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〜そ

835 「ソネット」 村下孝蔵 02/10/08
A「野菊よ 僕は・・・」(89/11/1)
 ”一番好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら 何もいらない”この歌はこのフレーズに尽
きます。イントロから楽曲の最後までこの主人公の想いが染み入ってきます。ますます相手に対
しての愛情が芽生えてゆく。もしかしたら実はこの主人公はまだ自分が愛すべき人に会えてい
ないのかもしれない。「もし会えたとしたら」っていう幻想がこういうフレーズを生んでいるのかもね。
4457 「そのドレスちょっと待った」 back number 14/03/03
A「あとのまつり」(10/6/2)
 君が結婚するって聞いた。別れ話を切り出したのは僕だし今じゃ違う幸せを手に入れてるは
ずなのにこの喪失感は何なのだろう?もしあの時我慢していたらドレス姿の君の隣で鼻の下を
伸ばしてたのは僕だったのだろうか?な、はずはないよね。おそらく僕が切り出さなきゃ切り出し
ていたのは君だったはずだから。「負けてないはず」なそんな男の負け惜しみ歌なのであります。
3786 「そのまま」 荒井由実 12/05/01
A「ひこうき雲」(73/11/20)
 なんかつかみどころのないメロディーが印象的な曲。なんだけどみずみずしさというか彼女らしい
メロディー運びというか、不思議と心に残る作品なんですよね。これといって取り上げる箇所がな
いのにもかかわらずここに載っけてしまうというのは言葉にはし難い、心の奥底に何かひっかかるも
ものがあるからなんだろうな。それにしてもこの開けっぴろげなボーカル、唯一無二だよねえ(笑)。
2181 「そのままの君が好き」 小田和正 06/08/26
S(92/7/25)/A「MY HOME TOWN」(93/10/27)
 人は年を重ねてゆくごとに変わってゆく。それは生きてゆく中で仕方のないことだし、ある意味
必要なことなのかもしれない。でも変わってほしくないなって思える人がいる。もちろん自分も誰
かにそう思われているのかもしれないけど。そんな変わらずにいてほしい愛しい人に捧げた壮大
なラブソング。サビ部分のコーラスワークの盛り上がりが彼らしく、思わずため息が出ちゃう(笑)。
4879 「そのままの殿でいて」 森山直太朗 15/04/29
A「自由の限界」(13/12/11)
 いつまでも変わらぬ君がそこにいる。世間じゃ人は変わっていかなきゃならないなんて不文律
のようにまかり通っているけど、変わっていくことだけがいいことだとは限らない。自然はいつまで
も残したがるくせになぜ人間性は常に変わっていかなくちゃならないんだろうね。そんなこと考え
ちゃう曲。ところでなぜ「そのままの君」ではなく「そのままの殿」なんだろうね。いまだ不明(笑)。
2240 「そばにいたい」 辛島美登里 06/10/24
S(05/10/26)
 今まで悲しいことも苦しいことも、すべて自分の胸の中だけにしまって生きてきた。でも今その
すべてをさらけだせる彼に出逢った。もし二人の前に壁が立ちはだかったとしても、それを乗り越
ようとするより一緒に泣けるような関係でいたい。でも彼女は彼との関係がずっと続くとは信じて
いないのです。弱い心だからこそ人の心の傷みがわかる。だからより強く愛せるのかもしれない。
1688 「蕎麦屋」 中島みゆき 05/04/19
A「生きていてもいいですか」(80/4/5)
 失意の底にいる時、そこから自分ひとりで這い出ることは難しい。そういう時に気がねなく話せ
たりする友人の存在って大きい。この歌は失意のどん底にいる時に「なんだお前か」ってぐらいの
友人が電話してきて、そば屋でたぬきうどんを食べるというただそれだけの光景を歌にしているの
ですが、友人がポツリとつぶやいた一言によって救われた気持ちになる女性が描かれています。
1269 「ソフィアの鐘」 さだまさし 03/12/26
A「おもひで泥棒」(94/10/25)
 恋の終焉を東京の冬の乾いた情景を織り交ぜながら描いた一編。東京の地名が綴られてい
