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ような〜しようねん

1947 「情熱」 斉藤由貴 06/01/04
S(85/11/15)
 この曲なんですけどねえ。ノドぼとけのあたりに十何年も突き刺さってる小魚の骨のような存在なん
ですよね(笑)。別れを切り出したのは私。でもいざその別れの瞬間がきた時「やはり私は彼が好きな
んだ」と気づきながらも時すでに遅しという状況。まあ男性側にしたらいい加減にせえよって状況なの
ですが(笑)悲しみをもてあますメロディーと斉藤さんの細く揺らめくボーカルが突き刺さってくるんです。
1492 「情熱」 徳永英明 04/08/06
A「bless」(97/2/26)
 よくよく考えてみれば、ボクらは偶然に偶然が重なって生まれてきたんですよね。だからある意味い
つ何がどうなってもおかしくはないんですよね。なのに人は安定を求めようとする。これってなんだかす
ごく不思議な気がするんです。確かに安定すれば楽は楽なんだけど(笑)。ゼロになることを恐れな
いで何かを成し遂げようとするのはそんな難しいことじゃないのかも、と今自分に言い聞かす(笑)。
1541 「情熱」 長渕剛 04/09/24
A「Keep On Fighting」(03/5/14)
 強い「情熱」っていうのは言わば反骨精神から生まれるものなのかもしれないなって思えてしまえる
曲。「あの時の情熱はどこだ」と歌われていますが、最初にもった「情熱」が厳しい現実に直面して次
第に消え失せてゆく中でもう一度経験をふまえた上で「情熱」を沸かせることができればその「情熱」
はきっと何ものにも負けない強固なものになるはずだよなと、異常にまくし立てるこの曲に感じます。
871 「情熱に届かない」 松任谷由実 02/11/20
A「DAWN PURPLE」(91/11/22)
 この楽曲を聴くと、どうしても「キリン・ラガービール」のCMを思い出してしまうんですが(笑)。しかし
ユーミンっていう人は、「ふたりでいた情景をひとりになった今思い返す」っていうシチューエーションをどう
してこうも巧みに歌にできてしまうんだろうと、この楽曲を聴くたんびに思ってしまいます。あの頃のよう
に情熱を取りもどしたくてももどせない、主人公のやるせなさが歌われている切なげなロックチューン。
942 「情熱の薔薇」 ザ・ブルーハーツ 03/01/31
A「Bust Waste Hip」(90/2/10)
 言葉ではなかなか表現することが難しいことを、あえて言葉で表現しようとするには、結局は自分
の思った通りを素直に表現するのが一番。文章ではなかなか伝わりにくいことでも、それらを曲に乗
せて歌にしてしまうと、何となくわかったような気になってしまうから不思議(笑)。この曲はまさにそん
なような歌です。わずか2分半の曲なのですが彼らの伝えたいことがストレートに歌われていますね。
706 「少年」 黒夢 02/05/31
S(97/11/19)
 イントロを聴くだけで、思わず身体が乗って来てしまうロックチューン。数え切れない見知らぬ人々
がすれ違う大都会。だけど、そこにはいったいどれだけの人が”心”というものを持っているのだろうか
?という少年のもがく心模様が描かれています。「無理をしてでも明日にはこの不自由さを解き放
ちたい」実はボクもそう願っているんだけど、実際にはそう簡単にはいかないんだな、これが(苦笑)。
1520 「少年」 DEEN 04/09/03
A「I wish」(96/9/9)
 まっすぐな瞳を持って生きている大人っているのだろうか?一握りぐらいはいるとしても、大多数の
大人たちはそのまっすぐな瞳を無理矢理閉じて生きているんじゃないかと思います。当然ボクも含
めてね。ありきたりな日常が無表情で通り過ぎてく中で、この青年は昔仲良しだった少年のまっす
ぐな瞳を思い出す。もしかしたらそれは以前は夢を描けていた少年時代の自分の瞳なのかもな。
3384 「少年」 Mr.Children 10/03/26
