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〜そ

2667 「早春物語」 原田知世 08/02/05
S(85/7/17)
 このメランコリックなメロディーに当時心を奪われたものです。この曲が主題歌となった彼女主演
の映画『早春物語』は当然観てはいませんが(←なんでだよ(笑))確か父親ぐらいの年齢の男性
に恋をする女の子の物語だったような、そうじゃなかったような。どんな時も彼だけを見つめていた
い少女の気持ちとこの曲が持つはかなさを、彼女のボーカルがさらに引き出してる気がしますね。
3733 「相談天国」 ザ・ハイロウズ 12/03/09
S(96/6/24)/A「Tigermobile」(96/12/6)
 とにかく勢いまかせというか、この曲がシングルになってしまうんだからスゴいな(笑)。この曲が何を
言いたいのかまったく伝わってこないのですが、それがまたこのバンドの凄味であり、なんか納得させ
られてしまう不思議なところなのです。「相談しよう そうしよう」って子供の遊び「はないちもんめ」に
あったけど、まさかこんなハイスピードハードロックの曲の詞になるとは誰もが思わなかっただろうな。
2234 「Soul Station」 稲葉浩志 06/10/18
A「マグマ」(97/1/29)
 僕は彼女に甘えて生きている。彼女が部屋から駅まで歩いて仕事に出かける姿を見ながら今
日は何をしようかと考えている。この男”ヒモ”なんでしょうね。やりたいことが見つからず彼女に食わ
せてもらってる。やがて彼女も仕事で魅力ある別の男性に惹かれてゆく。だらしない男に思えます
が実は人間って紙一重じゃないかと思います。魂の帰る場所を失った男はこの先どこへ行くのか。
1647 「So Blue」 森高千里 05/01/08
S(96/2/19)
 フラれた彼のことを忘れられないどころか、逆にどんどん好きになっていってしまう女性の心情を
綴った一曲。しかも今誰と一緒にいるのかがわかっているからなおさらつらい。「私強い女になる
から」と誓いながらも、彼を返してほしいと願う彼女の心のうちが痛いほどこちらにまで響いてきま
す。バラードではないんだけど、静かに響いてくる何かをこの曲からは感じます。う〜む、悲しい。
990 「SO YOUNG」 the yellow monkey 03/03/20
S(99/3/3)
 「春はなんか優しくて残酷」おそらく”旅立ち”が「優しさ」で”別れ”が「残酷」というものをさして
いるのでしょうね。「青春」って言葉を照れくさく感じてしまうかもしれませんが、実はだから大切
なものなんじゃないのかな。だから僕はドラマも新旧問わず”青春もの”が好きなんです、きっと
(笑)。「今を生きるのは 過去があったから」当たり前だけど、それは実にその通りなんですよね。
4547 「SO LIFE」 フラワーカンパニーズ 14/06/01
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 「あの人は立派で頼れる人だ」誰だってそう思われたい。だから本当はどうしようもない自分を
隠しながら体裁を整えて生きようとしているんだよね。自分に嘘をついて生きる。だからといって
悪いことなのかと問われれば決してそうじゃない。思い通りに生きていければこの上ないことだけ
ど誰かのため我慢しながら生きることをどこか美しく思えてしまうのは、日本人だからなのかな?
3492 「so long my love」 小田和正 11/07/12
S(95/1/25)
 愛しい人との思い出と、愛しい人といた時間はまったくの別物だと言えるのかもしれない。たとえ
どんなに美しい思い出を持っていたとしてもそれはただの思い出でしかなく、彼女の笑顔に手が
届くわけじゃない。二人が離れてゆくなんて想像もできなかったこの主人公はこの別れを悔やみ
ながらもでもまた前を向く。「また会えるその時まで」会えないとわかっていてもそれを心の頼りに。
3817 「そこから始まる愛がある」 馬場俊英 12/06/03
A「HEARTBEAT RUSH」(11/4/13)
 言葉にできない想い。本当の想いって実はその中にこそあるんじゃないかな。口下手ってことじ
ゃなくて、はっきり感覚としてわかってるのにどんなに言葉を尽くそうとも伝えられない。他の人には
それは綺麗事で夢見がちだ、子供だ、と済まされてしまうけど理想なんだから当然なことだよな。
サビ部分でうんざりするほど「夢を」って繰り返されるんだけど、そこがクセになってくるから不思議。
2700 「そして今も」 小田和正 08/03/09
A「そうかな 〜相対性の彼方〜」(05/6/15)
 今までどれほど多くの人と出会ってきたのだろう。もちろん出会った人たちの中で僕の存在など
消えてしまってるかも知れない。僕の中でも誰かの存在が忘れさられているかもしれない。もう一
度人生を歩めるとしても同じ人生を歩くだろうって感じるのは、それが充実してるにしろしてない
にしろ「今」があるからですよね。その「今」は「ラスト」ってだけではなく「スタート」でもあるんです。
3275 「そして、これからも」 GLAY 09/12/07
S「時の雫」カップリング曲(04/1/28)
