ですが、その節々からはこの街から離れてしまう二人の切なさが染み出てい
るように思えてきます。あえて言葉にしなくても伝わってくる切なさ。この曲にはそれがありますよね。
4522 「小さな生き物」 スピッツ 14/05/07
A「小さな生き物」(13/9/11)
 どうしても忘れられない、できればなかったことにしたい思い出のひとつやふたつ、誰でも持ってい
ますよね。どんな生き方をしようとその思い出はどこまでもついてくる。でもね、僕らはどうひっくり返っ
たって小さな生き物なのです。起きてしまったことをなかったことにするなんてできない無力な生き物
なのです。でもそんな僕らにもできることはあります。それはこれから起こるであろう未来をつくること。
3976 「ちいさな君の手は」 SION 12/11/07
A「Naked Tracks 2 〜鬼は外〜」(09/9/13)
 電車の向かいの席に母親と座った幼い子。その無垢な瞳はいったいこれからどんなものを見てゆ
くのだろう。その子のように周りの色んな雑音に邪魔されず、疑うことを知らなかった頃が確かにあっ
た。今じゃ何かにぶつかるたびにあきらめてしまうことを覚えてしまった自分がいる。「世の中そんなに
甘くない」と誰かが言う。だからってすべてをあきらめてしまう方がよっぽど甘えてはいないだろうか?
3638 小さなキラキラ」 チャットモンチー 11/12/05
S「シャングリラ」カップリング曲(06/11/15)
 どんな風にしてももう「君」の気持ちを私の方に向けることができないことがわかった。今まで「君」
と過ごしてきた年月はもう戻ってはこないし、もちろん私の中からすべてを消すことなんかできない。
悲しくてやるせない気持ちもあるんだけど、驚くのはそんな自分をどこか冷静に分析してる自分も
いるってこと。失われてゆくのをただ流されるまま見ているだけ。そんな喪失感が強く印象に残る曲。
2096 「小さな恋の夕間暮れ」 森山直太朗 06/06/02
S(05/6/15)
 なんてセンチメンタルな歌なのでしょう。昼間は喧騒にかき消されていた街の悲しさも、夕暮れ時
になると、太陽が沈むのに反比例して心にこみあげてくるような気がします。なぜ夕暮れ時っていう
のは、すべてのものがあんなに悲しく目に映るのだろう?そんな夕暮れ時の悲しみのエッセンスを凝
縮したかのようなこの曲、彼独特のボーカルも手伝ってか何度聴いてもジーンと来てしまいますね。
3259 「小さな声で話そ」 SION 09/11/21
A「10+1」(94/10/10)
 「夕暮れに静かな店でお酒でも飲みながらお前に会いたいな」そんな男のささやかな願いを綴った
温かみあふれる楽曲。いつもお前のことばかり見つめていられるようなそんな男にはなれそうもない。
だけど、いつもお前に会いたいって思っている気持ちにうそはないよ。不器用ながらも自分の素直な
気持ちを語ろうとしてる男のささやかな願いが染みてきます。何よりタイトルがそれを表してるよな。
1036 「小さな頃から」 JUDY AND MARY 03/05/05
S(95/1/21)
 ここではもう何度も書いているのですが、ボクは今までに一度も女の子になったことがないので(笑
)少女側からの気持ちってのはよくはわからないんですが、しかしなんとも懐かしいノスタルジックな気
持ちにさせてくれる一曲です。いくらどんなに考え込んだとしても、朝はまた必ずやってくる。「ただ歩
く ひとごみにまぎれ いつもなぜか泣きたくなる」って部分は、なぜだかわからないけど、わかるなあ。
2675 「小さな頃のように」 馬場俊英 08/02/13
A「青春映画が好きだった」07/9/19)
 朝の木漏れ日の中で目覚めたような優しさに包まれる、温かさに満ちた曲。小さな頃はいったい
どんな明日が来るのかが楽しみで、眠れぬ夜などなかった。それに比べて今は。余談ですが、実は
僕は全くの正反対で今の方がよく眠れるんですけどね(笑)。どこを目指すのだとしても最終的に動