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/8)
 誰の心の中にも「少年」は隠れている。そして心の底から何かを欲した時にだけひょっこりと顔を出
す。だから人は歳をとればとるほど迷いが生じてくるのかもしれないな。世間体や自分の身のまわり
との均衡、すべてを総合的に判断して行動するからその「少年」はさらに奥の方へと追いやられてし
まう。この作品に出てくる『君』とは、きっともうひとりの「自分」なんじゃないだろうか?そう思います。
2606 「少年」 森山直太朗 07/10/25
A「直太朗」(01/3/7)
 アコースティックギターとハーモニカと彼の歌声だけで綴られた”今どきの少年”の心情が綴られた一
編。どこかの国にミサイルが撃ち込まれたとしても、僕には何の興味もない。そんな僕はまた今日も
もTVゲームの中で人を何人も殺している。毎日を生きる中でだんだん痛みが麻痺してゆく少年の
表情がとてつもなくリアルで痛いです。そんな少年でも求めているものはあります。実はそれは・・・。
3565 「少年時代」 ほたる日和 11/09/23
A「elementary」(10/2/17)
 幼いころは何にだってなれる気がしていた。やって来るその日その日のすべてが新鮮で明日はい
ったい何が起こるのかってワクワクしていた。ところが今じゃ明日も今日と同じよう何事も起こりませ
んようにと祈る日々。少年時代に戻れない。だけどあの頃に感じていた明日へのワクワク感を今少
少しでも感じて何か行動を起こせれば、明日は今日より充実した「何か」があるように思えるかも。
4240 「少年であれ」 高橋優 13/07/29
A「リアルタイム・シンガーソングライター.」(11/4/20)
 昨日より今日、今日より明日の自分は以前より成長していなければならない。なんて思いがい
つの間にか刷り込まれている。成長していかなければ将来どこかで躓いてしまうという不安がそう思
わせるのだろう。でも本当にそうだろうか。「原点回帰」って言葉に最近うなずかされることが多い。
一度でも当たり前と思ったことを当たり前にやり続けることの方が、実は難しいんじゃないかってね。
1856 「少年の詩」 ザ・ブルーハーツ 05/10/05
A「THE BLUE HEARTS」(87/5/21)
 ボクは少年の頃「なんでもかんでも自分の思い通りにいったらいいなあ」って思いと、「ある程度我
慢しなくちゃ強くなんかなれないんだ」っていう思いを、いつも交互に持ちつづけながら生きてました
(笑)。ある意味、ここで歌われる「大人たちにほめられるようなバカ」を目指してたんです。それこそ
が正しいことだと思ってね。だけどもしあの頃気楽に過ごしてたら、今頃どんな風になってたんだろ?
924 「少年の心」 浜田省吾 03/01/13
A「誰がために鐘は鳴る」(90/6/21)
 友達以上恋人未満。この曲に出てくる男女を一言で表せばこんな感じになるのかな?男の子
はこの関係を発展させたいと思ってるんですけど、そうしてしまったら今までの彼女との”いい関係”
が壊れてしまうんじゃないかと足を竦ませています。そしてそんな彼女を見ていると、忘れかけてた
少年の頃を思い出させてくれる。たとえ40になったとしてもこんな感覚持っていたいっすよね(笑)。
3888 「少年花火」 野狐禅 12/08/11
S(03/9/24)/A「鈍色の青春」(03/12/3)
 確かにいつまでも青くさいことを言ってるだけでは世の中は渡れない。でもそれでも青くさいことを言
う大人をしばしば見かける。実は子供がそのまま大人になったような、そんな大人で居続けることの
方が難しいことなんじゃないのだろうか。夏の夜に迷惑も考えず花火を打ちまくる少年たち。夜中に
轟音と共にバイクで走りまくる少年たち。彼らはまだ心を失う前の僕らの分身なのかもしれないな。

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