ることと、このもの悲しさから彼の名曲『檸檬』を思い出しますが、こちらの楽曲の方がより悲しみ
の深さを感じます。今まで見なれたはずの風景も心情の変化でとてつもなく悲しい情景になった
りする。よくわかります。そういえば思えばボクも(←ここからかなり長くなりそうなのでカット(笑))。
2163 「ソフィー」 森山直太朗 06/08/08
A「直太朗」(01/3/7)
 わからない言葉を小さな声で歌う女性、そしてそのそばで穴を掘る青年。誰しも生きてれば
罪のひとつやふたつを背負っていくことがあるだろう。でもその罪に気づき、報いようとした時点で
その罪はそこからゆっくりと許されてゆくのかもしれない。そりゃあ中には決して許されない罪もあ
るのだけど。彼女の小さな歌声は罪に気づいたこの青年にとっての福音だったのかもしれない。
4060 「ソプラノ」 いきものがかり 13/01/30
A「ライフアルバム」(08/2/13)
 あの時あなたの心に私の魔法がかかった。そして今その魔法は消えかけている。ふたりで歩い
た日々は今までなかった力を私に与えてくれた。今までの自分が嘘のように毎日を力強く歩ける
ようになった。答えを掛け違えたあの日が来るまでは。もしあの時「そばにいたい」と打ち明けてい
たら今でもあなたは隣にいてくれたのかな?そんな想いをそっと胸にしまい彼女はまた歩き出す。
2839 「祖母と二人で」 熊木杏里 08/07/26
A「無から出た錆」(05/2/23)
 この曲を聴くと不思議とこみあげてくる何かがあるのです。感動的な詞が大々的に描かれてい
るわけでもなく、どちらかといえば祖母と孫の夕暮れ時のやりとりが淡々と描かれている作品なの
ですが、なぜかホロッと来てしまうのです。もちろん彼女のボーカルやメロディ、そして歌詞の素朴
さもその理由を形どっているのだろうけど。癒されるようでいて悲しさが伝わってくる不思議な歌。
3674 「染まるよ」 チャットモンチー 12/01/10
S(08/11/5)/A「告白」(09/3/4)
 あなたはいつもタバコを吸っていた。私といる時も私といない時もプカプカと吸っていた。あなたと
離れてしまった今、ただタバコをふかしていた姿が目に浮かぶ。いつだってあなただけを見てた私。
いつだってあなたのそばにいたかった私。でもそんな私とももうお別れ。浮遊感ある雰囲気から一
転、たたみかけるように鳴る激しい情感が、この女の子のどうしようもない悲しみを表しています。
4354 「そよ風が草原をなでるように」 KOKIA 13/11/20
A「songbird」(99/7/16)
 できればゆったりした気持ちで人生を歩いてみたい。たった一度っきりの人生だもの。でも「がん
ばる」と「がんばり過ぎない」の境界がよくわからない。だから必要以上にがんばってしまうんだろう
ね。文字通り、そよ風が草原をなでるような優しさに包まれてる作品。自分がどんな風になろう
と見守ってくれてる人がいる。だからその人に心配をかけまいと、またがんばり過ぎちゃうんだよね。
3877 「そら」 KOKIA 12/07/31
A「Remember me」(03/11/12)
 頭の上に広がる同じ空を世界中の人が見ている。この地球上に住んでいるほとんどの人と知
り合えぬまま人はその一生を終えてゆく。そう考えると自分が思い描いている世界なんて狭いも
のだよね。そしてその人なりの境遇の中でひとりひとりが一生懸命に生きようとしていることを考え
ると、胸打たれるのはなぜだろう。世界中のいろんな人生を空は語りかけてくれている気がする。
1134 「空/SORA」 長渕剛 03/08/11
A「空/SORA」(01/6/27)
 もしかしたら人は自然に触れることによって、本当の心を取り戻せるのかもしれません。優しさと
か恥じらいっていうのは本来人間が生まれ持ってくる本能だと思うんですけど、社会にもまれて生
きていくうちにそれを忘れていってしまうのかも。そんな時、自分も空や風や火や水と同じように地
球を構成してる存在のひとつなんだと思えれば・・・なんだか前へ進んでいけるような気がします。
4397 「空」 ファンキーモンキーベイビーズ 14/01/02
A「ファンキーモンキーベイビーズ4」(11/12/21)
 どんなに手を伸ばしてもあの空に届かない。今の暮らしを続けていくうちにいろんな糸が増えて