くのは自分。だから小さな頃のようにまずは自分を信じることが大切だよ、と歌われたバラード曲。
2003 「小さな星」 Say a Little Prayer 06/03/01
S(97/10/1)/A「like」(98/8/5)
 河村隆一プロデュースの3人娘・セイ・ア・リトル・プレイヤーの楽曲。何ていうのでしょう、ポップな
んだけど、そのポップさの裏側に隠されたような悲しみや切なさが伝わってくるメロディーがすごくいい
んですよね。たとえどんなに小さな星だって、小さいながらもあんなに懸命に光り輝こうとしてる。そ
れならば小さな私だってきっと。そんな少女たちの想いが聞こえてきそうなポップチューンなのです。
2396 「CHAIN」 稲葉浩志 07/03/29
S「遠くまで」カップリング曲(98/12/10)
 この世に生れ落ちた瞬間に誰もがこの世のすべてのものと繋がる。それはいくら否定しようとも逃
れられないことなんですよね。好きな人、嫌いな人、まったく知らない人とだって繋がっている。人は
すべての人と繋がってるんだ。そう考えるとなぜか少しだけ楽になります(笑)。だから人の欠点をつ
つく前ににっこり笑ってみようよと歌ったロックチューン。人の欠点=自分の欠点って姿勢が潔いな。
76 「チェインギャング」 ザ・ブルーハーツ 00/07/06
A「YOUNG AND PRETTY」(87/11/21)
 この曲がギタリスト・真島昌利のスゴサを物語っている気がする。ボクにとって生まれてからの自分
の存在を考えさせられる曲であるが、とにかくこのメロディーラインにイカレた。「生きているっていうこ
とは カッコ悪いかもしれない 死んでしまうということは とってもみじめなものだろう」この詞に助け
られた人は必ずいるはずだ。彼の今にもちぎれそうなその歌声が今も僕の心を締めつけるのです。
3972 「チェックのワンピース」 back number 12/11/03
A「スーパースター」(11/10/26)
 あんなに綺麗に光り輝いている夜の街。でもその中にいる時にその綺麗さはわからない。街から
一歩出て全体を見渡した時初めて「綺麗だ」とわかるんだよね。恋も同じようなものなのかもしれ
ない。君が言うことはいつも正しかった。いや、本当は僕に自信がなかっただけなのかもしれない。
君と一緒にいた頃の僕はきっとあの街の中で輝いていたんだろう。その時にはわからなかったけど。
867 「チェリー」 スピッツ 02/11/16
A「インディゴ地平線」(96/10/23)
 この曲に出てくる彼は、きっと彼女と愛し合っていた時のことを思い出しているんでしょうね。誰か
を好きでい続ける力って、なんだかんだ言ってもすごい力なんだと思います。「自分ではきっと無理
かもな」と思えることでも、誰かを想い想われることで難なくこなしてしまえることがあったりします。今
まで曲がりくねった道を進んできた彼は壁にぶつかった時、きっとそのことを思い出したんでしょうね。
2749 「チェリートレイン」 ゆず 08/04/27
A「リボン」(06/1/18)
 昨日と今日とでは周りの景色がまるっきり違って見えることがあります。それは周りが変わったわけ
じゃなくて、自分自身の置かれた状況が変わった時に起こるような気がします。本人の心の変化
なんです。この曲に出てくる少年がちょっと大人になった日のようにね。この曲に挿入されてる南海
キャンディーズのやりとりが蛇足かどうか意見が分かれるとこですが、ボクはアリだと思います(笑)。
4040 「Chelsea」 GLAY 13/01/10
A「GLAY」(10/10/13)
 この世に「永遠」なんてものはない。でも「永遠」を信じた時は確かにあったはず。大人になって
世の中を知れば知るほど「永遠」が夢想の中のものだと思い知らされる。唯一「永遠」があるとす
るなら、それはこの世からいなくなってしまった人のことをさすのかもな。「永遠」じゃないから想える
ことがある。いつか無くなってしまうから大切にしたいものがある。生きるってそういうことなのかもな。
