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ゆえ〜ゆん

151 「JEWELRY ANGEL」 access 00/11/01
S(93/1/25)
 浅倉大介と貴水博之のユニット「アクセス」のセカンドシングルで、かなりダイナミックなアレンジが
施されている曲。歌詞内容的には「世界に終りを告げても君を探し出すよジュエリー・エンジェル」
てなもんなんだけど、とにかくメロディーに惹かれた一曲。ファーストアルバム「FAST ACCESS」にも
別バージョンで収録。この独特の躍動感っていうのはボクの中で特筆に価するものだったのです!
3830 「Sugar !!」 フジファブリック 12/06/14
S(09/4/8)
 頭の中はこんがらがってる。でもこんな僕でも突き抜けたい!そんな気持ちを体現した歌なんだ
と思う。無限に広がる夜空。いったい自分は全力で走りきっただろうか?いいや違う。まだまだ余
力を残した状態だ。「ここが精いっぱいだ」と思えても、さらにその先にまだ道は広がっているんだ。
29歳の若さで逝ってしまった彼の想いが、携わったこのラストシングルに染み渡ってる気がします。
2592 「SUGAR BOY」 ユニコーン 07/10/11
A「PANICK ATTACK」(88/7/21)
 男の子にばかりモテてしまう男の子の悲哀を描いたユニークな楽曲。ただユニークではあるけれど
そのメロディーから、かなりシリアスな雰囲気も伝わってくるから不思議なんですよね。実はね、ボク
も昔はかなりモテたんですよ・・・って、なぜか男の子にですけどね(笑)。なのでこの曲の主人公の
少年の気持ちがちょっとだけわかる気もするんですが、ちょっと禁断な世界かもしれませんね(笑)。
358 「樹海の糸」 Cocco 01/06/09
S(99/4/14)
 何かを成し遂げる夢を持つ時、愛する人というのは妨げになるのだろうか。確かに何かに没頭す
る時、自分には興味があっても相手には興味のないことであり、相手は自分ひとりが取り残された
ような、そんな気持ちになるのかもしれない。「あたしさえいなければ その夢は守れるわ」二兎追う
ものは一兎をも得ず。「樹海」という言葉がなぜか不思議と神聖に思えてくる悲しい歌ですよね。
4636 「主人公」 稲葉浩志 14/08/29
A「Hadou」(10/8/18)
 僕は「僕の人生」という劇場において唯一無二の主人公、のはず。でも君を守る力もないしこれ
といった能力を持ち合わせてるわけでもない。取り柄といってもこれといって思い浮かぶものもない。
でもそれでも主人公なのだ。だって「僕の人生」という人生を演じきれるのは僕しかいないんだから
ね。だから手に入れよう。誰も傷つけることのない、僕にしか使うことのできない強力な武器を、ね。
820 「主人公」 さだまさし 02/09/23
A「私花集」(78/3/25)
 自分の人生を振り返ってみると、「あの場面でこうしていたら、今よりももっといい人生を送れてい
たのかもしれない」っていう思いを抱くことが、誰にでも2つや3つはあるはず。でも今まで生きてきた
この人生をひとつの演劇だと思えば、自分はその劇の「主人公」なんだ。誤ったと自分で思ってい
るその分岐点で、もしその時自分が選んだ選択肢を選んでいなければ、今の自分はいない。そう
思えばあの時にした選択は正しかったのかもしれない・・・とも思える。う〜ん、深い歌ですね!
