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〜た

2365 「『ただいま』の予感」 平川地一丁目 07/02/26
A「えんぴつで作る歌」(04/7/28)
 「誰かを待つ」って実はすごくつらいことなんですよね。絶対にそこにやってくるってわかってればそこ
までつらいこともないんだろうけど、いつ来るかわからない、ましてや来る保証なんてどこにもない人
を待つのってとっても苦しいものだと思います。この曲はそんなつらい思いをしてでも、それでも”あの
人”が来ることを信じ今日も明日もまた待とうとする健気な少年の気持ちを綴った作品なのです。
2535 「戦いの矛盾」 熊木杏里 07/08/15
S(06/1/25)
 戦時下で戦いを止めようと思っても、自分たちではどうすることもできない人たちが今この瞬間も
命を落としている。せっかく生まれてきた生命が世界の勝手な理屈で消されてゆく。そんな中で自
分にはいったい何が出来るんだろう?たとえ無駄だと言われようと、そう思い続けていくことこそ大
切なことなんじゃないか。「自分は満たされすぎてる」だからこその創造力がそこにあると信じたい。
4491 「戦いは終わらない」 阿部真央 14/04/06
A「戦いは終わらない」(12/6/6)
 誰からも好かれたいけど人に意思がある限りそれは難しい。それと同じように僕が目指す場所を
笑い、よくないことを言う人もいる。その欠点や悪い部分を見つけ出してはいちいち伝えてくる。た
どり着きたい場所もまだ見つけていないくせにね。世の中は流れが大切だと聞くけど、その世の中
の流れが今の無慈悲な世界を作ったのだとしたら、僕らはその反対側を行こう。何言われてもね。
2842 「ただ君を待つ」 馬場俊英 08/07/29
A「青春映画が好きだった」(07/9/19)
 いつまでも同じ想いを貫けるほど人間の心は単純にはできておらず、たとえ今自分が望んでいた
状況になったとしても、それが続いてゆけばいずれ新たに迷ったり悩んだりするってことも出てきます
よね。たとえどんなに好き同士の二人でも、いつも一緒じゃ息が詰まっちゃうことも。たまにはこんな
気の抜き方もいいんじゃないのかな。にしてもこの彼ですが、すごく理解力のある男ですよね(笑)。
1889 「ただ過ぎ行くために」 宇都宮隆 05/11/07
A「BUTTERFLY」(93/2/21)
 ただ過ぎ行くために僕らは生まれてきたわけじゃない。生きている中で少しでも自分の生きている
意味を考えてみようよ。そんな風に語りかけられている気がするバラード曲。時間が過ぎ去るという
のは淋しいことにとらえられがちだけれど、苦しかった思いが、時を経て逆に喜びにつながることだっ
てありうるのです。静かに力をみなぎらせてくれる、とても温かみのあるこのメロディがいいんだよな。
4667 「ただそれだけ」 GOOD ON THE REEL 14/09/29
A「マリヴロンの四季」(13/8/21)
 なぜ僕は生きているのだろうか?いや生かされているのだろうかと言った方が正解なのかもな。中
身があるように思えない毎日が続く。まるで苦しみを経験するために生きてるような錯覚さえ感じる
時もあるぐらいだ。でもその中でふと誰かの優しさに触れたり自分の中にまだ残された思いやりを知
った時にこの世界もまだまんざらでもないなと思えた。生きることはつらい。それでも、生きていたい。
2390 「ただそれだけの風景」 スキマスイッチ 07/03/23
A「君の話」(03/9/17)
 道端に咲くタンポポに人と同じような気持ちがあるのだとしたら実はこうなのかもしれないな、と思っ
てしまう奇抜な曲。でも決してコミカルじゃなく、まるで人間の心をそのままタンポポの視点を通して
描いたような不思議な感覚になってしまう。そう、すべてはちょっとしたきっかけとモノの見方ひとつで
楽しくなってくるものなんだ。春なのに、どことなく淋しさも感じるいつまでも余韻を残す名曲ですね。
143 「ただ僕が変わった」 福山雅治 00/10/23
A「BROS.」(91/11/6)