159 「チェルノブイリ」 ザ・ブルーハーツ 00/11/15
S(88/7/1)
 その歌詞の強烈さから、自主制作盤として発表されたこのミニアルバムに収録されている3曲の
うちの一曲。特にこの曲の冒頭のギターのフレーズがかっこよくてたまらない。そしてこの歌詞。「チ
ェルノブイリには行きたくねえ あの娘を抱きしめていたい どこに行っても同じことなのか?」と世
に問いかける問題作。どことなく切迫しているような雰囲気が印象的なロックチューンですねえ。
2638 「地下街」 SION 07/11/26
A「東京ノクターン」(05/6/8)
 凍りつく雨の降る夜に地下街をひとり歩く男の心情を綴ったバラード曲。ただでさえこんな淋しい
夜にお前のことなど思い出したくない。でもふとあのごったがえした人混みの向こうから、お前が歩
いてきそうなそんな気がして。ゆったりとしてる曲調が、気のきいた言葉ひとつ送ってやれず無言で
別れた彼女との最後に後悔する男の悲しみをさらに増幅させる。やっぱこの人の声、染みるな。
2227 「地下街」 ゆず 06/10/11
A「ゆずの素」(97/10/25)
 「答え」って自分で考えてもなかなか出てこないものですよね。十代の頃なんかはがむしゃらに走
ったり働いたりしてその悩みを自分の中から忘れ去ろうとしたけれど、今じゃ身体の方がついていか
んです(笑)。でも悩んでたってしょうがない。自分の気持ちのまま生きていこう!そんな潔さがあの
頃の僕にもあったらな、と遅まきながらも今は思います。ある意味、とても罪な曲なのです(笑)。
3433 「地球船」 アンダーグラフ 11/05/14
A「この場所に生まれた僕達は いつも何が出来るかを考えている」(09/5/27)
 人は「誰かを愛する」ということで自分の幸せを測ろうとするくせに、時に「誰かを傷つける」ことに
よって自分の位置を確認し、保とうとする。なんかこの世のすべてがこの構図によって片づけられそ
うな気がして嫌になるけど、決してそうじゃないとは言い切れない自分がつらい。もちろん「そうじゃ
ない」と言える未来を創ることができれば、今の悲しみも意味のあるものだと思えるんだろうけど。
1212 「ちぎられた空の下」 柿島伸次 03/10/30
A「名前のついていない場所へ」(93/8/21)
 疾走感あふれるメロディーにのせて、街の中で迷いさまよっている青年像が浮かんできます。お
金さえ出せば、たいていのものが手に入る世の中。だけどその欲しいものですら自分には何なの
かがわからない。そして自分はこれから何に向かって生きてゆけばいいのか?自分の中の焦りとは
裏腹に毎日は一日、また一日と無情にも過ぎてゆく。なんだかとても共感できちゃうなあ(笑)。
4826 「チキンライス」 槇原敬之 15/03/07
A「LIFE IN DOWNTOWN」(06/2/22)
 クリスマスに七面鳥を食べることが贅沢だった時代。少年はやっと連れて来てもらったレストラン
で豪華なものを頼むともう連れて来てもらえなくなると思い七面鳥ではなく、あえてチキンライスを
注文する。そんな貧乏な家庭のつらい親の立場を考える子供って今どきいるかな。いると信じた
いけど。ダウンタウン・松本人志作詞のこの曲。確か浜ちゃんとマッキーがデュエットしてたっけな。
3813 「ちこくしちゃうよ」 いきものがかり 12/05/28
A「ライフアルバム」(08/2/13)
 朝の登校途中で気になる彼の姿を見つけた女の子のドキドキ感を描いたポップな曲。自転車
通学ってなかったけど「こっちを向いてほしい。でも向かないでほしい」って感覚わかる気がするな。
どこからやって来るんだろう?どんなことが好きなのかな?彼に対する好奇心は尽きない。これじゃ
遅刻しちゃうかも。今にして思えば若い頃の1日や2日学校サボってもよかったな(←年寄(笑))。

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