2990 「主人公」 馬場俊英 09/02/25
A「青春映画が好きだった」(07/9/19)
 ”映画を撮るのなら 僕は照明係になるよ 君が闇に迷う時は そっと明かりを灯したい”・・・ここに
彼の人柄が表れているような気がしますね。もう歩き終えてしまった人生という道を、もう一度歩く
ことはできないけど、あの日々の輝きは自分の財産としていつまでも残ってゆくものなんですよね。
そしてこれから歩いていこうとしてる道も、いつかは自分にとっての財産になるはずなんですよね。
1740 「JUPITER」 BUCK-TICK 05/06/11
S(91/10/30)
 全編に荘厳さが漂っている壮大な一曲。とにかくイントロからその世界にぐいぐい引き込まれ、気
がつけばそこは月以外に空一面に広がる蒼い闇の下。そんな場所に自分がいるような錯覚さえ
感じてしまいます。ベスト盤『殺シノ調べ』ではグレゴリオ聖歌にも似た男唱から始まり、そのアレン
ジに圧倒されます。でもひとつだけわかんないのは、何で「月」なのに「ジュピター」なんだろ?(笑)
2590 「シュビドゥバー」 ゆず 07/10/09
A「ゆずマン」(98/2/21)
 いろんな思いを失いながら、なんとかここまで来た。でも思いを失っても若き日につるんでた仲間
たちと会った時にだけ、なぜかあの当時の自分を取り戻せる気がするのってすごくわかる気がしま
す。損得ばかりを口にするのってあの頃の自分からは考えられなかったけど、言い換えればあの当
時と違って、今の自分には生活してかなきゃいけない責任があるってことなんだよね。胸すく歌だ。
4704 「JUBILEE」 くるり 14/11/05
S(07/5/30)
 日々は気づかないうちに動いている。そしてふとした瞬間にあまりに遠い所へ来てしまったと自覚
する。あの時からずいぶんと変わってしまった周りの環境と自分に、気の遠くなるような錯覚を感じ
る。どんなに納得のいく人生を送ってきた人でもきっとそうなってしまうのだろう。今ある歓びにはいい
ことばかりではなかった軌跡も含まれている。たとえば君と離ればなれになってしまったこととか、ね。
1315 「ジュリアに傷心」 チェッカーズ 04/02/11
S(84/11/21)
 この曲を初めて聴いたのは確か中学1年の時だったなあ。サビの部分の「マイマイマイマイ ジュ
リア〜♪」がすごく斬新に思えて、聴いた次の日ず〜っと口ずさんでたのを今でも覚えてます。教
室の横の廊下を掃除しながら(←曲紹介になってねーぞ(笑))。彼らの初期曲はティーンネイジ
ャーが大人になった時の心の傷みを歌にした曲が多い。この曲は特に切ない傑作だと思います。
2617 「シュレッダー」 吉井和哉 07/11/05
S(07/8/22)/A「Hummingbird in Forest of Space」(07/9/5)
 できれば記憶のいっさいがっさいを背中に背負ったシュレッダーにかけて消してしまいたい。そん
な男の心情を歌にした作品。生きることへ対しての辛さばかりが垣間見えてくる曲ですが、だから
こそ今までの一切合切を消してしまいたいって気持ちが伝わってきます。だけど思い出を消すこと
と、死んでしまうこととは違う。主人公の”どんな目に遭っても生きたい”と願う想いが救いですね。
2371 「春夏秋冬」 泉谷しげる 07/03/04
A「春夏秋冬」(72/4/25)
 「真面目なヤツほどバカを見る」と申しますが、それはこの世に「裏切り」というものがあるからなん
ですよね。生まれた時からズルい人なんかいない。生きていくうえで何かに裏切られるたびに「信じ
すぎることは裏切られることにつながる」と知って、それが積み重なって人はズルくなる。世間を渡る
ってこと。それは「いかに裏切りに遭わないか」に尽きるのかもしれない。悲しいことなんだけどね。
3678 「春夏秋冬」 奥華子 12/01/14
A「うたかた」(10/8/18)
 ランダムにこの時代に生まれ落ちたわけじゃなく、この時代に生まれた意味はきっとある。そう思
って生きていくだけですごく違った意味のある生き方ができるような気がします。世の中にあるすべ
てのものには必ずそこに在る意味がある。何の役にも立っていないように思えるものもどこかで必ず
何かの役に立っているって考え方、すごく大事だと思うな。そうやって世界は構成されているんだ。
4932 「春夏秋冬」 ビリーバンバン 15/06/21
A「春夏秋冬」(06/2/15)
 いつの間にか懐かしいこの町に降り立ち、君を探している自分がいた。時が流れるにつれ、この
町のあの頃の面影が少しずつ姿を消してゆく。もし君が今幸せなら僕はもう思い出しはしない。
でもどうしても君が泣いている姿しか思い浮かんでこない僕はここで君の身を案じてしまう。季節
が過ぎゆく中、君も僕も変わってゆく。でもあの時の君の面影は僕の中でいつまでも変わらない。
4061 「春夏秋冬」 ほたる日和 13/01/31
A「センチメンタル マインド」(11/11/2)
