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796 「すき」 渡辺美里 02/08/30
A「Flower Bed」(89/7/1)
 街の描写がすごくみずみずしいんですよね、この曲。大江千里さんによるメロディーに乗って彼
女の詞が展開されていきますが、彼女の作品は女の子側から歌うよりも、男の子側から歌った
曲になぜかボクはグっと来てしまいます。都会から故郷の街へ帰ってくる彼女と、駅のプラットホー
ムでその帰りを待つ少年。ふたりの恋の行方はいかに?(←いやにこの表現多いな(笑))。
753 「好きで生きていたい」 SION 02/07/18
A「Strange But True」(89/3/15)
 この曲を聴くたびに、学生時代の友人を思い出します。この友人、SIONさんが大好きで、「この
人いいから聴いてごらん」と貸してくれたアルバムの中にこの曲がありました。生きてて「ツライな」っ
てことを感じるたびにこの曲を聴いたりします。確かに自分が今の状況を選んで生まれてきたわけ
ではないけど、できれば好きで生きていたいですよね。その友人・・・今どこで何してるんだろうな?
122 「・・・好きです」 芳賀ゆい 00/10/02
S「星空のパスポート」カップリング曲(90/7/1)
 前に書いた架空アイドル「芳賀ゆい」のシングル「星空のパスポート」のB面がこの曲。この曲の
詞は伊集院光さんが担当してるのですが、好きな気持ちを声に出して言えない女の子の切ない
気持ちがとてもよく出ていて、かなりの名曲だと思います。う〜む、できることなら一度偶然を装う
女の子に自転車置き場で待たれてみたかったなあ(笑)。聴けたらぜひ聴いていただきたい曲。
1594 「SUGINAMI MEMORIES」 スピッツ 04/11/16
S「ハネモノ」カップリング曲(02/8/7)
 つぶやくように歌われたスピッツの一曲。「SUGINAMI」ってのはおそらく東京都の杉並区のことだ
とは思うのですが、彼らにはいったいそこにどんな想い出があるんでしょうね。歌からそれが全然読
めてこないところがこのスピッツというバンドの不思議さでもあり魅力でもあるんですが(笑)。「泣い
た次の日 生まれる笑顔 飽きることなく回る風車よ」ってフレーズが妙に印象に残るんだよな・・・。
747 「好きになって、よかった」 加藤いづみ 02/07/12
A「Sweet Love Songs」(93/8/4)
 人は終わってしまった恋に対して、「恋してよかった」と思うか、「恋しなきゃよかった」と後悔するか
の二通りに別れると思います。この曲は前者の方だと思うんですけどね。雨の中、ショーウインドウの
前でずぶ濡れになりながら、髪を直すふりをして涙をぬぐう女の子・・・やっぱり女の子だから絵にな
るんですよね!男がやったら気味悪い(笑)。別れの悲しみを歌った珠玉のバラード曲だと思うな。
2817 SCANDALOUS BLUE」 access 08/07/04
S(94/10/19)
 そのきらびやかな曲の明るさに反比例して、作品のところどころに切なさを感じる楽曲。禁断の愛
をテーマにした曲なだけに何とかその想いを抑えようとする心が、逆に強くなってゆく想いに拍車をか
けてゆく。クセのありすぎるボーカルの歌声には賛否両論別れるところでしょうけど、どちらかと言えば
詞の内容より、その明るいんだけど不思議と切なさを感じさせる展開に魅了された曲なのです。
3543 「過ぎゆく夏」 中島みゆき 11/09/01
A「短篇集」(00/11/15)
 夏は不思議な季節です。だって暑くて何も考えられずアッケラカンとしてたかと思うと、逆に突然も
のすごい寂しさを感じてしまう瞬間があるから。もちろんこれは寒暖の差が一年中で最も激しいこと
も作用してるからだろうけど。誰かを愛したり、別れたり、惜しんだり・・・すべてがまるで幻であったか
のように「夏だったでいいじゃないか」でケリをつけてしまうみゆきさん。はっきり言って潔すぎます(笑)。
2838 「SKIN」 B'z 08/07/25
A「Brotherhood」(99/7/14)
 ダイナミックでサスペンスなアレンジで描かれた壮大な大人のラブソング。歓びで哀しみを包み込む
覚悟をしよう・・・ってくだりが、男のもどかしい今の状況を表してる気がします。二人の境界線を取
っ払ってひとつになってしまおうという願いは、ささいなことで離ればなれにはなりたくないこの男の弱さ
を示しているのかも。傷だらけで転がりながらも前に進んでいこうとする男の生き様が悲しい曲です。

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