 自分の夢のために、愛する人と別れなければならない。そんな状況に追い込まれたことが無いの
であまりよくわからないのだけど、仕事を取るか恋人を取るかと選択を迫られたら、あなたならどうす
る〜?(笑)過去を振り返りながら選ぶことのできなかった彼女のことを想いつつも、ここでくよくよし
てはいられない主人公の静かな決意が胸打たれるポップチューンです。このメロディーがまたいい。
1172 「ただわけもなく」 松任谷由実 03/09/20
A「Wings of Winter,Shades of Summer」(02/11/20)
 青い空の下ならば、君といた日々が思い出せる。考えてみたら”空”ってすごい。だっていくら自
分がどこに逃げても、その空の下からは逃れられないんですもの。だから今自分が想いを寄せて
いる人だって自分と同じようにこの空のどこかの下にいる。だから空に向かって話しかければそのま
まその人に伝えられるんじゃないかなって気がする。そんな淡い印象でありながら哀しげな作品。
4332 「Tag Team」 槇原敬之 13/10/29
A「EXPLORER」(04/8/11)
 どうしてもつながりを切れぬ「家族」。法律上で切れたって本質的な部分ではどうすることもでき
ないつながりがあるんだよね。どんなにイヤがったって結局は親のあらゆる部分を受け継いで今こ
こにいるのだから。世界中どこを探してもない、自分を映す鏡とも言える。だからわかりあえるはず
もない。もうひとり自分がいたとしたら、きっとケンカばかりだしね。それは唯一無二の存在なんだ。
2674 「だっこちゃん」 村下孝蔵 08/02/12
A「同窓會」99/9/8)
 恋をして打ち明けて結ばれ、やがて離れてゆく恋人たちの切なさを女性の側から歌った、彼の
死後に発表された曲。彼は彼女に追いかけられることを重荷に感じたのだろうか?やがて彼女
の前から姿を消す彼の面影をいつまでも追いかける悲しさが村下作品の魅力でもあります。しか
しプロデューサー須藤晃氏がつけたというこのタイトル、もう少しどうにかならなかったんだろうか?
1199 「たった一人の俺」 柿島伸次 03/10/17
A「Rolling DOWN HOME」(95/2/22)
 一番大切なことは「どう見られるかじゃなく どう思われるかじゃなく 俺がどうするかってことさ」と
歌われているロックバラード。彼には「19才の頃から左の指先は硬いまま」だという誰にも持てない
武器がある。誰の目も気にせずに生きてゆくって一見我を通すだけのことですごく簡単に見られる
けど実は最も難しいことだと思います。その中間をねらって生きてゆくしか今のボクにはできない。
1063 「Touch」 稲葉浩志 03/06/01
A「志庵」(02/10/9)
 サウンドが二部構成になっている稲葉浩志のソロ楽曲。男って一般的には「強い」生き物だとさ
れてるけど、どうもボクは引っ込み思案の男が歌われている曲が好きみたい。それはきっと自分もそ
うだからなのだろう(笑)。そのくせ独占欲だけは誰よりも強い。まあそれだけ相手のことを思ってるっ
ってことなんだろうけど。やっぱり彼の描く男ってのはちょっと頼りなくて、すごく親近感あるな(笑)。
4758 「DADDY'S TOWN」 浜田省吾 14/12/29
A「メインストリート」(84/10/21)
 アーティストにはその年齢や活動歴のさなかにその人のカラーが存在すると思うのです。彼の80年
代後期はまさにこの曲そのもののような気がします。工場、油のにおい、恋とケンカ、底辺労働者
の若者たち(←これはさすがに言い過ぎ?(笑))。自分の生まれ育った街のせいにするのは簡単。
でも他の土地へ行ったとしても彼はきっと壁にぶつかるだろう。人生とはそうできているものだからね。
3601 「建具屋カトーの決心 儂がジジイになった頃」 さだまさし 11/10/29
S(89/6/1)
 人が利便性を追求してゆけば、その分人の心の温かさが薄れてゆくという矛盾。歌われてる男
は若者たちからすれば厄介でおせっかいな出しゃばりオヤジに映るかもしれない。だけどそんな「頑
