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ゆうな〜ゆうん

231 「十七歳の地図」 尾崎豊 01/01/31
A「十七歳の地図」(83/12/1)
 言わずと知れた尾崎豊の代表曲。17年前の曲とは思えないほど現在でも輝き、また現在でも
通用する歌詞。大人でも子供でもない「十七歳」という特殊な存在の中で、彼は疾走している。
しいて挙げるとすれば「親の背中のひたむきさを感じて この頃ふと涙こぼした」ことは僕にもあり、
この曲の一番共感できる部分でもある。10代の躍動感と不安感が交錯したロックチューンです!
2293 「12.」 河口恭吾 06/12/16
A「風と落ち葉の季節に」(05/9/21)
 思い描いた未来。それは誰もが笑顔で暮らせる世界なのかな?でもそんな世界に今この惑星
が近づこうとしてるとは到底思えない。前や後を見ても右や左を向いても、その想いは何かにぶつ
かりはねかえってくるばかり。ならば、無限に広がるこの夜空の向こうにその答えがあるのだろうか?
そもそも誰もが幸せな世界というものじたいが幻想なのだろうか?そんなこと考えてしまう曲です。
537 「12月」 SION 01/12/06
A「春夏秋冬」(87/1/21)
 基本的にガラガラ声のアーティストって聴く側の好みがはっきり分かれますね。でもこのアーティトだ
けは紹介したいって人がいるんです。それがこのSIONさん。彼の書く詞、そしてメロディーはどことな
く切なくボクの心をわしづかみ!(笑)みんなが楽しそうに過ごしてる12月を彼は彼なりの視点で今
まで生きてきた自分の恥ずかしさを悲しく描いてる。まさに冬の真っ只中に聴くとそれを感じます。
547 「十二月」 中島みゆき 01/12/17
A「グッバイガール」(88/11/16)
 「12月には女性の自殺者が増える」という、いきなり物騒な歌詞で始まるこの曲ですが、彼女が
歌うだけでこんなにリアルに伝わってくるんだからオソロシイな(笑)。クリスマス気分で盛り上がってい
歳末の街の裏側で、こんな悲しい想いをしてる人たちがいるって思っただけで心がキューっと締め
つけられそうになりますよね。と思っている自分でさえ、実は知らないうちにこの人たちと同じように。
4750 「十二月の風に吹かれて」 河島英五 14/12/21
S(80/7/25)
 「恥じらい」はこの国を象徴するものだったはず。ところが最近では「おもしろければいい」「結果が
出ればその途中はどうでもいい」みたいな風潮が重用され「恥じらい」という言葉はどこかへ飛んで
行ってしまった。「シルバーシート」ひとつとってみたって、若者にきちんとした分別さえあれば必要の
ないものなんだよね。海外で起こる悲劇は対岸の火事。平和って、時に人を無神経にさせるね。
887 「12号室」 SION 02/12/06
A「夜しか泳げない」(90/2/21)
 彼の悲しい幼少体験を綴った曲。感受性の特に高い子供って大人にとってはとても扱いづらい
ものなのかもしれない。もちろん社会の輪の中に入ってゆく協調性も必要ですが、その裏側には殺
されている個性が幾つもある気がする。悲しげなピアノにのせて歌われた彼の声は自分より悲しい
境遇を持つ人々に触れることによって成長した自分を歌ってる。でもやはり、はてしなく切ない曲。
3264 「12才」 ユニコーン 09/11/26
A「おどる亀ヤプシ」(90/11/1)
 個人的にユニコーンの中で最もまともな・・・あ、いや(笑)シリアスな曲を書くなあと思う手島さん
の作品。ある意味彼の作品は「ユニコーンの理性」を保ってくれてるような存在のように感じます。
おそらくこの曲は母子家庭で暮らす男の子のけなげな思いを綴ったものだと思うんですけど曲調か
ら民生さんの張り裂けそうなボーカルまですべてが切ない。「あいつ」とは、オヤジのことなのかな?