いってざまざまな糸が絡まっていって、僕の身体はこの草木一本生えないアスファルトに縛りつけ
られているかのようだ。空から僕はいったいどんな風に見えてるのだろう?裏切りや悲しみに足を
とられて立ち尽くしている僕は、それでもいつかあの広がる空に飛んでいきたいと願っているんだ。
1664 「ソラアイ」 Every Little Thing 05/01/25
S(04/2/25)
 大切な人を失って虚ろに空を見上げる少年の心のうちを描いた曲。僕の心の中は晴れても
いないし、かといって雨が降っているわけでもない。晴れでも雨でもどちらでもない曇り空だけど、
ただ言えることは君と出会って本当によかった・・・と静かな雰囲気の中綴られた曲。そして少
年は彼女が欠落した自分に対してくれた愛を今度は誰かに与えてあげたいと空に誓うのです。
1460 「空が高すぎる」 小田和正 04/07/05
A「K.ODA」(86/12/3)
 空が高すぎる。若い頃そんな単純なことに僕らは心を奪われた。でも年齢を重ねるうちにいつ
のまにか「空が高いのは当たり前」と妙に納得して、その空さえも注意して見ることはなくなった。
同じ空の下、疑問を抱えた若者はやがて疑問を感じなくなり消えてゆく。小田さんの歌声とメロ
ディに限りない優しさを感じる反面、時は過ぎ去るものだということに無情を感じてしまう曲です。
791 「空と君のあいだに」 中島みゆき 02/08/25
S(94/5/14)/A「LOVE OR NOTHING」(94/10/21)
 少年は彼女に手を差しのべることが出来ない。少女がどんな男に騙されようとどんなつらい目
に遭おうと、ただ見つめているだけ。それは勇気がないのではなく、彼女が泣いてる時に手を差し
のべれば自分も騙した男と同じになってしまうのでは?という心の葛藤の現れだと思います。だか
ら彼女が男を憎むことに縛られているのを見るのがつらいのです。「少年」とは犬なのですが(笑)。
2490 「空に月」 ぶんやともあき 07/07/01
A「笑っていこう」(03/10/16)
 この曲に出てくる”君”はかぎりなく優しい。君に会えるのは決まって月の出ている夜だけだ。そし
て月が沈んでいくのと同時に僕の目の前から君はいなくなる。実はこの”君”とは夢の中にしか出て
こないのです。現実の君はそんなに優しくはないというか、僕にはいつもそっけないそぶりしか見せて
くれないのです。もしかしたらこの歌は、かぎりなく一途な片想いな男の歌なのかもしれませんね。
2128 「空に星が綺麗 〜悲しい吉祥寺〜」 斉藤和義 06/07/04
A「FIRE DOG」(96/2/28)
 若い時は守るものなどなくて怖いもの知らずだった。思い返せば若気の至りなんて言われるよ
うなこともたくさんあった。今は世間の波を無難に越えてゆく方法を持ってるは持ってるけど、顔で
笑って心で泣いて、なんて時ばっかりだ(笑)。そんな時は口笛でも吹きながら夜空を眺めてみた
ら、ひょっとしたらあの頃持っていた大事なものを思い出すかもしれないよ。ってホントにそうかも。
2861 「空の青 海の青 風の青」 辛島美登里 08/10/19
A「ブーケガルニ」(07/11/21)
 自分の想いを素直に告げることが出来たら、どちらに転ぶにせよ事がトントン拍子に運んでいく
くことはわかってる。でもそれができないのが恋の不思議なところなんですよね。もちろんそこには「
告白してもしダメだったらそこで彼とは終わってしまう」という不安がはらんでるからなんだろうけど。
あなたを想うだけで私は悩んだり泣いたり笑ったりする。この奥ゆかしさこそが「恋」なんですよね。
450 「空の青と本当の気持ち」 the yellow monkey 01/09/09
A「FOUR SEASONS」(95/11/1)
 彼らの5枚目のアルバムの最後を飾る壮大なバラード曲。タイトルだけを聞くと、あまりイエローモ
ンキーらしからぬものですが、その内容はまさに彼ららしいのです(笑)。「いやな奴の顔にめがけて
ツバをかけてみたいな」うんうん、あるある(笑)。この曲聴いていて気づいたんですけど、抜けるよう
な青空にも海に似たような、どんなものでも包み込んでくれる包容力を感じるのはボクだけかな?
