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やん

3343 「シャングリラ」 チャットモンチー 10/02/13
S(06/11/15)/A「生命力」(07/10/24)
 携帯電話の普及で人と人との繋がりは確かに豊かになった。だけど実際はそれがあるから生ま
れなくてもいい嫌疑や不安が生まれる気もするんですよね。本当に強い繋がりとは「どれだけ心の
底から相手を信じられるか?」にあると思うのです。とは言っても人の心はいつも完璧なわけじゃな
いからそこに不安が生まれる。逆に不安を持ちながら誰かを思い続けることこそ人生なのかもね。
3064 「Shangri-La」 電気GROOVE 09/05/10
A「A(エース)」(97/5/14)
 この最先端を行くようでいてどこかもの悲しい雰囲気を漂わせるメロディーが忘れられない楽曲。
この不思議な世界観を生み出したのが本当にあの人たちなのか?と思わせるような電気グルー
ヴのユーモアな人柄も好きでした(笑)。”理想郷”をテーマに歌ってるはずなのに明るさが見えてこ
ないところに逆に現実逃避感が見えてきて、個人的にそこがすごくリアルに感じられる曲なんです。
3639 ジャングルジム」 ザ・ハイロウズ 11/12/06
A「Relaxin' WITH THE HIGH-LOWS」(00/6/9)
 「ジャングルジムはいつも鉄の味がする」・・・確かにね(笑)。彼らの曲にはいつも少年のような感
性を感じてしまう。普段はどこかに忘れてしまっているような、でも忘れられるはずがない感性をこ
うも自在に発揮されると、彼らよりかなり年下なのに「ああ、オレも年取ったな」と逆に思い知らされ
てしまうのです(笑)。「月より輝け オレの背骨」うん、確かにこんな表現できるの彼らだけだよな。
1462 「上海バンドネオン」 橘いずみ 04/07/07
A「こぼれおちるもの」(94/6/22)
 この人の作る歌っていうのは何かこう、赤裸々というかストレートというか、そんな単語がいっぱい
詰まっていますよね(笑)。そこが彼女の持ち味でもあるんですけど。おそらく上海で触発されたも
のを歌にしたんだと思うんですが、この韻を踏みまくる歌と、夜の帳を引き裂くようなメロディーがい
いですね。さんざん愛を歌っておきながらマイナス思考で終わってるところが、彼女らしいですね。
977 「JUMP」 渡辺美里 03/03/07
A「Lucky」(91/7/6)
 この楽曲を聴くたびに、なぜか空からこの広い世界を見渡しているような、そんな感覚になって
しまう壮大な楽曲。緑が生い茂る森も、冬になると真っ白い雪ですべてが覆い尽くされてしまうよ
うに、人の心だってうれしい時ばかりじゃなくて哀しみに覆い尽くされてしまう時がある。そんな状
況でもがいている少年の心がこの曲からは伝わってきます。メロディーはまさに小室色です!(笑)
1102 「shampoo」 辛島美登里 03/07/10
A「melting」(02/3/6)
 たとえ外で鳴いてるセミが死んだって、彼との別れが来たって、私は髪を洗い続けるだろう・・・そ
んなちょっとクールだけど、そりゃそうだよなあと思うことを綴った一曲。どんなに悲しいことがあった日
もどんなに切ないことがあった日も彼女はシャワーを浴び続ける。そりゃあボクだって風呂に入るし
なあ(笑)。アップテンポなメロディーとは裏腹に、なんか荒涼とした雰囲気を感じてしまう楽曲。

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