837 「12色のクレパス」 長渕剛 02/10/10
A「Captain of the Ship」(93/11/1)
 長渕剛の中の「優しさ」を最も感じさせてくれる作品のうちのひとつです。懐かしい感じのするメロ
ディーに乗せて、愛する人を想う女性の切ない気持ちを綴っています。「そんなあなたになりたくて
そんなあなたになれなくて」何に対しても真っ直ぐに愛する人を見ていると、自分のずるさや汚れた
部分をイヤというほど思い知らされてしまいます。繊細でこみあげてくる情感がたまらない楽曲だ。
3521 「住人」 SION 11/08/10
A「住人 〜Jyunin〜」(08/6/11)
 この街の住人は空の上に住む者たちと地面を這いながら生きる者たちの2種類にわかれている。
上を見上げてはうらやみ続ける地上人と、下を見ては転落することを恐れている天空人。このふ
たつの種族から成り立っている、まさに今のこの国の縮図だ。だけど両方とも同じ人間。どんなと
ころまで行っても結局は人の欲望なんて尽き果てぬものなんだよね。だから前に進めるんだけど。
4920 「10年」 奥華子 15/06/09
A「君と僕の道」(14/3/19)
 あれから10年経った。長かったようにも思えるし一瞬だった気もする。あの時ああしていれば今と
は違った10年後があったかもしれない、と思うこともあるけど今ここにいてそう思えることが宝物。そ
の途中で何かひとつ狂っただけで今の自分はいないのだから。友達はいろんな場所で、いろんな
立場で日々を悩みながらそれでも幸せになろうと一生懸命生きている。それが私を支えてくれる。
4910 「自由の限界」 森山直太朗 15/05/30
A「自由の限界」(13/12/11)
 自由の中に身を置いていると思っていたのに、その「自由」という鎖にいつのまにかかんじがらめに
縛られている自分がいる。それを認識した瞬間に「自分は不自由だ」なんて言い出すのだから「自
由」の定義のいかにいい加減なことか。だから当然その鎖からだってどうにかすればそこから解き放
たれる方法はあるはず。今目に見えている以外の方法。それを見つけ出すのが人生なのかもね。
2784 「18インチの罠」 長渕剛 08/06/01
A「時代は僕らに雨を降らしてる」(82/9/1)
 ただ「歌」に夢をかけて上京してきた少女の挫折と成長を綴った物語。見るものすべてが新鮮
で輝いていた東京での彼女の暮らしにも徐々に影は訪れ、気づいた時には上京してきた頃の面
影を取り戻すことはできなくなっていた、という悲しいストーリー。人は自分のためにやりくりすること
を覚えると同時に無垢なままではいられなくなる。そうわかっていながら、やはり切なくなる曲です。
4569 「18歳の唄」 阿部真央 14/06/23
A「戦いは終わらない」(12/6/6)
 今あなたに会いたい。でもあなたは目まぐるしく変わる毎日に追われ、きっと私のことなど思い浮
かばないでしょうね。私を強い女だと思ってるだろうけど、あなたが思うほど強くはないの。今の私が
どんな思いで、どんなに寂しくて、どんな涙を流しているかを知ってほしい。そうすれば少しでも私
のことを気にかけてくれるような気がしてるから。アコースティックに彩られた彼女の願いが、悲しい。
3311 「終末のコンフィデンスソング」 Mr.Children 10/01/12
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 自分の許容度を越えるたくさんの情報があふれかえり、知らなくていいことまで知らされてしまう現
代社会。ひとつひとつを鵜呑みにするのではなく、自分がそれを見てどう思うか、その答えを自分の
進む指針にすればいいだけのこと。ある映画を観た評論家がどう批評しようと結局は自分が観てど
うだったか?に尽きますもんね。相変わらずの斜に構えた姿勢にすごく共感してしまう曲なのです。
3798 「十四才」 ザ・ハイロウズ 12/05/13
S(01/8/8)
 疑問を感じても答えを追いかけなくなった。玉虫色の答えでもしょうがない、世の中そんな答えの
方が多いんだからと。学校の試験じゃ「正解」とされたもの以外を書くとバツになる。だけど社会では
「正解」になるはずの答えが間違いになったりする、裏切りにも似た瞬間に数多く遭遇する。時と場
合で答えは変わる。学校の勉強がイヤだったあの頃の自分が、いかにぬるま湯にいたか今わかる。
154 「SURREAL」 浜崎あゆみ 00/11/05
A「Duty」(00/9/27)
 シングルカットもされた彼女のこのアルバムの中核を成す一曲。はじめて聴いたときの衝撃は今も
鮮明に覚えています。サビが曲の最後の方まで出てこないというのも一興で、しかもこの曲での彼女
の歌声はミックスの手法なのか、とてもハスキーに聴こえる。「君は君のままでいてほしい」という歌詞
が、常に動き変わってゆく人の心の悲しさをさしています。小刻みなスピード感がたまらない作品。
26 「sure danse」 米米CLUB 00/05/14
A「KOMEGUNY」(87/10/21)
 高校の時友達がウォークマンでこの曲を聴いていて、その彼に聴かせてもらった時の第一印象は
正直「カッコよくてエッチな歌」(笑)。しかもバンド名がかなりヘンだ(笑)。そしてこのアルバムを借り
て「Only as a Friend」や「浪漫飛行」などを聴いて一気に好きになりました。が次のアルバム「GO
FUNK」を聴きやっと気づいたのです。こっちの方の不まじめさがこのバンドの真の姿なのだと(笑)。
2563 「16号を下って」 小田和正 07/09/12
A「Far East Cafe」(90/5/9)
 かつて誰かを想ったり愛した場所っていうのは心の中にいつも「特別な場所」として存在してる。
誰もが知ってる場所でも、その人にとってそこは誰も知らない特別な存在として心に刻みこまれて
いる気がします。この歌でのその「特別な場所」は海。いつその海へ赴いたとしても、若かりし頃の
甘く切ない思い出が主人公の胸に蘇ってくるんだろうな。静かな歌声がその表情を醸し出す曲。
4423 「16歳」 高橋優 14/01/28
A「僕らの平成ロックンロール」(09/7/8)
 今となっては16歳の目線など思い出せない。とにかく一日も早く自由にふるまえる大人になりた
かったことだけは覚えてる。今になって、あの頃抱いていたものが幻想だったと思い知らされている。
でも心のどこかじゃもっと目を輝かせる大人になれたはずだと思っている自分もいる。死んだ目をし
た大人になんかなりたくない。そう思いながら少しずつ世間に引きずり込まれてゆく、16歳の「唄」。
2157 「十六度目の夏」 平川地一丁目 06/08/02
A「海風は時を越えて」(05/7/27)
 GS風のサウンドで始まるこの曲を聴いて、十代が作った割りにえらいマニアックな曲だなと思った
のがこの歌の第一印象ですが(笑)もう二度とは戻れないんですよね、十六の夏には(←あたりめ
ーだ(笑))。でも当然その当時はそんなこと微塵も感じなかったな。早く大人になりたいって感じ
てた。でも今は・・・あの頃に戻りたい(笑)。十六歳の内気な男の子の恋心が描かれている曲。

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