3170 「空の華」 レインブック 09/08/24
S(08/7/23)/A「花水木」(09/3/25)
 花火にはたくさんの人の夏の日の想い出が込められているような気がします。見ている時は楽し
しいけど、すべての花火が打ち上げられたあとにどうしようもない淋しさが襲ってくるのはそのせいか
もしれません。今打ち上げられたのはあの夏に横にいたあの人の面影かもしれない。そんな多くの
人の想いを乗せて一瞬の輝きを見せる花火。この感情はいつになっても消えることはないのです。
4872 「空は教えてくれるだろう」 竹原ピストル 15/04/22
A「復興の花」(11/3/13)
 自分のやることなすことが、はたして望む方向へ行くための役に立っているのだろうか?もしかした
らまるで無駄になるようなことを日々行っているだけではなかろうか?一日はあっという間に終わって
しまう。一日の間にできることなんてたかが知れている。されどその一日分の何かが今後を左右する
ようにも思えてくる。ならばそんな迷いを感じる時は空を見よう。空はきっと何かを教えてくれるから。
2415 「そら 花」 徳永英明 07/04/17
A「愛をください」(03/2/27)
 「そら」「花」このふたつのキーワードを通して静かにつぶやくように歌われた楽曲。このふたつのキ
ーワードは、2000年頃からの彼の作風にかなりの影響を与えているものだと感じました。あまり目
立つ曲ではないのですが彼自身の主題曲のようにも感じます。できることなら瀬尾一三氏編曲
でもう一度聴いてみたいですね。夜明け前、そしてつぼみを連想させるこの曲にジーンときます。
3673 「宙船(そらふね)」 中島みゆき 12/01/09
A「ララバイSINGER」(06/11/22)
 TOKIOへの提供曲をアッパーなみゆき節炸裂で突き進んでゆくダイナミックな作品。テーマは『
無関心』。人まかせにしても最終的にその船を漕いでゆくのは自分自身でしかない。ボロボロに
なろうと目指す地点が見当たらなくてもやるしかない。誰も助けてはくれない。協力者がいようと
最終的には全部自分で決めるしかない。こういう曲を聴くとなんだかうれしくなる自分がいます。
4524 「空への手紙」 GReeeeN 14/05/09
A「塩、コショウ」(09/6/10)
 もうどのくらい涙を流したのかわからない。心を失うとはこういうことなのだろうな。二度と会えな
い場所へひとり旅立っていった君。君と交わした最後の言葉を思い出すたび、心が折られて歩
けなくなりそうになる。でもそろそろここから立ち上がり歩いていかなくちゃいけないよね。君が歩い
ていたかった道を僕はまだ歩けるのだから。だからもう君に心配かけないようにがんばらなきゃね。
3474 「空も忙しい」 スネオヘアー 11/06/24
A「カナシミ」(05/12/7)
 空を浮遊してるかのような不思議なアレンジが印象的な楽曲。世の中はなんだか忙しすぎる。
そんなにあたふたしても今すぐ何がどうにかなるわけでもないのに。それとも自分がおっとりしすぎな
かか?そう思いながら空を見上げると空も何だか忙しそうだ。そんなYESでもNOでもない意味
がなさそうで重要な意味を持っていそうな重厚な曲だ(さっき「浮遊」って書いたじゃない(笑))。
686 「空も飛べるはず」 スピッツ 02/05/11
A「空の飛び方」(94/9/21)
 ドラマ『白線流し』の主題歌に抜擢されたことにより、再びシングル化され注目を浴びた彼らの
シングル曲。「出逢い」ってホントに数億、いや数兆分の一の確率で毎日どこかで起こっている奇
跡。それを考えたら、ホントに空だって飛べるかもしれないよな。たとえどんなに世界が変わっても
その人が自分の横で笑っていてくれたら何でもできそうな気がする。そんな想いを感じる曲です。

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