固オヤジ」や「ごうつくババア」が減った頃からこの国は傾いてしまったようにも思える。ただの愚痴に
も聞こえるが(笑)確実にこれは言える。僕らは自分たちの手でこの美しい国を滅ぼそうとしている。
367 「堕天使」 藤井フミヤ 01/06/18
A「ANGEL」(90/11/23)
 「二人は恋に落ちた 傷つき終わることを最初から知りながら〜」せ、切ない!この歌には彼女と
別れた描写ははっきりとはなされていないけど、別れた後の男の無力さがまさにダウンしてゆく曲調
とともに描かれている。彼の歌声はバラードになると特に威力を発揮するなと感じてしまう一曲であ
ります。「もう一度君に会いたい」この男の心の底からの切なさ、悲しみが響いてくるボーカルです。
1330 「たとえば明日」 陣内大蔵 04/02/26
A「RISING」(93/9/1)
 今日自分にとって何かとてつもなく落ち込んでしまうことがあったとしても、明日になったら状況が
変わるかもしれない。つらいことがあったとしても、一晩明ければうれしいことがあるかもしれない。「
明日」というまだ見ぬ日に向かって静かに語りかけるように歌われたバラード曲。たとえ落ちこもうと
も、どう転んでも「明日」という日は自分次第でどうにでもできるものだと思うことが大切なのかも。
3179 「例えば友よ」 森山直太朗 09/09/02
A「新たなる香辛料を求めて」(04/5/26)
 「自由気まま」って一見すれば気楽に誰にでもできそうな気がするんだけど、そんな状態になるの
が難しいという輩もいるのです。何を隠そうボクもその一人ですが(笑)。「あんまり考えすぎんなよ」
ってその一言にますます考えさせられる。気楽に何でも簡単に決めてしまうと後々後悔が待ってる
んじゃないかと。だから逆にこちらから聞きたいのです。「なんでそんなに気楽でいられるの?」って。
3493 「他人の涙」 奥華子 11/07/13
A「BIRTHDAY」(09/7/15)
 人はどこまで他人の気持ちになれるのだろう?それはその当人の想像でしかなく、本人の痛みを
100%共有するというのは無理な話だ。他人のミスを顔で泣いては心のどこかで笑ってるところがな
いとは言えない。「自分じゃなくてよかった」そう安堵してる自分がどこかにいる。ただ誰かが嘘でも
いいから自分のために泣いてくれたら、たとえそれが嘘でも立ち直るきっかけになるんじゃないかな。
355 「種」 徳永英明 01/06/06
S(00/11/22)
 ふたりは決して始めから憎しみあうために出会ったのではなく、ふたりはふたりでいることにお互い
が幸せを感じていたはずだった。でもある時期をきっかけにふたりの心はすれ違ってゆく。都会の恋
人たちの心のすれ違いと「それでも離れたくない」と想う心を描いた徳永英明の傑作。悲しい旋律
を奏でるキーボードからスタートする切ない恋物語に、ボクの心はがっちりつかまれたのです!(笑)
4317 「種」 ほたる日和 13/10/14
A「センチメンタル マインド」(11/11/2)
 何の見返りも求めず種をまき続ける。これは誰にでもできることではない。種をまいたからには自
分に返ってくる何かを期待してしまうのが普通だ。でもそんな態度では相手に見透かされてしまう。
たとえば昔先生が自分に「がんばれ」と言って励ましてくれたことを思い出す。何の見返りもないの
にそう言ってくれたひと言が今の自分の背中を押してくれることがある。そんな種を僕もまきたいな。
2255 「種を蒔く人」 スキマスイッチ 06/11/08
A「夏雲ノイズ」(04/6/23)
 偶然に出会った人が必然な存在に変わる。そしてその偶然から必然な存在になった人が自分
をも変えてゆく。世の中は常にこれの繰り返しなのかもしれないですね(笑)。偶然って些細なこと
でとるに足らないことのように思えるけど、でもその偶然が絡み合わなければ今の自分はいないわ
けで。”何でもない日々が最高の幸せ”苦しいときにしかそれに気づけないのが悲しいことだけど。

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