 生きていることが楽しいことなのか苦しいことなのか。答えは両方だと言えるよね。できれば楽しい
記憶だけで埋めつくしたいとは誰もが思うこと。それが叶わないから人は哀しみから目を背けようと
する。でもね、春夏秋冬それぞれに風物詩があるように、誰にも必ず生きてゆける場所がどこかに
存在する。生きてゆけば必ず「そこ」は見つかる。辿り着くまでは我慢の連続かも知れないけどね。
4124 「春夏秋冬」 野狐禅 13/04/04
A「東京23区推奨オモイデ収集袋」(04/11/17)
 今日もまた望みが何も叶わぬまま、いつものように日が暮れてゆく。明日は今日と違う日にできる
のだろうか?それともまた今日と同じように何も進まぬまま終わるのだろうか?望んでいたものをあき
らめるのに、人はそれにいちいち理由をつけて言い訳をつけたがる。しょうがないと大人ぶる。でも本
当は周りがどうだからってことじゃなく、自分があきらめるかあきらめないか、ただそれだけなんだよね。
1861 「春夏秋冬」 レミオロメン 05/10/10
A「ether(エーテル)」(05/3/9)
 人を想う心と四季っていうのは実は密接に関係してるんじゃないかって思うんです。そして恋は
一瞬にして人の世界観をまるごと変えてしまう力を持っている気がする。そんな四季折々の、恋
する男の感情を綴った楽曲。心があったかくなるようなメロディーに加えてちょっとクセのある伸びや
かなボーカルが喜びを素直に表現してる。「僕は君に恋をしてしまった」ってフレーズがいいよね。
2851 「純情ACTION」 B'z 08/10/09
A「ACTION」(07/12/5)
 クールに何事もスルーできてしまえばこれほど楽な人生もないですが、世の中そうは問屋が卸さ
ない。ひとりで生きてくっていうならそれでいいんだろうけど、自分以外の誰かと生きていく以上主観
をかなぐり捨てなきゃいけない時もある。そんな「変わらなきゃいけない」と決意した男の心情を歌っ
たロックチューン。でも我儘と純情って紙一重なんだよね。自分の気持ちに素直、という点ではね。
3015 「純情地獄の青春は」 長渕剛 09/03/22
A「Captain of the Ship」(93/11/1)
 「純情地獄」・・・それはおそらくその真っすぐな思いだけでは通用しない、その思いが現実社会に
打ちのめされてゆくことを言ってるのでしょうね。確かに何かを貫こうとすれば、その反対側で何かを
犠牲にしなきゃならない場面にもぶち当たります。優しい心を持つ人ほど生きていくのが難しい時
代。当たり前のことをしてるだけじゃ置いてけぼりをくってしまう時代。それでも生きていかなくちゃね。
3896 「純心サイクル」 アンダーグラフ 12/08/19
S「ユビサキから世界を」カップリング曲(06/6/21)
 僕たちはいつも自分の心の奥底から出てくる欲求と、誰かに愛されたいという外的な欲求を持
ち合わせている。どちらかの要因が満たされて一時的には満足できても、その満足に満足できず
に別の欲求が生まれてしまうのはどうにもしようがない人間のサガかもしれない。何かを欲し続ける
のが人生で、それを失った時点で生きているようでいて生きていないとも言える・・・のかな?(笑)
3351 「春風満帆」 アンダーグラフ 10/02/21
A「この場所に生まれた僕たちはいつも何が出来るかを考えている」(09/5/27)
 人は100年も生きれない。人生なんてあっという間の出来事だ。だから本来人生を退屈に感じる
ことなんてないはずなんだ。ある意味、生きる目的を見つけられた時点でその人生はきっと実りのあ
るものになるだろう。たとえその目的が成就されなかったとしても、その目的を遂げようと生き抜いた
人生はきっと自分が生まれたその意味を照らし出してくれるような気がする。後悔したくないもんね。
3768 「春雷」 さだまさし 12/04/13
A「Glass Age」(84/12/12)
 嘘をつき続けていけば、それも嘘ではなくなる。他人に対して、もちろん自分の心に対しても。特
に日本人には本心を隠して相手を思いやることに美徳を感じる傾向があるように思える。でもそれ
で本人が満足ならそれでいいのかもしれない。とてつもなく吹き荒れる嵐だって最初は小さな雲だっ
た。嘘も小さな嘘から始まって、それが取り返しのつかない大きなものになる。悲しいことだけどね。
311 「巡恋歌」 長渕剛 01/04/22
A「風は南から」(79/3/5)
 彼のスタンダードというか原点というか、とにかく彼を語る上では絶対に外せない曲。再デビュー曲
でもあり、今なおライブでもハーモニカとギター一本でかきむしるように歌われている。そこには恋人に
裏切られた女の情念というか痛いほどの気持ちがこめられていて、今聴いてもなお心に刻み込まれ
ている名曲。彼がこの楽曲を今もなお歌いつづけているのは「初心」を忘れないためなのかも、ね。

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