 今まで実に様々な人たちとの出会いを繰り返してきた。その中には去っていった人も今も留まっ
ている人もいるけど、確実に言えることはみんな一緒にその時代の同じ空気を吸って生きていたっ
てことなんだよな。できればそのすべてを永久保存したいけどそれは無理な話。なぜなら未知なる
出会いを抱えてまた明日がやって来るから。でも生きてる限り今までの軌跡は消えないんだよね。
2928 「そして、またイヴがきて・・・」 南野陽子 08/12/25
A「Dear Christmas」(89/12/1)
 彼が私とは別の彼女を選んだあのクリスマス・イヴから3年。まさかこんな形で、しかも彼から誘わ
れるような形で再会が訪れるなんて。でも実は彼が誘ってくれるのを私はずっと待ってた。だって今
度は私が彼を振りたかったんだから。別れに悲しみを感じながらも、どこかクールなんですよね。女
心って男心より深いような気がします。壮大なアレンジが彼女の情感を盛り上げてる曲ですね。
1581 「蘇生」 Mr.Children 04/11/03
A「IT'S A WONDERFUL WORLD」(02/5/10)
 思い描いてた夢を実現できないのなら、今あるさえない現実を夢のように塗り変えていけばい
いだけさ、というメッセージがこめられたポップチューン。考えてみりゃ、その人の考え方次第で何度
でも生まれ変わることはできるんだ。壁にぶち当たったって、その壁自体を溶かして思い描いてい
たものに近づけていければいいんだ。そんな単純じゃないけどその考え方でいけば壁だってきっと。
101 「卒業」 尾崎豊 00/09/10
S(85/1/21)
 尾崎豊を知る人のみならず、かなり広範囲に知られている絶唱曲。中盤から後半部分にかけ
ての怒涛の盛りあがりは日本音楽史上他に類を見ない楽曲。「夜の校舎 窓ガラス 壊して回
った」という一節が彼のパブリック・イメージを創ってしまった感がありますが本当に歌いたかったのは
「あと何度自分自身卒業すれば本当の自分にたどりつけるだろう」なのだと、僕は強く思います。
4483 「卒業」 高橋優 14/03/29
S(12/1/18)/A「この声」(12/3/14)
 これでもかという過酷な日々に襲われ心折られそうになる日々。いったい何のために生きている
のかすらわからなくなりそうになる。でもすべて地獄なわけじゃない。君と出会えた。それはこの世
の奇跡に等しい。だとするならその苦しみもそんな奇跡を生むために必要なピースだったのかもし
ない。そう思えたらまた力がわいてきた。過去からの卒業。それは確実に自分の力になってる。
993 「卒業」 渡辺美里 03/03/23
A「LUCKY」(91/7/6)
 「卒業できない恋」そんなテーマで歌われたバラード曲。自分の胸のうちをなかなかうち明けら
れない少年の気持ちが、彼女の切なくもどこか力強いボーカルによって歌い上げられています。
決してあきらめきれない恋。それはたとえ何年経っても忘れることのできないものですよね。そして
その時の胸の痛みや相手への優しさが、現在の自分を形成してくれてるような感じがしますね。
630 「卒業写真」 荒井由実 02/03/16
A「コバルトアワー」(75/6/20)
 僕の音楽起源にもあたる一曲。高校の修学旅行でバスの中で歌って、聴衆数名を泣かせた
実績を持っている(も、もちろん感動して泣いたんだよ!(笑))。人は生きていくにしたがって変
わらざるを得ない生き物である。でも忘れたくはないこともあります。そんな時青春時代の(好き
だった人との)想い出が、それを忘れないようにしてくれたりする。嗚呼もう戻らぬ若き日よ(笑)。
4109 「卒業の時」 奥華子 13/03/20
S「シンデレラ」カップリング曲(12/1/11)/A「good-bye」(12/2/12)
 いつかこの日が来るのはわかっていた。でもやっぱりみんなと別れたくない気持ちが強かったな。
「卒業」はいずれ誰もが通らなくてはいけない道。この学び舎を巣立てば、もう同じ教科書で勉
強することもお互いの未来を語り合うこともなくなる。ただ、ここですべてが終わってしまうわけじゃ
なくてこの終わりが次への始まりなんだ。悲しみの中に希望を見出そうとするメロディが印象的。
2392 「卒業の日」 サスケ 07/03/25
S(06/1/25)
 卒業式当日の男の子の心の風景を歌った楽曲。できれば今のまま時間が止まってほしいと願
う男の子。言い換えればそれだけ彼は素晴らしい時間を過ごせていたってことなんですよね。何
かがここで終わり、そしてそこからまた何かが始まる。その瞬間にこそ最も純粋な気持ちって抱け
るのかもしれない。時間が経ってからでは取り戻せない純粋な気持ちよ、COME HERE!(笑)
609 「外は白い雪の夜」 吉田拓郎 02/02/23
S(79/10/5)
 おそらく彼の楽曲の中で一番好きであろうこの曲はすごく哀しみに満ちている。恋人たちの別れ
の瞬間の心情を、男の側から、そして女の側からそれぞれ歌った斬新とも思えるその内容は、長
渕剛の名曲「素顔」さえ思い起こさせる。「いつもあなたの影を踏み歩いた癖が直らない」のワン
フレーズがこの彼女の言いきれない悲しみとして、いつまでもボクの心には刻み込まれています。

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