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〜さ

442 「サマータイム ブルース」 渡辺美里 01/09/01
A「tokyo」(90/7/7)
 彼女の楽曲は詞は彼女、おもに作曲は大江千里・小室哲哉・岡村靖幸・伊秩弘将ら、一流
どころが手がけているが、この曲は作詞・作曲とも彼女が手がけている。しかしなんのなんの、この
曲はそれらの楽曲にひけをとらないほどすばらしい。夏の恋を思い出す彼女のさびしさ、人恋しさが
全面に出てる、そして前へ進もうとする心情が描かれた、アップテンポなれどホロ苦さを残す名曲。
3145 「summer visit」 華原朋美 09/07/30
A「LOVE BRACE」(96/6/3)
 この曲は小室さんが作詞・作曲してるところから、小室さんと華原さんの単なるイチャイチャ告白ソ
ングに聴こえなくもないですが(笑)重要なのはそこじゃなくて、やっぱり小室哲哉は職人だなと思え
るメロディー運びとアレンジの妙なんですよね。夏が来てすごく爽快さがあるんだけど心の奥底に少し
憂いを感じるようなこの流れがいいんです。もちろん、朋ちゃんの歌唱もいいと付け加えておく(笑)。
794 「サマーヌード」 真心ブラザーズ 02/08/28
S(95/6/21)
 この男はすでに彼女との別れを決意してるような感じさえ受け取れます。自分は目の前にいる彼
女を100%見つめているのに、彼女は自分の中に自分以外の誰かの影を思い出している・・・なん
と切ないシチュエーションでしょう!ポップなサウンドの上、倉持陽一の比較的ブッキラボーな歌声で
歌われているのが、逆に男のもどかしさを聴く者に感じさせ、それがひしひしと伝わってくる一曲だ。
4137 「ザ・マイスター」 B'z 13/04/17
A「C'mon」(11/7/27)
 将来の姿なんて想像つかない。何をやるにも挫折して、そのあげく走るのをやめてしまう。でも今
来た道を引き返すことはできない。ならばその道を究める姿を無理やりにでも信じて走り続けるしか
ないだろう。「がんばる」とか「努力」とかってよく口にするけど、そんなのは当たり前。生きていくってこ
とはいつでも真剣勝負だ。前のめりになって、みっともない姿をさらしてでも前へ出るしかないんだ。
2076 「サマエルの記憶」 山崎まさよし 06/05/13
A「アトリエ」(03/6/25)
 「サマエル」とはイヴをそそのかしたサタンの使いの名前・・・らしい(笑)。とにもかくにも男女の仲って
仲がいいとか悪いとか、そんなに割り切って区別できるほど簡単じゃないんですよね。お互いの愛憎
が混ざり合いながら、もつれ合いながら、当人たちももつれあってゆく。男女の関係って、公式に当
てはめられるほど簡単なものじゃない。特に人が自分以外の誰かに惹かれてゆくってことに関して。
3183 「さみしいきもち」 槇原敬之 09/09/06
A「SELF PORTRAIT」(93/10/31)
 大好きだった君と別れてから、もうどれくらい経つだろう?君の家はすぐ近くにあるんだけど、なんか
とてつもなく遠くにあるような気がする。嘘が嫌いな君だったから、いつも自分自身に嘘をついてた僕
を許せなかった君を責めるつもりはないし、いずれこうやって離れてゆくことは心の中でわかってはいた
んだけど・・・本当に大好きだから、二人あえて別々の道を歩いてゆく。これもひとつの道ですよね。
2469 「さみしさのゆくえ」 荒井由実 07/06/10
A「The 14th Moon」(76/11/20)
 自分の好きなように生きてる友人がうらやましかったり、うらめしかったり(笑)することって多かったり
するんですけど、でもその友人だって自分の知らないところで想像もつかない悲しみを抱えていたりす
るものなんですよね。この曲は遠い国へ行ってしまった彼を想い続けた女性の想いが断ち切られる瞬
間を描いていますが、この女性もハタから見れば好き勝手生きているように見られてる・・・つらいね。
1410 「五月雨」 Every Little Thing 04/05/16
A「common place」(04/3/10)
 いつも愛する人から受け取ることしか知らない私が、今度は愛する人の生きる力を注いであげた
いという願いを込めたバラード曲。自分の存在が、自分が歌い続けてゆくことが、そのままあの人の
生きる力になってほしい・・・そんな想いが響いてきます。う〜む、それにしてもこのユニットの奏でる
バラード曲というのは胸に響いてくるなあ。自分でも不思議な感じがするくらいそう思いますね・・・。
574 「寒い夜だから」 trf 02/01/19
S(93/12/16)
 trf(Tetsuya Komuro Rave Factory)はボクの学生時代に思いっきり流行ったなあ。その中でも
一番好きだったのがこの曲です。もともと小室哲哉はダンスミュージックに走るんだろうなあ、と思って
たらホントに走った(笑)。その中でもこの曲は、とてもメロディアス、かつ切なげで、タイトル通り寒い
夜に聴くと、何か染みてくるものがあります。ダンサブルなメロディーの中に淋しさを併せ持つ名曲!
960 「SOMEDAY」 佐野元春 03/02/18
A「Someday」(82/5/21)
 10代の若者たちの心をうまく表現してるなあって感じてしまう名曲中の名曲ですね。尾崎豊さん
の『十七歳の地図』と言わんとしてることは似てると思うんですけど、尾崎さんが10代真っ只中に
作ったのに比べ、この佐野さんの曲は20代に作られたという点で、やはり落ちついてますね。なりた
いものになれずに夢がひとつ、またひとつと消えてゆく10代後半の少年の気持ちを綴った一曲。
2272 「サムネイル」 GOING UNDER GROUND 06/11/25
S(04/12/8)/A「h.o.p.s.」(05/2/9)
 コンピューター用語で「多数の画像を一覧表示するために縮小された画像」を”サムネイル”と呼
ぶらしいんですけど、この曲の主人公は今まで自分の過ごしてきたシーンをこのサムネイルのように
思い浮かべながら、進むべき未来に向け右往左往してる。楽しいシーンばかりがあったわけじゃな
く、つらく悲しい場面ももちろんあったはず。でもその弱さも自分だと認めることが大切なのかもね。

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